CAIWA Service Viii(カイワサービスヴィー) 株式会社イクシーズラボ
イクシーズラボが提供するCAIWA Service Viiiは、⾔語認識精度の ⾼い独⾃開発のAI会話エンジン搭載。ChatGPT API連携による知識 データ⾃動⽣成、社内⽂書の全⽂検索、Microsoft Teams連携な ど、業務効率化を実現する機能満載。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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お問合せください | お問合せください | なし | あり |
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利用料金・初期費用・無料プラン・トライアルの有無などを、一覧で比較・確認できるページです。サービスを比較・検討後、希望条件に合うものが見つかりましたら、下記のボタンよりご請求いただけます。
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利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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お問合せください | お問合せください | なし | あり |
株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューが提供する「Bright Pattern」は、オペレータやSVが抱える課題を解決し、 オペレータの定着率UPや、コールセンターの業務効率化を実現します。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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社内の膨大なナレッジを統合管理し、AIを活用して効率的に検索・提示する企業向けRAG(Retrieval-Augmented Generation)型チャットボットを作成します。メール、ドキュメント、データベースなどさまざまな情報ソースを統合し、社員が質問するだけで必要な情報を瞬時に引き出します。これにより、業務効率の向上と意思決定の迅速化を実現します。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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月額10万円〜 / 約300万円買い切り | 0円 | なし | なし |
edoglobe株式会社が提供する『Watermelon』は、96%もの処理自動化と直感的なUIで社内外のコミュニケーションを強力にサポートする次世代の生成AIチャットボットです。 100か国語以上の多言語対応、もちろんノーコードで圧倒的に簡単な導入と更新を実現する生成AIエンジンが顧客・社員満足度と業務効率を大幅に向上します。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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月額15万円~ | 20万円 | なし | あり |
株式会社2WINSが提供する「法人向けオーダーメイドAI開発」は、最先端のAIの研究開発経験を持つ社会実装の専門家が、最大手企業からスタートアップまで、法人様と向き合いながら、AI活用の取組設計からAI開発・実運用までを一気通貫で実現いたします。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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お問合せください | なし | あり | あり |
株式会社M2DSが提供する「DXセカンドオピニオン」はDX推進している企業や、これからスタートする企業を対象にDXにおける自社課題やゴール、進捗状況を客観的に診断・アドバイスするサービスです
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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0円 | 0円 | あり | あり |
Safe AI Bot は生成AI型チャットボットで、文章生成の技術を活かし、自然な会話を実現いたします。シナリオ設計が不要なので、最短1分でチャットボットを作成することができます。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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100,000円/月 | 100,000円~(当社準備テンプレートご利用の場合) | なし | あり |
