生成AI

AIエージェント
生成AI
ChatGPT連携サービス
AI受託開発
対話型AI -Conversational AI-
ボイスボット
バーチャルヒューマン
教師データ作成
AI研究開発
通訳・翻訳
声紋認証
機密情報共有・管理
契約書管理システム
ワークステーション
FAQシステム
AIカメラ
生体認証
インボイス制度対応システム
データセットの収集・購入
コールセンター
人事・総務向け
インバウンド対策
コンバージョンアップ
KYT・危険予知で労働災害防止
無料AI活用
顧客リスト自動生成
ロボットで自動化
LINE連携
セキュリティー強化
テレワーク導入
AI学習データ作成
配送ルート最適化
非接触AI
受付をAIで自動化、効率化
AIリテラシーの向上サービス
日本語の手書き文字対応AI-OCR
Windows作業の自動化RPAツール
リスク分析AIで与信管理
紙帳票仕分けAI-OCRサービス
サプライチェーン
AIコンサルティング
最終更新日:2023/11/21
FAQシステム・FAQサービスとは?
FAQシステムは、問い合わせの多い質問とその回答を検索するためのシステムです。活用シーンに適したタイプを取り入れることで、問い合わせ件数の削減や顧客満足度の向上などさまざまな効果が期待できます。また、FAQシステムはチャットボットや管理機能など多くの機能を搭載しており、導入を検討する際には、用途を明確にし、顧客ニーズや管理方法などを総合的に比較検討することが大切です。
本記事では、FAQシステムやFAQサービスの種類や導入メリット、選び方について解説するとともに、おすすめのFAQシステムを厳選して紹介します。自社に最適なFAQシステムを導入し、業務改善や顧客満足度の向上を実現するために、ぜひ参考にしてください。

FAQシステムとは、日本語で「よくある質問」を意味するFAQ(Frequently Asked Questions)とその回答を集約し、検索しやすいように構築できるシステムです。Webサイトやアプリで公開されているFAQコンテンツを作成する機能の他、質問を探す検索機能や、検索結果を分析、検証する分析機能などが搭載されています。
コールセンターやカスタマーサポート部署を持つ企業の中には、顧客対応ナレッジの共有に向けてFAQシステムを活用している企業も多く見られます。
FAQシステムの導入後には、問い合わせの一部をFAQページに誘導し、自己解決を促すことが可能です。その結果、コールセンターへの問い合わせ件数の削減や対応時間の短縮といった効果が見込めます。また、顧客対応の効率化が進み、より少ないオペレーターで業務が回るため、人件費などのコスト削減にもつながります。
FAQシステムと「FAQページ」は混同されやすい用語です。FAQページは、企業のホームページやサービスサイトに掲載されている「よくある質問と回答のページコンテンツ」です。コールセンターやヘルプデスクに寄せられることの多い質問と回答を、セットでWeb上に公開したもので、情報の量や構成はWebサイトごとに異なります。
一方で、FAQシステムとは、FAQそのものを効率的に管理、更新、検索できるツールのことです。FAQページよりも収録できるQ&Aの量が多く、膨大な情報を蓄積できます。また、登録済みのQ&Aの管理や更新も手軽に行えるため、常に最新のFAQにアップデートできる点も特徴です。

FAQシステムと同じシーンで登場するサービスに「チャットボット」があります。チャットボット(Chat bot)とは、ロボットとのテキストのやり取りを通して、必要な情報を提供するツールです。
企業のホームページやサービスサイトを開くと、ポップアップで表示されるチャットボットを見たことがある人も多いでしょう。フォームに文字を入力するか、該当する選択肢を選ぶことで、システムが自動的に返信してくれます。
チャットボットも広義ではFAQシステムに含まれますが、操作方法やUIが異なります。FAQシステムは、ユーザーが自分でキーワード検索やカテゴリー選択によって情報を探す必要がありますが、チャットボットは対話形式でのやり取りが基本です。
また、FAQシステムは専用のページに設置される一方で、チャットボットはWebサイト上のどのページにも表示できます。

