生成AI

最終更新日:2026/08/07
PFN 防衛装備庁の実証を受託
Preferred Networksは、防衛装備庁の実証を受託し、自衛隊の作戦計画立案支援システム開発を開始しました。国産生成AIを活用して多種多様な情報を統合分析し、迅速な意思決定を支援します。
このニュースのポイント
株式会社Preferred Networks(PFN)は、防衛装備庁 新世代装備研究所が実施する「生成AI等を用いた作戦環境情報分析支援実現に関する実証」を受託し、自衛隊の作戦計画立案を支援するシステム開発と検証を開始しました。
安全保障環境が複雑化する現在、膨大な情報を迅速・的確に分析し、現場の指揮官から政策決定層までの意思決定を支援する技術基盤が求められています。
さらに、国際競争が激化するAI領域において、安全性・信頼性・透明性を備え、国内で主体的に開発・運用できる国産AI技術の重要性が高まっています。
こうした背景から、生成AIの基盤モデルから計算基盤、AI半導体までを自社開発してきた同社は、自衛隊の指揮統制分野で実績を持つパートナー企業と協業し、防衛・安全保障分野における情報分析支援の高度化を図ります。
本実証は、国産フルスクラッチ開発の「PLaMo™ 3.0 Prime」をはじめとする生成AIを活用し、作戦環境情報分析支援システムの実現可能性を検証する取り組みです。
文書情報や地理空間情報、部隊運用情報といった多様なデータをAIが統合的に整理・分析し、状況把握や結果の可視化、選択肢の検討を通じて自衛隊の各級司令部における人間の判断を支援します。
なお、本AIモデルは同社と情報通信研究機構(NICT)との共同研究成果を活用して開発されています。
また、本実証で検証する指揮統制支援技術は防衛領域にとどまらず、大規模災害時の初動対応や被害状況の把握、救助・物資輸送・避難支援など、複数機関が連携する災害対応領域への応用も期待されています。
Preferred Networksは引き続き、透明性・信頼性・安全性に配慮した国産AI技術の研究開発と社会実装を進め、日本の安全保障や社会レジリエンスの向上に貢献していく方針です。
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