【2024年最新】おすすめの議事録作成ツール15選! 選び方や特徴を紹介
最終更新日:2024/04/24
議事録作成ツールやサービスは、さまざまな企業からリリースされているため、どれを選ぶべきかと頭を悩ませるケースが少なくありません。本記事では、議事録作成ツールを導入するメリットや具体的な選び方、おすすめのツールをピックアップして紹介します。
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議事録作成ツールとは?
議事録作成ツールとは、会議や商談でやり取りしている内容を整理した議事録を自動で作成できるツールです。従来は、会議の様子を録音もしくは録画し、その資料をもとにあとから人力で議事録を作成していました。議事録作成ツールを使用すれば人力で情報を整理する手間を大幅に省け、業務効率化が可能です。
なお、議事録作成ツールの多くは、単純な音声認識による文字起こしと、AIによる補助を組み合わせた文字起こしタイプに分類できます。
音声による文字起こし
音声認識とは、会話の内容を解析してテキスト化する技術です。身近な例として、スマートフォンに搭載されている音声入力機能が挙げられます。スマートフォンの音声入力は、マイクで拾った音声情報を解析し、テキスト化を行います。
音声認識を用いた文字起こしも原理は同じです。マイクを介して得た音声情報をテキスト化します。スマートフォンで利用できる文字起こしアプリやツールであれば手軽に議事録を作成できるものの、マイクやアプリの性能によって仕上がりが左右されやすい点に注意が必要です。
高度なAIが搭載された議事録作成ツール
議事録作成ツールのなかには、高度なAIを搭載したものもあります。高度なAIを搭載したツールは、精度の高い議事録をより効率よく作成しやすい点が魅力です。
たとえば、ツールによってはAIによる発言者の区別まで可能です。また、不要な言葉を自動的に排除したり、重要なキーワードを抽出したりといった機能を備えたツールがあるほか、翻訳機能や共有機能、分析機能などを有した製品もあります。
また、Web会議ツールとの連携が可能なツールもリリースされています。Web会議ツールと連携させ、オンラインミーティングの内容をリアルタイムで文字起こしする、といった使い方が可能です。
議事録作成ツールの選び方
議事録作成ツールによって、実装している機能やできることが異なるため、まずは導入目的を明確にしましょう。音声認識の精度や操作性、導入実績などをチェックするのも大切なポイントです。
1. 導入目的を明確にする
まずは、ツールを導入する目的の明確化からスタートです。企業によって議事録作成ツールの導入目的は異なります。単純に会話の内容をテキスト化したい、議事録の自動作成から高度な分析まで行いたい、といった具合です。
目的が明確になれば、ツールに求める機能も絞り込めます。たとえば、外国人従業員との会議をテキスト化したいのであれば、多言語に対応できる機能や翻訳機能が必要です。オンライン会議の内容をリアルタイムにテキスト化したいのなら、Web会議ツールなどとの連携機能が備わったツールが適しています。
2. ツールの機能確認・音声認識の精度を確かめる
議事録作成ツールに実装されている機能は、個々で異なります。導入前に、どのような機能が実装されているのか丁寧に確認しましょう。機能が多く備わっていればよいツール、というわけではありません。大切なのは、自社が求める機能を実装しているかどうかです。
オフラインだけでなく、オンライン会議での文字起こしに対応できる機能が実装されているか確認しましょう。また、自動共有機能やタスク管理機能、コメント機能、議事録テンプレート作成機能などの有無も要チェックです。
併せて、音声認識の精度も確認しましょう。音声認識の精度が低いと、文字の抜けや漏れ、誤りなどが多数発生し、修正に多大な手間を要してしまいます。業務効率化どころか、かえって業務効率を低下させかねないため注意が必要です。開発元やベンダーの主張だけでなく、インターネット上などでユーザーの口コミもチェックしてみましょう。
3. 操作性・使いやすさを確認する
議事録作成ツールを選ぶ際には、使いやすいかどうかも要チェックです。操作が複雑なツールや、インターフェイスが直感的でないツールでは操作に関する指導に余計な時間をとられるほか、従業員に敬遠されてしまい運用が定着しないおそれもあります。
コストをかけてツールを導入しても、運用が定着しなければ宝の持ち腐れです。このようなリスクを避けるには、従業員のITリテラシーにかかわらず誰でも簡単に使えるツールを選ぶことが重要です。
おすすめは、無料トライアルが可能なツールです。議事録作成ツールのなかには、一定の期間に限り無料でトライアル利用できるものがあります。ツールの操作性は、実際に触ってみないと分からない部分がありますが、無料トライアルが可能なツールであれば、導入前に使いやすいかどうかを確認でき安心です。
4. 導入実績を確認する
導入実績が豊富なツールであれば、信頼のおけるメーカーが開発したと判断できます。さまざまな企業や団体への導入実績が豊富であるということは、それだけ機能や操作性などが高く評価されている証です。安心して導入できるかどうかを判断する指標にもなるため、導入実績は必ずチェックしましょう。
