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最終更新日:2026/10/08
ChatGPTの「GPTs」とは?
GPTs(カスタムGPT)とは、特定の目的向けにChatGPTを調整したものです。
2026年10月時点で、既存のGPTはサインインしてFreeを含む各プランで利用できます。一方、個人向けのFree・Go・Plus・Proでは、新規GPTの作成・公開ができません。
またOpenAIはカスタムGPT自体を廃止し、Pluginsへ移行する計画を示しています。2026年12月11日に廃止予定とされていますが、日程が異なる場合もあるため、アカウントやワークスペースごとの通知を確認する必要があります。
本記事では、GPTsとは何か、どこから使うか、無料で使える範囲、管理対象ワークスペースでの作り方、廃止・移行対応まで解説します。

GPTsとはInstructions(指示文)・Knowledge(参照資料)・Capabilitiesなどを組み合わせ、特定の業務や目的に合わせてChatGPTを調整する機能です。
2026年10月時点では「既存GPTの利用」と「新規GPTの作成・公開」で条件が分かれます。個人向けアカウントと管理対象ワークスペースでは扱いが異なるため、混同せずに確認しておく必要があります。
既存GPTの利用はFreeを含む各ChatGPTプランで可能です。ただし会話を開始するにはサインインが必要で、Freeプランでの利用は同プランの利用上限に従います。
一方、個人向けのFree・Go・Plus・Proでは新規GPTの作成・公開が利用資格として提供されていません。Business・Enterprise・Eduでは、ワークスペースの設定と権限によって許可された場合にかぎり作成できます。
| 項目 | 個人向け(Free/Go/Plus/Pro) | Business/Enterprise/Edu |
| 既存GPTの利用 | ○(サインインが必要。各プランの利用上限に従う) | ○(ワークスペース設定・権限に従う) |
| 新規GPTの作成・公開 | × | ○(ワークスペース設定・権限で許可された場合) |
| スマホアプリでの新規作成 | × | ×(作成・編集はWebで行う) |
| 既存GPTの編集 | プラン・権限の条件を満たす場合に可能 | ワークスペース設定・権限に従う |
OpenAIはカスタムGPT(GPTs)を廃止し、指示文・参照ファイル・連携アプリをひとつにまとめる「Plugins」へ移行する計画を公表しました。既存GPTは廃止予定日までは引き続き利用できます。
Enterprise向けの日程は管理者通知が2026年9月11日、移行体験と案内バナーの提供目標が同年9月22日です。加えて新規カスタムGPTの作成終了が同年10月26日(予定)、停止予定が同年12月11日と示されています。
他プランも同様の流れとなる見込みですが、日程は変更される可能性があるため、各アカウントやワークスペース内の通知を必ず確認してください。
出典:OpenAI
GPTsはChatGPTのGPTsエリア、いわゆるサイドバーのExplore GPTsから探せるほか、共有された直接リンクや、ワークスペースで公開されたGPTからも開けます。
スマホアプリでも既存GPTの利用は可能ですが、新規作成には対応していません。Web版では通常のチャット画面で「@」を入力すると、目的のGPTを直接呼び出せます。
GPTsには6つの設定項目があります。
| 機能 | 役割 | 実務での使い方の例 |
| Instructions | 振る舞い・口調・目標・制約を定義 | 回答形式や判断ルールを固定する |
| Conversation starters | 利用開始時の例文を表示 | よく使う依頼を選びやすくする |
| Knowledge | アップロードした資料を参照 | マニュアルやガイドを回答根拠にする |
| Capabilities | Web検索・画像生成・データ分析などを利用 | 調査・生成・分析を組み合わせる |
| Apps | ユーザーが接続した外部サービスを利用 | 許可された外部ツールの情報を使う |
| Actions | 定義した外部APIへ接続 | APIからデータ取得・外部処理を実行する |
出典:OpenAI
なおAppsとActionsは、同じGPT内で同時に使う設定にはなっていません。用途に応じてどちらかを選ぶ必要があります。