FAQシステムは、「顧客向けFAQシステム」「社内向けFAQシステム」「オペレーター向けFAQシステム」の3つに分けられます。ここでは、それぞれのFAQシステムの特徴や導入メリットについて簡単に解説します。盛り込むべきFAQの内容や機能の違いについて、ここで理解しておきましょう。
顧客向けFAQシステムは、ホームページやスマホアプリに掲載されるFAQページです。問い合わせ頻度が高い質問内容を集約し、FAQページを作成します。既存ユーザーから見込み客まで幅広い人が利用対象となるため、さまざまなリテラシーレベルに対応できるようカテゴリー分類やキーワード選定を行う必要があります。
FAQシステムは顧客が抱える疑問の早期解決に役立つため、顧客満足度の向上が期待できます。また、FAQページが充実すると顧客からの問い合わせ数が減り、オペレーターの業務負担軽減やコスト削減にもつながります。
社内向けFAQシステムは、社内の各部署から寄せられる問い合わせに対応するためのツールです。社内手続きや社内システム不具合などに関するよくある質問とその回答を集約し、検索できるように構築されます。情報システム部門や総務人事、経理など、いわゆるバックオフィスと呼ばれる部門を中心に導入されています。
社員が抱える疑問を自己解決へと導けるため、問い合わせの効率化やヘルプデスク業務の負担軽減に役立ちます。また、場所や時間によらず必要なタイミングで情報を引き出せるため、業務の属人化の解消や社内の情報資産管理にも役立ちます。企業規模が大きく、検索数や更新数が多い場合でも効率的に管理が可能です。
下記記事では、社内FAQシステムのメリットや運用方法、おすすめツールについて詳しく解説しています。社内向けFAQシステムの導入に向けて、ぜひ参考にしてください。
社内FAQシステムとは?問い合わせ対応に活用するメリットやおすすめツールを紹介
オペレーター向けのシステムは、コールセンターで顧客対応を行うオペレーター向けに、よくある質問やマニュアルを集約したものです。コールセンターの現場で重要な顧客対応品質を維持するために、マニュアル的な位置づけで活用されるケースもあります。
FAQシステムの有効活用によって、対応品質の均一化や内容更新作業の効率化といったメリットがあります。CRM(顧客管理システム)など各種システムとの連携やカスタマイズ、事後処理業務の短縮機能が利用できるシステムもあります。また、新人スタッフが業務に活用することで、経験が少ない状態でも現場業務を任せやすくなる上、教育研修コストの削減につながります。

人員不足に悩まされがちなコールセンター部署において、顧客満足度の向上や業務負担の軽減に向けてFAQシステムの必要性が高まっています。FAQシステムがオペレーターに代わってよくある問い合わせに回答してくれるため、業務負担を軽減できます。
同時に、オペレーター対応を必要とする専門的な問い合わせにかけられるリソースを確保でき、スムーズな個別対応が実現します。さらに、ナレッジやノウハウの継承がスムーズに行われ、対応品質の均一化や属人化の解消といった効果も見込めます。
ここでは、最適なFAQシステムの導入によって期待できるメリットについて詳しく見ていきましょう。
FAQシステムの導入により、問い合わせ件数の削減が見込めます。WebサイトやアプリのFAQページの内容を充実させ、操作性を高めてユーザーの自己解決へと誘導できれば、問い合わせ件数が減少します。
その結果、少ない人数で対応が可能となり、人件費や設備費などのコスト削減につながります。最低限の人員で顧客満足度を向上させるためにもFAQシステムが有用です。
FAQシステムの導入によって、1on1コミュニケーションを希望する顧客に対してスムーズかつ十分な対応が可能になります。FAQシステムでは、問い合わせ頻度の多い質問に対して、システムがオペレーターに代わって対応します。
その結果、オペレーターは直接対話を望む顧客や個別対応が必要な問い合わせに集中でき、顧客満足度の向上につながります。
FAQシステムの活用は、オペレーターの業務負担の軽減に役立ちます。よくある質問をそのまま放置していると、問い合わせ窓口にあらゆる連絡が入ってきて、オペレーターが多くの対応に追われます。結果的に、業務負担が増えてしまい、過剰労働や離職につながる可能性があります。
FAQシステムを活用し、自己解決を促すことができれば、オペレーターの業務負担の軽減につながります。人的サポートが必要な問い合わせのみに集中できる環境が整えば、離職率の低下や定着率の向上といった効果も期待できます。
FAQシステムの導入は、業務の属人化の解消や予防に役立ちます。属人化した状態では、担当者以外は内容がわからず、判断ができないために、急な欠勤や休暇の際に業務が止まってしまう可能性があります。
FAQシステムでは、多数のQ&Aを登録できるものが多く見られます。システムに業務のナレッジやノウハウを蓄積しておくことで、経験や知識に依存しない対応が実現し、社員による対応のばらつきやムラの防止につながります。
FAQシステムに業務に関するナレッジやノウハウを蓄積することで、他の社員へのスムーズな継承が実現します。FAQシステムで過去の問い合わせ内容を検索できれば、オペレーター同士の情報共有が進み、顧客対応時間の短縮や応対品質の向上につながります。
また、ベテラン社員が退職する際の引き継ぎもスムーズに行われ、社内ノウハウの損失も防止できます。
FAQシステムの分析機能を使うことで、問い合わせ内容を顧客ニーズの発掘や収集に役立てることも可能です。多くのFAQシステムでは、FAQシステム内の問い合わせや回答の閲覧数などを分析できる機能を搭載しています。
顧客から寄せられるユーザーのリアルな声を丁寧にヒアリングし、意見や要望を掴み取って商品やサービス改善に活かすことで、新規顧客やリピーターの獲得にもつながります。