生成AIチャットボット/自動応答システムアースアイズ株式会社が提供する「生成AIチャットボット/自動応答システム」は、従来のチャットボットやFAQの課題を解決することを目指しています。お客様に必要な対応を的確に行い、満足度を向上させる仕組みをご提供します。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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月額10万円から始められる 簡単AIチャットボット株式会社クロスキャットが提供する「CChat」は 社内ルールやマニュアルなどの文章を登録するだけでチャットボットが出来上がります。シナリオ系チャットボットのように事前にフローを準備する必要はありません。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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無料トライアル:無料(14日間) スタンダードプラン:月額利用料 100,000 ※ エンタープライズプラン:月額利用料 140,000 ※ ※年間契約いただいた場合の金額です。 B130質問1,000回分の費用を含みます。1,000回を超えた場合は別途追加費用が掛かります |
無料トライアル:無料(14日間) スタンダードプラン:初期費用 100,000 エンタープライズプラン:初期費用 150,000 |
なし | あり |
VOC.AIが提供する「AI エージェント」はメールやチャットの自動返信だけでなく、製品の配送から回収まで完全自動。 まるで人が行っているような「コミュニケーション完結型AI」 AIの知識も様々なリソースから自動作成します。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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プロ:350,000円~/月 ビジネス:500,000円~/月 エンタープライズ:1,000,000円~/月 |
600,000円~ | なし | あり |
新規事業専門のコンサルファームと、10年以上AIを経験した特化型のエンジニアチームが御社の新サービスや事業改善を完全サポート。課題の特定、企画から開発、実装、リリースとサービス立ち上げまでを一気通貫でサポートさせていただきます。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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コンサルティング費用 0円 プロトタイプ・MVP検証・PoC開発 50万円〜 本開発 300万円〜 |
なし | あり | あり |
株式会社イーコースが提供する「NetBot for 定額制顧客サポート」は、Tokenの消費を最小限に抑えつつ、24時間365日迅速な対応を実現。最新のナレッジベースと連携し、正確な回答を提供することで顧客満足度を向上とサポートスタッフの負担を軽減させます。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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月額費用 金額|300,000円(税別) |
100,000円(税別) | なし | あり |
「マッチングAI」は、多数の自社商品からクライアントのニーズに合う商品を瞬時に選定するAIです。商談中に最適な提案を迅速にサポートします。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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月額費用 金額|200,000円(税別) |
100,000円(税別) | なし | あり |
【副業・フリーランスに業務委託で仕事を依頼】エッジテクノロジーが提供する「生成AI導入・開発やデータ活用などの支援サービス | エッジワーク 」は、副業社員・フリーランスなどのスポットワーカーにプロジェクト単位でタスクを依頼・発注できるプロ人材活用サービスです。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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専門人材のスキルや稼働時間に応じた料金形態となります。 【料金=月単価×稼働率】 単価80万円で週2日稼働(40%)の場合、32万円(税別) 単価120万円で週5日稼働(100%)の場合、120万円(税別) ※想定タスクやプロ人材の経歴により単価が変動します。 ※時給換算や固定費用での契約も可能です。詳しくはお問合せください。 |
無料 | なし | なし |
