日本語の手書き文字対応OCRなら従来、認識が難しかった申込書などのフリーピッチ手書き文字(住所、氏名、金額、郵便番号、電話番号など)の認識精度を大幅に向上します。
これまでAIによる文字認識にはGPUを搭載した計算能力の高いパソコンが必要でしたが、学習モデルの最適化によって、通常パソコンでもGPU搭載と同等の処理速度で高速認識することができるようになりました。「日本語の読み取りは精度が心配」といった日本語のOCRの読み取り精度が低かった時代のイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、印刷された文字列や画像データからの読み取り、手書き文字の読み取りなど日本語のOCRの読み取り精度は格段に向上しています。また、機微情報を取り扱う金融・自治体等の業務においても、文字認識処理すべてをオンプレミスのパソコン上で行うサービスを選べば、社外にデータを流さず情報漏洩の心配はありません。手書きの日本語もしっかりと読み取れるOCRを導入することで、データ入力業務の大幅な削減が期待できます。並行してオンラインによるサービス提供を行うことで、データの一元管理と将来的な完全なペーパーレス化も視野に入るでしょう。早い段階でペーパーレス化するためのAIーOCRの導入を検討しておくことがDX推進の第一歩です。