生成AI

最終更新日:2026/07/21
国産マルチモーダル基盤開発始動
Noetraは、ソニーグループやソフトバンク、日本電気、本田技研工業ほかパートナー企業と連携し、国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発を本格始動します。
このニュースのポイント
Noetra株式会社(以下、Noetra)と、Noetraに出資する中核企業であるソニーグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、日本電気株式会社および本田技研工業株式会社は、パートナー企業と共に、AIロボットやフィジカルAIの基盤となる国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発を本格始動しました。
Noetraは、Noetraのビジョンや事業戦略に賛同する、国産AIの開発に取り組む企業や、製造業をはじめAI活用を推進する幅広い業種の企業など、合計44社からの出資を受けました。KDDI総合研究所やSakana AI、楽天グループなどが主な参画企業として名を連ねています。
開発においては、中核企業に加え、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)や株式会社Preferred NetworksなどからNoetraに参画する技術者を中心に研究開発体制を構築します。国内の事業者が保有するAI計算基盤を活用して開発に着手し、これまで培ってきたAIモデル開発技術やノウハウを生かして取り組みを推進します。
今後は、NVIDIAの協力のもと、最新のGPU「NVIDIA Rubin GPU」を約2万7,500基搭載したAI計算基盤の構築を2027年4月に開始し、2028年6月から稼働させる予定です。
2026年度より順次、高度な日本語理解や論理推論、指示遂行などの基盤的能力を備え、AIエージェントや言語処理の中核となる推論基盤モデルを構築する方針です。2028年度には言語、画像、動画、音声を統合的に処理するオムニモーダル基盤モデルを開発し、多様なデータを横断的に理解・活用できるAIの実現を目指します。
2030年度には、空間認識などの物理特性を理解し、実世界での活用を前提とした「実世界ネイティブAI」の実現に取り組みます。開発したモデルは研究開発や社会実装の状況に応じて順次外部提供・公開を進める予定です。
Noetra代表取締役社長の丹波廣寅氏は、日本がフィジカルAI分野で世界をリードしていくためにマルチモーダル基盤モデルが必要であることを述べました。パートナーと連携して構築を進め、日本の産業や社会の変革を支えるAIインフラの実現を目指す考えを示しています。
出典:Noetra株式会社
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