Kotozna株式会社が提供する「ConcierGAI」は、Chat-GPTを搭載した多言語対応のAIシステム。24時間365日、バーチャルコンシェルジュ体験を提供します。リアルタイム情報へのアクセスが可能。正確で有用な応答を保証します。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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要相談 | 要相談 | なし | あり(場合により) |
手書き文字認識、CADやフローチャートなどの図表認識対応
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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データセキュリティを確保しつつ、AIの力で業務をサポート
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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手書き文字認識、フローチャートなどの図表認識対応
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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COGMA は、特定の業務に特化した AI アシスタントを簡単に作成でき、自社独自のデータからナレッジを生成します。ユーザーはチャット経由で質問することで、誰でもナレッジを活用できるサービスです。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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お問い合わせください | あり | なし | あり |
企業に蓄積されたあらゆるフォーマットのコンテンツ・データを整理し、生成AIを通して新たなインサイトと価値に変革します。株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニューが導入を支援する「GIDR.ai」は、生成AIによる、社内に蓄積された膨大なデータの有効活用を促進するエンタープライズ向け生成AIプラットフォームです。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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Allganize Japan株式会社が提供する「Alli LLM App Market」は、企業の生成AI・LLM活用に必要な機能をすべて提供。選ぶだけですぐ使える業務用生成AI・LLMアプリ、ノーコードアプリビルダー、高精度のRAG、データ連携、セキュリティ、分析等が揃った生成AI・LLMアプリケーションプラットフォームです。
利用料金 | 初期費用 | 無料プラン | 無料トライアル |
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月額30万円〜 | 30万円 | なし | あり |
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製品名 |
OfficeBot |
CAIWA Service Viii(カイワサービスヴィー) |
Kasanare(カサナレ) |
汎用AIチャットボット CB3 Lite Edition |
対話型AIエンジン『MZbot』 |
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機能 |
ナレッジのデータ化(非構造化データの構造化)から拡張までAIで自動効率化が可能 |
ChatGPT API連携で導⼊・運⽤の⼿間を解消!⾔語認識精度の ⾼い独⾃開発のAI会話エンジン搭載し豊富な実績と⾼い信頼性を誇るAIチャットボット |
最新のLLM技術を活用したAIチャットボットです。顧客とのタッチポイントを創出し、売上のトップラインの向上を支援します。 ニーズに合わせて自由にカスタマイズ調整が可能な、新しいSaaSです。 |
一つのチャットボットでさまざまな業務の 問い合わせ対応ができる「マルチコーパス」対応 |
ノーコードで「RPA」「Web API」「ロボット」と連携して「人」と「デジタル」をシームレスにつなぎます |
利用料金 | 月額5万円〜 *キャンペーンやプランにより異なります | お問合せください | 30万〜 | 月額利用料:75,000円/月 ※料金はご利用される条件で変わる場合がございます。詳細はお問い合わせください。 |
[サブスク型ライセンス] 132万円/年(参考:月額換算11万円/月) [永続型ライセンス] 264万円 ※同一法人内利用は利用数上限無し(コーポレートライセンス) ※2022年6月価格改定 |
初期費用 | 初期費用10万円〜 *キャンペーンやプランにより異なります | お問合せください | お問合せください | 250,000円 ※料金はご利用される条件で変わる場合がございます。詳細はお問い合わせください。 |
「初期費用」はございませんが、インストール型ソフトウェアのため別途サーバの準備が必要です(有償による「導入支援サービス」のご提供あり) |
