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最終更新日:2026/09/17
KDDI ロボット基盤 GENIAC採択
KDDIは「小売物流業等の現場業務を代替するロボット基盤モデルの研究開発」において、国家プロジェクト「GENIAC」に採択されたことを発表しました。従業員専用のローソン店舗で作業者目線のデータを収集し、ロボット制御の実証を行います。これによりフィジカルAIの社会実装への貢献を目指します。
このニュースのポイント
KDDI株式会社が提案する「小売物流業等の現場業務を代替するロボット基盤モデルの研究開発」が、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する国家プロジェクト「GENIAC」に採択されました。本事業を通じて、日本におけるフィジカルAIの社会実装を推進します。
2035年には卸売・小売業および運輸・郵便業で大規模な労働力不足が予測されており、フィジカルAIの社会実装が期待されています。一方、実装に向けては大規模な実世界データの収集やAIモデル、汎用的なハードウエアの確保が課題とされています。
実証実験は「ローソン S KDDI高輪本社店」を中心に実施します。在庫保管から商品の陳列や補充まで幅広い業務データをもとにロボット制御の実証を行います。
実証にあたっては、店舗スタッフがAIグラスをつけて業務を行い、行動データを収集します。さらに、このデータを活用してデジタルツイン上で多様な動作パターンをシミュレーションし、効率的に高品質かつ大規模な学習データセットを構築します。
開発する小売・物流特化型の「ロボット基盤モデル」は、袋菓子のような柔らかいものや複雑な形状の商品のピッキングといった高度な作業の実現を目指します。ELYZAやKDDI総合研究所からの技術的知見も取り入れ、ロボットの多指ハンドを人間のように制御します。
同社は、開発したモデルを特定のハードウエアに縛られることなく、国内外の有力なロボットメーカーの多様なロボットに搭載する方針です。実証で得た知見をメーカーに還元し、最先端のロボットを活用した「オープンなエコシステム」の構築を目指します。
KDDIは、国内外のロボットを用いた実証を通じて技術とユースケースを確立し、2028年度以降におけるロボット基盤モデルの技術公開を予定しています。今後も通信やAI基盤を活用し、あらゆる産業にAIが組み込まれる社会のフロントランナーを目指します。
出典:KDDI株式会社
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