生成AI

最終更新日:2026/06/15
川崎重工 米国フィジカルAI拠点
川崎重工は、米国・シリコンバレーにフィジカルAI拠点「Kawasaki Physical AI Center San Jose」を開設しました。AI・半導体分野における日米連携を深め、フィジカルAIとロボティクスの社会実装を強力に推進します。
このニュースのポイント
川崎重工業株式会社は、米国・シリコンバレーに「Kawasaki Physical AI Center San Jose」を開設しました。本センターでは、NVIDIA、Analog Devices、Microsoft、富士通といったAI・半導体関連企業との協業を通じて、現実社会で活用できるフィジカルAIの開発を推進します。
フィジカルAIとは、現実世界を認識・理解し、自律的に判断したうえでロボットなどを制御し、実際の作業を行うAI技術です。製造業をはじめ、医療・介護など幅広い分野での活用が期待されています。
川崎重工は航空宇宙、造船、エネルギー等の幅広い事業領域における現場の知見を有しており、フィジカルAIが価値を発揮する「現実世界」に強みを持っています。この強みを最大化し、AI開発プレイヤーと新たな事業創出や既存事業拡張に向けた共創活動を行う拠点として、本センターを開設しました。
同社は、まず医療・介護分野を最初の注力領域として位置づけています。フィジカルAIとロボティクスを融合し、来院から診察、治療、手術、術後ケアまでを一貫して支援する「病院ワンストップソリューション」の実現を目指します。
さらに、半導体・自動車など幅広い産業分野やニューモビリティの分野への適用も同時に進めていくことで、様々な分野で共通のフィジカルAIとロボティクスの融合ソリューションを展開していきます。
協業先との具体的な取り組みテーマとして、まずNVIDIAとは、医療をはじめ多様な分野における、AI・ロボティクス技術を融合した新たなソリューションの創出を目指します。
Analog Devicesとは、AI・オーディオ・マニピュレーション技術を融合した、幅広い業務に対応できるロボットの開発に取り組みます。Microsoftとは、信頼性と拡張性を備えたクラウド・AIプラットフォームの活用により、実世界でのソリューションの導入を加速させます。
さらに富士通とは、ヘルスケア領域において、業務システム・ロボットシステム・AIを連携させ、新たな価値提供の実現を目指します。
また、本センターは、市場や顧客との接点である、日本国内の開発拠点やフランスで運営を開始したR&Dイノベーションセンター「Kawasaki Innovation Centre Europe SAS」とも連携し、トータルソリューションとしての実用化を担うことで、フィジカルAIの社会実装の推進を加速させていきます。
川崎重工は、社会課題の解決と持続的な事業成長の両立に取り組むため、長年の現場データやノウハウを有する強みを活かし、今後も世界的に注目されているフィジカルAIや半導体分野へ重点的に投資していく方針です。
出典:川崎重工業株式会社
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