無料プラン | |||||
無料 トライアル |
お問合わせください | お問合わせください | お問合わせください | ||
製品リンク |
「OfficeBot」の 詳細はこちら |
「CAIWA Service Viii(カイワサービスヴィー)」の 詳細はこちら |
「Kasanare(カサナレ)」の 詳細はこちら |
「汎用AIチャットボット CB3 Lite Edition」の 詳細はこちら |
「対話型AIエンジン『MZbot』」の 詳細はこちら |
機能名・用語 | 解説 |
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アバター | 「化身」という意味で、ネットワーク上の仮想空間でのユーザーの分身のこと。チャットボットにおいては、対話ロボットがキャラクターに扮することで、様々なサービスや業務ナチュラルインターフェースとしての機能が期待される。 |
一問一答(型) | ユーザーから送信された文章に反応して回答を出したり、問い合わせ内容のキーワードから事前に設定した質問文をピックアップし、該当するものをいくつか提案しながら解決に たどり着く 手法 。 |
オンプレミス型 | 社内にシステムを置くタイプのことです。従業員が使用するパソコンごとにソフトウェアをインストールする必要があります。 |
学習データ | 割り当てられたタスクをAI に、何度も繰り返し予測を微調整し正解率の精度を高めていく工程において用いられるデータの総称。 |
機械学習型 | あらかじめ入力したデータ、または蓄積されたデータをAI が解析し最も適切と判断した回答が表示されるタイプ。費用は高めだが、多種多様な質問に対応し、より自然な会話が行える。 |
教師あり学習 / 教師なし学習 | 前者は入力データと正解データがセットになった学習法、後者は正解データを入力せず、ロボット自身が頻出パターンを見つけ出すなどし、正解にたどり着く学習法。 |
クラウド型 | サーバー上にシステムが置かれているタイプのことです。iPhoneやAndroidなどのスマホ、PC、タブレットなど、端末からインターネットを介してアクセス可能です。 |
形態素解析 | 形態素(言語で意味を持つ最小単位)の列に分割し、それぞれの形態素の品詞等を判別する作業。 |
構文解析 | 切り分けられた各 形態素の関連 性 修飾 被修飾など から 、 構文論的な関係を図式化する作業。 |
コンバージョン ( マーケティング) | Webサイトにおける最終的 な 目標・ゴール の こと。 EC であれば、商品の購入がそれに該当する。チャットボットを介してライトユーザを取り込むなど、マーケティング戦略の 一つ として注目されている。 |
自然言語処理 | 人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術であり、人工知能と言語学の一分野。 |
シナリオ(型) | 予想される結果に対し予め与えられる会話のルール。シナリオ型と呼ばれるチャットボットは、シナリオが用意されていなければ、ユーザの入力に対応できない 。 ルールベース型のチャットボットに多い。 |
人工無脳 | チャットシステムに用いられる会話シミュレートをするコンピュータプログラム。人工知能は会話の意味、文脈を理解することを求められるが、人工無脳はユーザの入力に最も適した文を出力することがゴールとなる。 |
選択型 | チャットボット用語としての意味は、事前に用意されたシナリオに対し、ユーザが選択式で回答しながら進む会話の方法 。ルールベース型 とほぼ同義。 |
第三次 AI ブーム | 2006から現在まで続いている人工知能分野の発展を指す社会現象。ディープラーニングの時代とも呼ばれる。 |
タスク指向型 | チャットボット用語としての意味は、目的の達成を目指して会話が進んでいくタイプのもののことを指す。( 非タスク指向型) |
チューニング | 人工知能においてのチューニングは、人工知能の改良のためにデータやパラメータなどを調節すること。質の高いデータを基に正しいチューニングを行うことで、より効率的なシステムの開発ができる。 |
ナレッジマネジメント | 知識の共有化、明確化を図り、作業の効率化や新発見を容易にしようとする企業マネジメント上の手法、チャットボットでは FAQ などに利用される。 |
ページ埋め込み | ページの中に別のページを表示させること。ユーザはサイトを閲覧中、埋め込まれたチャットボットから気軽に問い合わせができる。 |
りんな | 日本マイクロソフト のチャットボット事業 が 開発した会話ボット 。 分社化した新会社・ rinna によって「元女子高生 AI 」として、 いま 「日本で最も共感力のある AI 」 と人気を集めている。 |
ルールベース型 | 作成したシナリオに沿って自動で回答し会話するタイプ。比較的構築は簡単。ただし、シナリオに沿った回答しかできないので、パーソナライズされた質問や表現を理解するのは苦手。比較的コストも低く、設定もシンプルであることが多い。 |
ログデータ | コンピュータや通信機器が一定の処理を実行したこと(または実行できなかったこと)を記録したデータ。 |