OpenAIはカスタムGPTの廃止を計画中です。今の時点で使えるかどうかだけでなく、既存の業務フローをいつ・何へ移行するかという判断軸を持つ必要があります。
新規に長期運用する業務フローを検討する場合は、GPTsの作成可否と廃止予定を確認したうえで、Pluginsを含む代替手段まで検討することを推奨します。
OpenAIがEnterprise向けに公表した移行日程は次のとおりです。日付はいずれも予定・目標であり、変更される可能性がある点をOpenAI自身が明記しています。
| 時期 | 対象・位置づけ | 内容 |
| 2026年9月11日 | Enterprise | 管理者向けの事前通知 |
| 2026年9月22日 | Enterprise(目標) | GPTからPluginへの移行体験・案内の提供目標 |
| 2026年10月26日 | Enterprise(予定) | 新規カスタムGPTの作成終了。既存GPTは廃止まで利用可能 |
| 2026年12月11日 | Enterprise(予定) | カスタムGPTの停止予定 |
| その他プラン | アカウント/ワークスペースごと | 同様の移行時期となる可能性があるため、プロダクト内の通知を確認 |
出典:OpenAI
計画中の移行では、GPTのInstructionsが新規Plugin内の「skill」となり、接続済みのAppsはそのままPluginのAppsとして加わります。KnowledgeファイルもPluginの参照資料として引き継がれます。
一方で会話履歴や、GPTごとに選んでいたモデルの設定は引き継がれません。さらにCustom Actionsは自動で移行されないため、必要な連携は対応コネクタやカスタムMCPサーバーで再構築し、移行前に検証する必要があります。
移行後のPluginは元のGPTと同じ応答になるとは限らず、通常のケースと難しめのケースの両方でテストしておくと安心です。
利用中のGPTについては、作成者・利用者・Instructions・参照ファイル・連携機能・代表的なテストプロンプトの6項目を棚卸ししておきます。重要度の高いGPTから移行対象として優先順位をつけます。
移行後のPluginは元のGPTと完全一致する保証がありません。
そのため指示の反映、参照資料の利用、出力形式、必要なツールの動作という4つの観点を、移行前と移行後の両方で確認しておくと、業務への影響を抑えられます。

活用事例は、既存GPTと、作成権限のあるBusiness・Enterprise・Eduワークスペースで構築したGPTsの両方を前提としています。
2026年10月時点ではカスタムGPTの廃止が計画されているため、新規の長期運用フローを組む際はPluginsへの将来的な移行も想定しておく必要があります。
作成が許可されたBusiness・Enterprise・Eduワークスペースでは、社内規程やFAQをKnowledgeとして参照させ、問い合わせ対応の補助に使う例があります。
担当部署ごとに専用のGPTを用意すれば、定型的な質問対応の負担を軽くできるでしょう。
なお機密情報を扱う場合は、ワークスペースのデータ利用方針や共有範囲、外部Apps・Actionsへの送信有無を、運用前に確認しておく必要があります。
関連記事:チャットボットとは?AIエージェントとの違いや導入メリットを解説
Instructionsに役割・出力形式・判断基準・具体例を設定すると、曖昧な依頼を一定の型へ整えられます。既存GPTでも管理対象ワークスペースのGPTでも同様に活用できる方法です。
いくつかの処理を含む依頼は、「条件が成立した場合に、この処理を行う」という形で明示します。肯定的かつ具体的な指示と、良い例・悪い例を併記することで、回答の再現性を高められます。
関連記事:プロンプトとは?生成AIの意味・書き方のコツ・例文まで徹底解説
管理対象ワークスペースでは、招待のみ・ワークスペース内・リンク共有・GPT Storeなど、共有できる範囲が設定と権限によって変わります。開発チーム向けのGPTを社内限定で配布する運用も可能です。
権限はCan chat(会話のみ)・Can view settings(設定閲覧可)・Can edit(編集可)などに分かれます。公開リンクやGPT Storeで配布する場合、設定内容の閲覧権限までは付与できない点に注意してください。
特定のモデル名に依存せず、Instructionsで文体・禁止事項・出力形式を定義しておくと、添削や校正、ドラフト作成を標準化できます。
Knowledgeへ社内のガイドラインやマニュアルを追加すれば、表記ルールの統一にも役立ちます。
Knowledgeは参照資料、Instructionsは振る舞いのルールという使い分けが基本です。複雑なレイアウトの資料より、テキスト中心の資料のほうが参照されやすい傾向があります。
既存GPT、または管理対象ワークスペースで作成したGPTに、コードの説明・レビュー・リファクタリングの観点をInstructionsとして定義しておく活用例があります。レビュー基準を事前に固定できる点が利点です。
生成されたコードや指摘事項は、そのまま本番環境へ反映せず、テストと静的解析、人によるレビューを経てから採用することを推奨します。

