生成AI

最終更新日:2026/07/24
子どもの悩みAI相談 横浜市実証
つながりAIは、横浜市で24時間365日対応のAI相談サービス「友達AI」の実証実験を開始しました。AIがチャットで悩みに寄り添い、リスク検知時には関係機関へ連携するハイブリッド型の支援を提供します。
このニュースのポイント
つながりAI株式会社は、子どもたちが24時間365日悩みを相談できるAI相談サービス「友達AI」の実証実験を横浜市で開始しました。横浜市の公立中学校・高校に通う生徒の一部を対象に、2026年7月17日から2027年1月15日まで実施します。
日本全体の自殺者数は減少しているものの、2025年の小中高生の自殺者数は538人と1980年の統計開始以来で過去最多を記録しました。そのため学校や教育委員会、自治体、関係機関が連携し、子どものSOSを早期に把握して支援へつなげる仕組みが求められています。
しかし子どもが周囲の大人へ直接SOSを出せるとは限らず、夏休み中は教員やスクールカウンセラー、養護教諭、友人といった日常の接点が薄れて孤立しやすくなります。特に夏休み明け前後は自殺のリスクが高まるため、多角的な手段で小さなSOSを受け止める体制の構築が急務となっています。
「友達AI」は、スマートフォンやLINEなどを通じて24時間365日、自身の気持ちや悩みを気軽に話せる相談窓口・AI相談サービスです。子どもを否定したり急かしたりすることなく、気持ちに寄り添いながら、適切な相談先や支援につながる行動を提案します。
なお、深刻なリスクが疑われる相談に関しては、AIによるリスク検知に加えて専門職相談員が内容を確認します。学校、教育委員会、各種関係機関への接続・連携を行うハイブリッド型の支援で、子どもの安全確保と継続的な見守りへとつなげます。
「友達AI」の実証実験は、姫路市の公立中学校や佐賀県立高校、市川学園などの私立学校で実施されています。姫路市の公立中学校では約7か月間で1,535名が登録し、36,654件のメッセージが寄せられました。利用の81%は夜間・休日であり、従来の相談窓口が閉じている時間帯でした。
また403名のリスクを検知し、うち66人から希死念慮を思わせる発言が確認されています。リスク検知された相談には、いじめや虐待、不登校などに関する深刻な内容も含まれています。
横浜市での実証実験では、教育経済学を専門とする慶應義塾大学総合政策学部の中室牧子教授が監修を務めます。孤立リスクが高まる夏休みに「友達AI」が子どもたちにとって最初に話せる相手となることで、孤立やいじめ、虐待、希死念慮などの兆候を早期に受け止めます。
つながりAI株式会社は、今回の実証実験を通じて子どもたちの声を可視化し、自治体・学校・専門職が連携して支える新しい子ども支援モデルの構築を目指す方針です。
出典:PR TIMES
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