API 連携 | ソフトウェアの機能を共有すること。簡単に幅広いサービスが共有できる。 |
CUI | 会話型インターフェイスのこと。自然言語処理(NLP )を使用して、コンピューターが人間の言語を理解、分析、および意味を作成できるコンピュータ用インターフェース。 |
LINE 公式アカウント | LINEのチャットボットとは、「 LINE 上でユーザーに自動で対応してくれるプログラム」のこと。これにより問い合わせ対応の効率化や、ユーザーの要望に合わせたサービスの改善が可能になる。 |
UI/UX | ユーザーインターフェース=ユーザとの接触点、目に触れ使用される部分ユーザーエクスペリエンス=ユーザが製品サービスを通して得られる体験。また、購買活動を通してユーザが「感じた こと」 の総称 。 |
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チャットボットの歴史は古く、1960年代まで遡ります。チャットボットの元祖となったのは、1966年にアメリカで登場した「ELIZA(イライザ)」と呼ばれるチャットボットです。ただ、現在のチャットボットのような機能を搭載していたわけではなく、あくまで初期の自然言語処理プログラムのひとつであり、入力された文章のキーワードをもとに単純な回答をパターン化して応答していくという簡易的なものでしかありませんでした。
当時は、医療現場において精神療法士に代わるコンピュータープログラム「DOCTOR」というものが存在していましたが、一般的に広く知られる存在ではなかったそうです。
そして1990年代に入ると、フリマサイトやネットオークションといった一般消費者間取引において、チャットボットが使用されるようになります。また、この頃には企業がユーザーからの問い合わせに対応していく「カスタマーサポート」でも、積極的にチャットが用いられるようになりました。
ただ、アメリカでチャットボットという存在が一般の人にまで知られるようになるのは、2011年頃となります。今では多くのユーザーに愛用されているiPhoneの当時の最新機種、「iPhone4s」に搭載されていた「Siri」がきっかけとなり、チャットボットの存在が広く知られるようになりました。
チャットボットには、「ルールベース型(シナリオ型)」と「機械学習型(AI型)」という2つの種類が存在します。それぞれの特徴としては、以下のような点が挙げられるでしょう。
「シナリオ」という、あらかじめ設定されたスクリプトに沿って会話を行うタイプのチャットボットです。定型的な会話が基本なので、カスタマーサポートや社内向けのサポートデスクとして、FAQ集代わりに利用するのに向いています。しかし、この場合は会話の範囲が限定されるため、表記ゆれやパーソナライズされた質問に回答するのは苦手であることが一般的です。
あらかじめ登録された膨大なデータの中から、AIが繰り返し学習をして、回答の精度を高めていくタイプのチャットボットです。自ら学習した内容をもとに質問の回答を探し出していくため、高度な内容でも自然な会話を実現できます。ただし、回答の精度はAIの精度でもあるため、導入・開発コストが高い傾向にあります。
チャットボットには、大きく分けて7つの種類が存在します。それぞれの特徴としては、以下のような点が挙げられるでしょう。
名前からもわかるように、クラウドサービスとして利用するチャットボットです。サーバーやハードウェアを設置する必要がないため、導入する際の準備が比較的簡単というメリットがあります。また、導入の手間がかからない分、初期費用も安い傾向にあるため、できるだけコストを抑えたいと考えている企業にとっては大きなメリットが得られるでしょう。
自社にハードウェアやサーバーを設置して運用するチャットボットです。設備の設置に時間を要するため、クラウド型よりも導入費用は高額な傾向にあります。
ただし、ランニングコストに関してはクラウド型よりも安く済む傾向にあるため、長期的な視野でランニングコストを抑えたいという企業にとっては、オンプレミス型に多くのメリットがあるでしょう。
会話データを蓄積しながら、質問に対してデータの中から適切と判断された回答を提示していく仕組みのチャットボットです。ユーザーは自由に文章を入力でき、入力された文章に対してチャットボットが自動返答を行います。
ユーザーが利用するたびに会話データが蓄積されていくため、利用頻度が高くなるほど精度向上のスピードも高まるのが特徴です。そのため、多くのユーザーに利用されることが想定される場合に効果的なタイプといえるでしょう。
チャットボットが提示した選択肢の中からユーザーが当てはまるものを選択し、回答に辿り着く仕組みです。状況によって対応方法が分岐していく場合において、最適な仕組みのチャットボットといえるでしょう。
ただし、さまざまな種類の問い合わせが寄せられることが予想される場合には、選択肢を用意しきれなくなる可能性もあります。そのため、寄せられる質問の種類が事前に想定できる場合に最適なタイプといえるでしょう。