既存のGPTsはサインイン済みのユーザーであれば誰でも利用できます。ここでは、GPTを探す場所と開き方、会話の始め方を画面操作にそって説明します。
個人向けのFree・Go・Plus・Proでは新規作成が提供されていないため、「使う手順」と「作る手順」を分けて理解しておく必要があります。
ChatGPTのサイドバーからExplore GPTsを開く方法と、https://chatgpt.com/gpts へ直接アクセスする方法の2通りがあります。用途に応じて使い分けてください。


目的に合うGPTを検索したら、名称・説明文・会話のきっかけ・提供者情報を確認してから開くと、意図しないGPTを使ってしまう事態を避けられます。
GPTを開いたら、説明文とConversation startersで用途をまず確認します。用途が合っていれば、「チャットを開始する」を選択しましょう。

その後は通常のChatGPTと同じように、メッセージを送って利用を始められます。

GPTは保存済みのメモリやカスタム指示、過去の別会話を引き継ぎません。会話は毎回、新規に始まる仕組みになっています。
既存GPTはWeb版とiOS・Androidアプリのどちらからも利用できます。ただしGPTの作成や編集はWebでのみ対応しています。
Web版では通常のチャット中に「@」を入力してGPTを呼び出せますが、この呼び出し方法はiOS・Androidアプリでは提供されていません。アプリではGPTsメニューやサイドバーから開く操作になります。
GPTを選ぶ際は、目的への適合、提供者の情報、説明文とConversation starters、利用するApps・Actionsの種類、共有範囲という5つの観点を確認します。
AppsやActionsを利用するGPTでは、入力内容の一部が第三者サービスへ送信される場合があります。利用前に、信頼できるサービスかどうかを確認してください。

2026年10月時点では、新規GPTの作成はBusiness・Enterprise・Eduの管理対象ワークスペースで、設定と権限により許可されたユーザーがWeb版から行う仕組みです。個人向けアカウントでは新規作成に対応していません。
なお、Enterpriseでは新規GPTの作成が2026年10月26日に終了する予定です。
作成前には、対象ユーザー・解決したい業務・入力情報・期待する出力・扱ってはいけない情報という5つの要素を整理します。
GPTの目的は1つに絞っておくと、Instructionsの設計がぶれません。整理が終わったら、GPTsエリアからCreateを開き、対話型ビルダーか設定画面のどちらかから作成を始めます。
出典:OpenAI
Nameには用途が伝わる具体的な名称を、Descriptionには対象ユーザーと支援内容を設定します。Conversation startersには、実際の利用場面を想定した例文を用意しておきましょう。
Instructionsには役割・目標・手順・判断基準・出力形式を、項目ごとに分けて記述します。複数ステップの処理では、明確な条件分岐と具体例をあわせて記載すると、応答の一貫性が高まります。
Knowledgeには参照させたいマニュアルやガイドを追加します。振る舞いのルールはKnowledgeではなく、Instructions側へ記載する運用が基本です。
Capabilitiesでは、Web検索・画像生成・データ分析などを目的に応じて選びます。外部連携ではAppsかActionsのどちらかを利用する形になり、Actionsを使う場合は認証情報とOpenAPI schemaの準備が必要です。
Previewで実際の質問を試し、口調・正確性・Knowledgeの参照状況、Capabilitiesや連携機能が意図どおり動くかを確認してから保存します。想定外の回答があれば、公開前に修正しておきます。
共有・公開できる範囲と権限はワークスペースの設定によって異なります。Share画面でsharing level(共有範囲)とpermission level(権限)の両方を確認してから公開してください。
Previewでは、小さな変更を加えるたびに検証を行います。指示が守られない場合は、重複や矛盾するInstructionsを減らし、条件と処理を明確にしたうえで具体例を追加します。
Knowledgeはあくまで参照資料として扱い、口調やルールはInstructions側へ集約します。複雑なレイアウトの資料よりテキスト中心の資料を使い、アップロード後は参照精度をテストしておくと改善が進みます。