FAQシステム導入のメリットについて押さえたところで、FAQシステムの選び方について解説します。先述したFAQシステムの3種類のうち、どれを導入するかに加えて、使える機能や料金など比較検討すべき要素は多数あります。
自社でシステムを導入する目的や用途を明確にし、それに合った機能を搭載しているものを選ぶことが大切です。また、管理方法や導入コスト、提供タイプなど細かな条件も含めて比較検討しましょう。
自社での用途に合った機能が使えるFAQシステムを選ぶことが重要です。そのためにはまず、FAQシステムを導入する用途や目的を明確にする必要があります。
例えば、検索キーワードに対して精度の高い回答を瞬時に表示するためには、自然文検索機能やタグ検索機能が必要です。近年はAI技術を搭載したシステムも増えており、ユーザーの意図を汲み取って検索できるものなら、顧客満足度の高いFAQシステムを目指せます。
また、ある程度絞り込んでからユーザーが選べる仕様にするなら、サジェスト検索機能やカテゴリ検索機能が必要です。よくある質問と回答の情報量を増やし、記録を蓄積する段階では、データ容量やAIなどビッグデータを扱えるものが望ましいでしょう。
分析レポート機能を使ってニーズを可視化し、効果的なFAQを追加して内容の充実を図るといった使い方も可能です。このように、導入目的に合ったシステムを選ぶことで、必要な効果が得られます。
FAQシステムを利用する顧客のニーズに合った機能があるかどうかも重要です。利用者が求める機能が使えないFAQシステムを導入しても、使い勝手が悪く、ユーザーの疑問解決に時間がかかってしまいます。顧客満足度の低下を招きかねないため注意が必要です。
例えば、スマホユーザーが多い場合は、直感的に操作できるUI設計のシステムが適しています。また、海外の顧客向けFAQサイトの場合は、英語などの外国語に対応しているシステムが必要です。FAQシステムで外国語対応による自己解決を促せれば、電話対応での待ち時間を減らせます。
FAQシステムごとに、管理や更新などワークフローが異なります。Q&Aを一から設定する場合は手間になるため、ExcelなどにまとめたFAQを簡単に読み込めるタイプなど、少ない工数で構築できるシステムがおすすめです。
導入サポートが手厚いサービスなら、プログラミングなどの専門知識がなくてもスムーズに運用を開始できるでしょう。また、運用中のメンテナンスに時間がかかるものは、本業以外にリソースが必要になるため、定期メンテナンスを簡潔に済ませられるかどうかも確認が必要です。
FAQシステムの導入コストを抑えるために、低予算プランのあるサービスを選ぶ方法もあります。導入時には通常、初期費用と月額利用料が発生しますが、中には用途に応じて機能をカスタマイズできるものもあります。
すでに社内向けFAQマニュアルやQ&A集を構築している場合に、他の機能だけを低価格で導入、運用できるプランなら初期コストを削減できます。カスタマイズの有無や条件は製品ごとに異なるため、事前に問い合わせておくと安心です。
FAQシステムの中には、チャットボットが搭載されているタイプもあります。チャットボットは対話形式の問い合わせ対応が可能で、Webサイト内のあらゆるページに設置できます。
自社の運用にチャットボットが必要かを判断し、不要な場合はチャットボット機能のないシステムを選ぶことで、コスト節約につながります。
FAQシステムの提供タイプは、オンプレミス型とクラウド型の2種類があります。オンプレミス型とは、自社でシステムを構築するタイプです。カスタマイズ性やセキュリティ強度が高く、既存システムとの連携がしやすい点が特徴です。
一方、クラウド型は外部サーバを利用して運用するクラウドタイプのシステムです。システムのインストールやダウンロードが不要で、インターネット接続さえあればシステムを利用できるため、初期コストを抑えられます。現在はクラウド型が主流なため、選択肢も豊富に用意されています。