「単語」と「その単語に対する回答」を事前に登録しておくことで、そのデータの範囲内での対応が可能になる仕組みのチャットボットです。たとえばECサイトにおいて、「送料」という単語に対して「購入金額1万円未満は800円、1万円以上は無料」という回答を登録することで、送料に関係する質問への自動回答が可能になります。
想定する利用シーンが「単語によって質問内容を見極めることが容易なケース」であれば、辞書型チャットボットが向いているでしょう。
上記でご紹介した選択肢型と辞書型を組み合わせたタイプのチャットボットも存在します。選択肢の提示、キーワードに対する回答の提示、これら両方に対応可能です。そのため、ユーザー側の利便性が高まるというメリットがありますが、チャットボットの導入費用や労力は大きくなってしまう点は事前に把握しておく必要があるでしょう。
ユーザーの問いかけに対して、聞き役となって相槌を打ったり、「はい」や「いいえ」といった簡単な返答によって会話を行ったりするシナリオ型チャットボットです。聞き役として、相槌を打ったり会話の要約をしたりすることができるので、感情労働が必要となるような業務を代替していく際に向いているでしょう。
チャットボットサービスは、一般的に「チャットボットAPI」「メッセージングAPI」「Webチャット」の3つに分類されます。それぞれの特徴は、以下の通りです。
ユーザーが行った問いかけに対して、会話のようにコミュニケーションをとるAPIです。言葉や回答をデータとして登録しておくことにより、自然なコミュニケーションをとれるようになるのが特徴といえます。
代表的なチャットボットAPIとしては、Googleが提供している「Dialogflow」、IBMが提供している「Watson Assistant」などが挙げられるでしょう。
各SNSで提供されている、チャットボットとSNSをつなげることができるAPIです。LINEの公式アカウントや、Facebookのメッセンジャーbotなどをイメージしていただければわかりやすいでしょう。
Webサイトに設置することができるチャットの入力・出力ツールです。一般的に、チャットボットAPIとつながれた形で提供されています。
現在、さまざまな特徴を持つチャットボットが販売されており、それぞれ機能も大きく異なります。その中でも特に注目すべき機能としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。
AI搭載型のチャットボットであれば、蓄積されたデータをもとにAIが学習していくため、問い合わせの回数が重なるごとに自動応答の精度が高まっていくという魅力があります。特に近年は、少子高齢化に伴い人手不足が深刻化している企業も多いため、チャットボットの導入によって問い合わせ対応を自動化できることは大きな魅力といえるでしょう。
AI搭載型のチャットボットでも、確実に自動対応できるわけではありません。複雑な内容の問い合わせには、過去の蓄積されたデータをもとに回答していくことができないからです。
そのため、最近では有人のオペレーター対応に切り替えることができる機能を搭載したチャットボットが増加しています。「チャットボットでは回答できない問い合わせはオペレーターが回答していく体制」を構築することで、「オペレーターの負担軽減」と「スムーズな顧客対応」の両立が実現可能です。
FAQ連携が可能なチャットボットであれば、効率的にオペレーターの負担を軽減させられます。あらかじめ想定される質問をもとにFAQを用意していくことで、必要な部署によりスムーズに連携することが可能だからです。
また、よくある質問、リクエストへの回答をテンプレート化しておけば、ユーザーもすばやく疑問を解決できるため、顧客満足度向上も期待できるでしょう。
AIが搭載されているチャットボットであれば、日々の問い合わせ内容をデータとして蓄積していくため、言葉のニュアンスや揺らぎにも問題なく対応できるようになります。
回答精度の向上は、顧客満足度にも直結していく部分のため、日々の問い合わせ対応の「質」と「効率」の両面を追求していきたい企業にとって欠かせない機能の一つといえるでしょう。
では、実際にチャットボットを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。また、デメリットが生じることはあるのでしょうか。メリット・デメリットをそれぞれ詳しくみていきましょう。
主なメリットとして挙げられるのは、以下の3点です。
チャットボットを導入すれば、24時間365日対応できるようになります。近年はスマートフォンが普及したことにより、ユーザーがいつでもインターネット検索を行ったり、気に入った商品を購入したりできるようになりました。
そのような中で、チャットボットがいつでも顧客の疑問を解消できる仕組みを構築しておくことで、顧客満足度向上にもつなげていくことができます。低コストで問い合わせ対応の環境を整えられるという点は、大きなメリットといえるでしょう。
ユーザーから似たような問い合わせが頻繁に寄せられることは、決して珍しくありません。その質問に毎回担当者が回答していくと、負担が増加してしまいます。その点、チャットボットであれば問い合わせ対応を自動化できるため、従業員は他の業務へ力を注ぐことが可能です。
問い合わせの窓口が電話やメールのみの場合、問い合わせというアクション自体を面倒に感じてしまい、離脱してしまうユーザーも少なくありません。その点、チャットボットであれば友人などとのチャットと同じ感覚で会話できます。
