生成AI

最終更新日:2026/06/16
キヤノンMJとキヤノンITS 農業支援
キヤノンMJとキヤノンITSは、農地の画像や気象・土壌などの環境データをAIで整理・可視化し、日々の作業判断や技術継承を支援するサービスの実装検証を愛媛県にて開始しました。
このニュースのポイント
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は、農地の画像データや気象・土壌などの環境データをAIで整理・可視化し、日々の作業判断や技術継承を支援するサービスの実装検証を愛媛県で開始しました。
この取り組みは、デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」に昨年度に続き採択されたものです。
農業分野では、人手不足や高齢化の進行により、作業の属人化や経験・勘に依存した判断が課題となっています。これを受け、昨年度の実装検証では、映像・画像や環境データの取得・可視化により、遠隔から作物の状況を把握できる仕組みを実現しました。
一方で、取得したデータをより幅広い農家や作業者が活用していくためには、データの見方や判断を補助する仕組みが必要であると分かりました。特に、栽培管理や作業のタイミング判断においては、経験差によってデータ活用の度合いに差が生じる場面もあります。
こうした課題を解決するため、今年度はAIを活用してデータから判断のヒントとなる情報を分かりやすく提供します。

本プロジェクトでは、キヤノンITSが提供する画像AI連携プラットフォーム「Bind Vision」に、農作業判断支援AIを新たに実装します。これは取得した画像や環境データに加え、栽培管理記録や栽培マニュアルなどをもとに、自然言語での質問を通じて必要な情報を簡単に呼び出せる仕組みです。
これにより農家は、作物の生育状況や環境の変化、過去の栽培履歴などを踏まえ、現在確認すべき状況や注意が必要な変化を把握しやすくなります。また、熟練者の経験や専門的な知見を補完することで、現場での作業判断につなげられます。
キヤノンMJとキヤノンITSは本検証を通じて、AIを活用した判断支援により、熟練者の助言がなくても業務効率化や収量向上が実現できる運営モデルを目指します。
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