ここからは、2023年最新のおすすめFAQシステム・FAQサービスを紹介します。各システムの詳細や特徴、おすすめの活用シーンについて解説しますので、導入検討時の判断材料としてご活用ください。
サービスロボット「AYUDA(アユダ)シリーズ」は、株式会社CIJが提供するAI搭載ヒューマノイドロボットです。「人間とロボットの共生共存」を目的として開発され、AIやIoTなどのIT技術によるコミュニケーションやサポートを提供します。
人間と同等サイズの「AYUDA(アユダ)」は、人の声や表情をAIが認識し、適切な対話や応答を実行します。また、自律移動機能があり、自分が走行した位置情報から周囲の地図を学習し、道案内や周囲の警備を行うことが可能です。現在は、市役所など公共機関やホテル、病院などの大型施設にて、案内やサポートを提供する目的で導入されています。
また、コンパクトサイズの感染対策特化型ロボット「AYUDA-MiraMe(アユダミラーミ)」は、マスク検温機能や音声対話による非接触の受付機能を備えています。場所を取らないため、介護施設や幼稚園、飲食店などのエントランスにも設置しやすいでしょう。
「Zendesk(ゼンデスク)for Service」は、世界で10万社以上の導入実績を持つクラウド型システムです。最小限の初期費用で導入でき、セットアップも簡単なため、大手企業からスタートアップまで多くの企業で導入されています。
WebフォームやEメール、電話、SNSといったさまざまなチャネルからの問い合わせ内容を一元管理できます。FAQでは、サジェスト検索やカテゴリ検索、コンテンツ作成・編集、分析機能など必要な機能が一通り揃っており、導入後スムーズにFAQシステムを構築、公開することが可能です。
ヘルプデスク向け問い合わせ管理やチャット機能なども標準装備しており、ナレッジベースとしてさまざまな活用が可能です。企業やブランドのカスタマーサポートをはじめ、医療現場におけるパーソナルケアや教育現場での個別対応など、多様なシーンでの活用が期待できます。
株式会社エヌアイデイのAI FAQシステム「OHGAI(オーガイ)」は、事前学習を行った訓練済みAIを搭載したチャットボットシステムです。採用しているStudio Ousia社のAIモデル「アンサーロボ」は、GoogleやFacebookをも上回る世界最高精度を記録しており、高い回答精度が魅力です。
シナリオ作成や学習データは不要で、FAQを登録するだけでAIチャットボットとして機能します。また、Microsoft TeamsやLINE WORKSといった外部チャットと連携して、普段から使い慣れているプラットフォームで利用可能です。
AIやプログラミングに不慣れな担当者でも導入しやすく、総務人事や社内ヘルプデスク、顧客向けカスタマーサポート対応などさまざまなFAQ対応に適しています。無料トライアルも用意されているので、使い勝手や操作性を試したい場合に便利です。
ネオス株式会社の「OfficeBot」は、社内のナレッジ共有や問い合わせ対応の効率化に役立つAIチャットボットです。既存のFAQはもちろん、社内マニュアルや規定書類をそのまま登録すれば、自動拡張型のAIがシナリオを自動生成し、高精度チャットボットを構築していきます。
そのため、社内ノウハウやナレッジ共有の効率化にもつながります。また、LINEやSlackなど外部システムとも簡単に連携できます。「FAQを充実させたくても人員不足でなかなか進まない」といった企業や部署において、スピーディにFAQシステムの運用を開始できます。
北日本コンピューターサービス株式会社が開発した「ふれあいコンシェルジュ」は、自然言語AIを搭載したカスタマーサポート向けFAQシステムです。入力された文章をAIが解読し、関連する回答データをランキング形式で表示できるため、顧客対応時間の短縮や業務効率化に役立ちます。
また、ユーザーが検索した文章の履歴を記録し、解決できなかった質問をニーズとして捉え、必要なデータを追加しやすいよう配慮されています。クラウド型の他にSaaS形式もあり、必要な機能だけを無駄なく導入することが可能です。
コールセンターやヘルプデスクにおける業務負担の軽減や、ナレッジ共有の効率化といった課題解決に役立ちます。
ふれあいコンシェルジュ|北日本コンピューターサービス株式会社
株式会社ワークスアプリケーションズ・エンタープライズの「HUE Chatbot(ヒューチャットボット)」は、高精度な対話と充実した管理機能が魅力のAIチャットボットです。日本最大規模とされる290万語を収録した辞書と、NLP(自然言語処理)技術を応用しており、柔軟かつ高精度なチャットが実現します。
FAQや固有辞書はノーコードで登録できるので、専門知識なしで誰でも操作可能です。また、検索状況や改善ポイントがわかりやすく表示されるダッシュボードを使って、分析、検証、改善にもスムーズに取り組めます。
社内外から幅広い問い合わせが寄せられるカスタマーサポート部門や、ヘルプデスク業務におすすめします。
HUE Chatbot|株式会社ワークスアプリケーションズ・システムズ
株式会社L is Bが提供する「AI-FAQ ボット」は、社外の顧客対応や社内ヘルプデスクにおける業務効率化を促すチャットボット型FAQシステムです。Excelによくある質問と回答のデータを作成し、アップロードしてタグを埋め込めば準備が完了します。
運用中もExcelを更新するだけで最新版を公開できます。個別対応が必要な複雑な問い合わせや専門的な質問に対して、チャットボットから有人への引き継ぎもスムーズに行えます。社内からの問い合わせが多い総務人事やヘルプデスク、社外向けのコールセンター部署での活用に向いています。
株式会社サイシードが提供する「sAI Search(サイサーチ)」は、AIを搭載した高精度FAQシステムです。検索文を入力している間にリアルタイムで質問文候補が表示され、ユーザーが知りたいことをAIが先回りして予測します。
タグでの絞り込みやアイコン画像検索、シナリオ分岐など多彩な機能により高い検索性を実現しています。また、目的別UIパッケージを提供しており、コールセンターのオペレーター用やWebページとしてのFAQシステム構築、検索ボックスなど用途に応じて導入できます。
「自社ホームページ用にFAQシステムをカスタマイズしたい」と考えている企業におすすめです。
株式会社サンソウシステムズが提供する「さっとFAQ」は、問い合わせ対応の効率化に役立つチャットボットシステムです。Excel専用テンプレートにQ&Aを登録するだけでチャットボットを作成するため、最短3日でスタートできます。
また、直感的なUI設計で、プログラミングやAIといった専門知識不要で使える点も特徴です。専用ダッシュボードで利用状況を確認でき、FAQの改善もスムーズに行えます。
保育園や大学、学習塾などのホームページ上で、学生や保護者のよくある質問をチャットボットで自動応答すれば、問い合わせ窓口の業務効率化や負担軽減につながります。企業の見積もり相談やネット通販サイトでの返品対応にて即レスを実現し、次のアクションにつなげるといった使い方も可能です。