また、「相手がロボット」ということもあり、緊張することなく気軽に問い合わせを行うことができるでしょう。
チャットボット導入のデメリットとしては、以下のような点が挙げられるでしょう。
多くの企業は、業務効率化や顧客満足度向上といった目的でチャットボットを導入する傾向にありますが、必ずしもすべての問い合わせ対応を自動化できるわけではない点は、チャットボットのデメリットの一つといえるでしょう。
基本的にチャットボットは、複数の質問を同時にすることはできません。ユーザーは、一つの質問を選ぶ、入力するなどして、解決した次の質問を入力することになるわけです。そのため、ユーザーによっては面倒臭さを感じてしまう可能性があります。
扱う製品・サービスによっては、ユーザーが「相談しながら質問したい」と感じることが多くなるケースもあるでしょう。そういった、個別対応が頻繁に必要となる場合には、チャットボットでは業務効率化を図るのが難しくなる可能性もあります。
実際にチャットボットを導入する際、どのようなポイントを確認すべきなのでしょうか。導入前、導入時に注目すべきポイントを確認していきましょう。
チャットボットの導入の目的には、大きく分けて3つの目的があると考えられます。業務効率化、売上アップ、顧客満足度の改善の3つです。チャットボットを導入する目的を明確にすることで、お問い合わせ対応を自動化したいのか、それともマーケティング支援ツールとしての効果を期待しているのかなど、前提となる導入目的に合ったサービスから探すことが大切です。
チャットボットの導入で失敗しないためには、事前に自社の課題を整理した上で、その課題解決に必要な機能がどのようなものかを洗い出すことが肝要です。大きく分別されるのは、AI型もしくはシナリオ型のどちらのチャットボットかを選択することになるでしょう。質問の類義語や意図を理解してくれるAI型をメリットに感じるケースもありますが、より安価で決まった質問に正確に意図した回答を行うというルールに沿った対応をしてくれるシナリオ型が好ましい利用シーンも考えられます。
チャットボットで使われているAIの性能や機能を確認しておくことで、導入の目的にあったチャットボットを選ぶのに役立ちます。チャットボットにおいて、AIの性能とは主に回答の「精度」と「学習」について言われることがほとんどです。質問者の発話に対して、AIボットが正しい回答を導きだせるかという「精度」と、その精度を持続的に改善するために会話のやり取りなどを深層学習や強化学習の仕組みを通して「学習」することでより自然な会話の実現が期待できます。
AIの機能には、代表的なものに自然言語処理の技術を活用した「言葉の揺らぎ対応」「意図理解」「類義語の認識」等の機能のほか、用途に特化した「ファイル検索」や「サジェスト機能」など検索AI技術が活用された機能などが挙げられます。最近では、音声認識AIと連携した、ボットが自動発話機能を搭載したボイスボットというサービスが登場しています。
チャットボットに必ずといっても必要なのは、質問と回答のテキスト情報です。10~20の限られた質問であれば、導入の担当者でも作成は可能ですが、FAQページを別で運営をしている、膨大なマニュアルがある、ベテランスタッフが属人的な質問対応を行っているといったケースでは、既にある質問を整理したり新しく質問を作成したりと質問の量などによっては、設計や準備期間が想定よりも大きくかかってしまうことがあります。まずは、導入時期を明確にし、質問と回答の定期的なアップデートと改善を心がけると良いでしょう。
フリートライアルがあるサービスを下記の通りまとめました。まずは無料トライアルを通して、初期設定や操作性などを試しておくことをおすすめします。
アイスマイリーでは、チャットボット選びの際に役立つ「チャットボット製品の料金・機能比較表」を無料で配布しております。この資料は、チャットボットの比較や検討がしやすいよう、製品別に特徴なども一覧化しています。導入を検討の際には、是非こちらのチャットボット比較表をご活用ください。
数あるチャットボットの中から、自社の課題や導入の目的あったチャット選び出すのは容易ではありません。そんな時に役立つのが、目的別にセグメントされたチャットボットカオスマップです。
上記をご覧いただくと分かるように、チャットボットは大きく分けて3つにセグメントできます。この便利なカオスマップは、以下の「チャットボットカオスマップを無料でダウンロードする」ボタンより無料でダウンロードできます。
チャットボットを導入する際は、まず「導入の目的」を明確にした上で、その目的を達成するための機能が搭載されたチャットボットを選択することが重要になります。チャットボットに使われているAIの性能や機能をしっかりと確認し、最適なチャットボットを判断しましょう。
ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、チャットボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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