GPTsは2023年11月に発表され、GPT Storeは2024年1月に公開されました。2026年10月時点では既存GPTを継続して利用できますが、カスタムGPT自体の廃止が計画されている状況です。新規に長期運用する場合は、Pluginsへの移行時期もあわせて確認してください。
既存GPTはFreeを含む各プランで利用できます。ただしFreeプランでの利用は、同プランの利用上限に従う形です。個人向けのFree・Go・Plus・Proでは、新規GPTの作成・公開が利用資格として提供されていません。
GPTsはアルファベットの通り「ジーピーティーズ」と読みます。
ChatGPTのサイドバーにある「GPT」を選択するか、https://chatgpt.com/gptsのリンクから直接利用できます。会話を開始するには、いずれの経路でもサインインが必要です。
iOS・Androidアプリでは既存GPTの利用に対応していますが、新規GPTの作成・編集はWebで行う仕組みです。個人向けアカウントでは、Webからでも新規作成には対応していません。
個人向けのFree・Go・Plus・Proでは、新規作成・公開が利用資格として提供されていません。エラーではなく、仕様として提供対象外になっています。同時に、カスタムGPT自体の廃止も別途進んでいます。
2026年12月11日に廃止予定です。実際の日程はアカウントやワークスペースごとの通知を確認してください。
共有権限がCan view settings(設定閲覧可)の場合は、設定の閲覧と複製ができます。一方、公開リンクやGPT StoreではCan view settingsの権限を付与できません。なおGPTの作成者は、利用者ごとの個別会話を閲覧できない仕組みです。

既存GPTは2026年10月時点でも継続して利用できます。一方、個人向けアカウントでは新規作成・公開ができず、カスタムGPT自体の廃止とPluginsへの移行が計画されている状況です。
GPTsを使いたい場合は、Explore GPTsから既存GPTを探してみてください。
業務用に新しくフローを構築したい場合は、管理対象ワークスペースの権限と、将来的なPluginへの移行スケジュールまであわせて確認することを推奨します。
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GPTsは2023年11月7日(日本時間)にOpenAI社より公表され、随時ユーザーに公開されています。ただ、利用者が急増したため、約1週間後の11月15日(アメリカ現地時間)には、有料版「ChatGPT Plus」の新規登録を一時停止したことを発表しました。
約1ヶ月後の12月13日(アメリカ現地時間)には、「ChatGPT Plus」の新規登録を再開しており、登録後にGPTsの利用を開始できます。
GPTsは現在、ChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」または企業向け「ChatGPT Enterprise」に契約していれば、申請や手続き不要で利用できます。GPTsを使うために別途費用は発生しません。個人の場合、月額20ドル「ChatGPT Plus」でGPT-4やGPTsなどの機能を使うことが可能です。
GPTsはアルファベットの通り「ジーピーティーズ」と読みます。
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