FAQシステムは、コールセンターやカスタマーサポートの強い味方ですが、導入コストや運用準備などがハードルとなる場合、FAQシステムの自作を検討するという選択肢もあります。
FAQシステムを自作する場合は、専用システムやサービスを新規導入する必要がないため、初期費用や月額利用料といったコストを削減できます。また、多くのFAQシステムはクラウド型のため、自社でクラウドを管理する必要がなく、比較的簡単な操作で導入、運用が可能です。

一方で、FAQシステムを一から自作するには莫大な時間と人員を要します。外部サービスのような操作性やデザインを作り上げるとなると、本業と並行していては長い期間を要するでしょう。たとえ短期間で仕上げたとしても、ユーザー向けのUI設計としては完成度が低く、社員や顧客が利用しない状況を招きかねません。
また、システムの使い勝手が悪く、管理や更新も滞ってしまい、FAQシステムとしての役割を果たせなくなる可能性もあります。こうした失敗を回避するためにも、FAQに特化した外部の専門システムを導入して、効率的に運用していくことが大切です。

FAQシステムの導入により、問い合わせ件数の減少だけでなく、コールセンターの業務負担の軽減や応対品質の向上、属人化の解消といったさまざまな効果が期待できます。企業の問い合わせ対応では、少ないリソースで顧客満足度を向上させることが課題であり、FAQシステムを自作する手間や工数を削減するためにも、FAQに特化した専用システムを導入する必要があります。
クラウド型を中心に多数のFAQシステムが登場しており、導入目的を把握し、操作性や予算などの条件に合わせて適切なサービスを選ぶことが大切です。今回紹介したおすすめFAQシステムリストを参考に、自社に合ったシステムを導入し業務効率化を目指しましょう。
下記記事では、「FAQシステムの徹底比較一覧」を紹介しています。気になるシステムの無料資料請求を一括で申し込むことも可能です。最適なFAQシステムを見つけるためにぜひお役立てください。
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら