生成AI

最終更新日:2026/08/05
KDDI 出版メディア連携サービス
KDDIは、出版や専門メディアから許諾を得たコンテンツを情報源とする対話型AIサービス「Buffmee」の提供を開始しました。許諾を得た約150のコンテンツを情報源とし、7つのボタンで検索や要約を直感的に実行できます。
このニュースのポイント
KDDI株式会社は、出版や専門メディアと連携した対話型AIサービス「Buffmee」の提供を開始しました。書籍や雑誌などの信頼性の高い出典を明示しながら情報を提供し、AIとの対話を通じて利用者の学びや趣味を支援します。
生成AIの普及により誰もが膨大な情報を作成・発信することが容易になった一方、情報の正確性の判断が難しくなっています。また、インターネット上の情報が無断でAIに利用されることが社会課題となっており、ジャーナリズムやクリエイティブ産業の持続可能な発展を脅かす懸念が高まっています。
さらに、ユーザーがAIから直接回答を得ることで情報元サイトを閲覧しない「ゼロクリック検索」の増加により、メディアへの流入減少という課題も表面化しています。同社はこうした生成AI時代における課題に対し「信頼できる情報の受け取り方」を支えるサービスを開発しました。

「Buffmee」は、インターネット上の情報を無差別に参照せず、許諾を得た出版社・専門出版社・専門Webメディアなどの信頼性の高いコンテンツだけを情報源としています。AIが検索・要約・整理を行い、回答時には必ず出典が明示されるため、ユーザーは安心して情報を取得できます。
なお、2025年10月に締結したKDDIとグーグル・クラウド・ジャパン合同会社との戦略的協業契約により、本サービスはGoogle Cloudのプラットフォームを活用しています。

料理・資格学習・趣味(鉄道など)・ビジネス・マネー・子育て・家電・ゴルフなど、生活から専門領域まで幅広いジャンルをカバーしています。提供開始時点では約150コンテンツが利用可能で、今後も順次拡大予定です。

専門的なプロンプトは不要なため、うまく質問できない方でも安心して利用できます。やりたいことに合わせた7つのボタンから選ぶだけで、直感的にAIを活用できます。
「検索」「要約」「分析」「画像生成」のほか、利用者の課題に応じたプランを提示する「提案」や、自動生成された問題で理解度を確認できる「問題演習」など、実践的な機能も備え、多彩な使い方に対応しています。

具体的なユースケースとして、料理雑誌「オレンジページ」では、プロの料理家によるメソッドを一括検索でき、AIが誌面レシピを忠実に伝えます。また、資格学習「宅建士 合格ナビ」では、疑問が解消するまでAIに繰り返し質問でき、オリジナルの演習問題の提供も可能です。
本サービスは、連携するコンテンツプロバイダーにとっても、新たな収益機会の獲得につながります。出力結果に表示される引用元URLから自社コンテンツへの送客が促され、新たなユーザーとの接点を創出できます。
KDDIは今後、対応する媒体をさらに拡充するとともに、音声や動画などのマルチメディアへの対応を進める方針です。ユーザーの興味に合わせたパーソナライズ機能の導入も検討し、AI技術とコンテンツ文化が共存する社会の実現に貢献するとしています。
出典:KDDI株式会社
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