生成AI

最終更新日:2026/07/23
みずほ NVIDIA技術活用AI基盤
みずほフィナンシャルグループは、NVIDIAの技術を活用し、金融機関向けAI活用基盤の高度化に向けた検討を開始しました。高性能な計算基盤の強化とセキュアな実行環境の技術検証を推進し、機密情報を厳格に保護しながら、AIエージェントの活用領域の段階的な拡大を目指します。
このニュースのポイント
株式会社みずほフィナンシャルグループは、金融機関における生成AIおよびAIエージェント活用をより安全かつ高度に進めるため、AI活用基盤の高度化に向けた検討を開始しました。検討にあたっては、NVIDIAの製品・サービスおよび技術的知見を活用します。
生成AIの研究開発・推論検証を支えるオンプレミスGPU環境と、AIエージェントを安全に実行・管理する仕組みの両面から、金融機関に求められる安全性・統制を確保しながらAI活用を拡大するための技術的な論点を検討します。
現在金融機関では、情報収集、文書作成、照会対応、営業支援、審査・モニタリング、システム開発支援など、幅広い業務で生成AIおよびAIエージェントの活用可能性が広がっています。一方で、技術の本格的な活用には機密性の高いデータの保護や各種規制への適合が不可欠であり、AI活用の拡大と厳格な統制管理を両立することが重要です。
今後見込まれるAIエージェントの活用を進めるためには、機密情報を外部に出さず、エージェントの権限や接続先を制御し、実行履歴を確認できる環境が求められています。そのため、みずほFGはNVIDIAの支援を通じて、オンプレミスGPU環境とセキュアなAIエージェント実行環境の両面から、金融機関にふさわしいAI活用基盤の適切性や信頼性を検討します。
具体的には2つのテーマに取り組みます。1つ目は、高性能な計算基盤「NVIDIA DGX B200」の導入と、将来的なGPUクラスタ構築に向けた検討です。クラウド環境とオンプレミス環境を組み合わせ、用途やコストに応じて多様な計算資源を選択できるAI活用基盤の実現を目指します。
2つ目は「NVIDIA NemoClaw」を活用したセキュアなAIエージェント実行環境の技術検証です。本検証を通じて、機密性の高いデータや社内システムを扱う領域においても、安全性と拡張性を両立したAIエージェント活用の実現を目指します。
将来的には、研究開発中のみずほLLMを含む生成AIモデルと社内システムを安全に連携させ、機密性の高い情報を適切に保護しながら、AIエージェントの業務範囲を段階的に拡大する考えです。
みずほFGは、情報収集や文書作成などの業務高度化につなげることで、社員の専門性を拡張し、付加価値の高い業務に注力できる環境づくりを進める方針です。
出典:PR TIMES
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