京都大学医学研究科×タケロボ 「医療面接AIチャットボット」開発
最終更新日:2024/03/07
AI・ロボットの開発、提供を手掛けるタケロボは、京都大学医学研究科のノウハウをもとに「医療面接AIチャットボット」を開発し、京都大学医学部の学生向けに提供を開始しました。
このAIニュースのポイント
- AI・ロボット開発タケロボ 「医療面接AIチャットボット」を開発し、京都大学医学部の学生向けに提供開始
- 模擬患者役に頼ることなく、好きなときに、AIと医療面接練習を行うことが実現
- クラウドに接続できるデバイスがあれば、いつでも、どこでも好きなときに利用可能
AI・ロボットの開発、提供を手掛けるタケロボ株式会社は、京都大学医学研究科医学教育・国際化推進センターのノウハウをもとに「医療面接AIチャットボット」を開発し、京都大学医学部の学生向けに提供を開始しました。
医学部の学生は、臨床医に向けたトレーニングとして、模擬患者役と実際に医療面接練習を行います。昨今のコロナの影響により、医療面接練習をすることが難しい場合がでてきています。
その一方、AI・デジタル技術の進化により、人のように対話するAI技術も製品化されています。医療面接練習に関し、「コロナの影響」と「AI・デジタル技術の進化」の両面を踏まえて、医療面接練習が可能なAIシステムを開発することで、医学部学生は、模擬患者役に頼ることなく、好きなときに、AIと医療面接練習を行うことが可能になります。
タケロボのコミュニケーション型AIシステムは、オリジナル対話データを簡単に登録でき、高性能な受答えを利用者に提供することが可能です。このAIシステムに京都大学医学研究科が培った医療面接ノウハウ、データを登録、学習することで、医療面接AIチャットボットを開発しました。
また、医療面接AIチャットボットが開発、利用されても、人の模擬患者との練習も行います。本医療面接AIチャットボットは、医学部の学生向けだけでなく、模擬患者役の練習用に活用することも可能です。
医療面接AIチャットボットは、クラウド上に構築されており、スマホやパソコンなどネットワークでクラウドに接続できるデバイスがあれば、いつでも、どこでも好きなときに利用可能です。
出典:@Press
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