大手企業や官公庁、自治体などへの導入実績が豊富なツールであれば、なお安心です。大手企業や官公庁などは、ツールの性能面だけでなくセキュリティ面に問題がないかどうかも厳しくチェックします。厳しい審査をクリアして導入にいたっているツールであれば、安心して利用できると判断できます。
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議事録を作成できるおすすめツール15選
議事録作成ツールは数多くリリースされているため、選定に頭を悩ませるケースが少なくありません。そこで、ここではおすすめのツールを15個ピックアップしました。サービスのポイントや価格、無料トライアルの有無といった情報を整理したので、ぜひ選定に役立ててください。
AI議事録取れる君
「AI議事録取れる君」は、株式会社ALMがリリースした議事録作成サービスです。日本語ひらがな認識率において国内NO.1の独自AIエンジンを実装している点が特徴です。
1.サービスのポイント
・Point1:超高精度な独自AIエンジンの使用によってリアルタイムな文字起こしを実現
・Point2:オンラインミーティングのURL入力によって、参加者個々の発言を識別しテキスト化
・Point3:ZoomやTeamsとのスケジュール連携が可能
2.価格
・利用料金:法人=要問い合わせ/個人=980円/月~
・初期費用:無料
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
ログミーツ powered by GPT-3/4
「ログミーツ」は200以上の自治体で正式に導入されている、実績豊富な議事録作成ツールです。特別な知識がなくても簡単に使えるGPT機能を搭載し、オフラインとオンライン両方のミーティングにも対応しています。
1.サービスのポイント
・Point1:高品質な録音からAIによる文字起こし、AI要約まで一貫した作業が可能
・Point2:ZoomやTeams、Google MeetなどさまざまなWeb会議ツールで文字起こしができる
・Point3:専用に開発された端末を利用すれば、会議の規模を問わずリアルタイムに高品質な文字起こしが可能
2.価格
・利用料金:月額10,000円~
・初期費用:要問い合わせ
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
ailead(エーアイリード)
株式会社バベルが提供している「ailead(エーアイリード)」は、営業活動の可視化と生産性の向上を実現可能なサービスです。議事録の作成や共有の自動化ができるほか、営業活動の可視化と最適化ができるため、営業現場で発生しやすいさまざまな悩みの解決につながります。
1.サービスのポイント
・Point1:組織が関わっている商談や会議などのデータを自動的に収集し、可視化から解析まで実行
・Point2:商談データをクラウド上で管理でき、必要に応じてスピーディーに取得可能
・Point3:商談解析やライブラリ機能、成約率向上、オンラインフィードバックなど、データを用いた効率的な人材育成を実現する機能を実装
2.価格
・利用料金:各種3つの料金プランを用意/要問い合わせ
・初期費用:要問い合わせ
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
OneMinutes
quintet株式会社がリリースした「OneMinutes」は、多言語で行うミーティングの翻訳や文字起こし、共有などを効率化できるサービスです。言語の壁がありミーティングや商談がスムーズに進まない、通訳の待ち時間が長い、議事録作成に多大な工数が発生している、といった課題の解決が可能です。
1.サービスのポイント
・Point1:最大110カ国語に対応しており、リアルタイムな翻訳と文字起こしを実現
・Point2:翻訳・テキスト化されている内容はリアルタイムに関係者間へ共有されるため、保存忘れや共有遅れなども回避
・Point3:AIがミーティング中に重要なポイントを抽出し、会議終了までに議事録を自動作成
2.価格
・利用料金:月額30,000円~
・初期費用:無料
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
Calqtalk(カルクトーク)
「Calqtalk(カルクトーク)」は、株式会社KandaQuantumが提供している議事録作成サービスです。「より軽く、より早く、より快適に」をキャッチコピーとしたサービスであり、文字起こしからテキストの要約、議事録作成を同時に行えます。
1.サービスのポイント
・Point1:AIを用いた高精度な音声認識を実現しており、ハイクオリティかつスピーディーな文字起こしができる
・Point2:テキストのなかから重要な情報を抽出し、より分かりやすい文章へと要約
・Point3:過去に作成した議事録をチャットで検索できる機能を実装しているため、必要に応じてデータをスピーディーに取得可能
2.価格
・利用料金:要問い合わせ
・初期費用:要問い合わせ
・無料プラン:〇
・無料トライアル:〇
YOMEL(ヨメル)
「YOMEL(ヨメル)」は、月間利用数100,000会議の実績を誇る自動議事録AIです。難しい操作は必要なく、ワンクリックで会議の内容をテキスト化できます。IPアドレス制限や個人情報の自動除去機能、ISO27001認証の取得など、安心して利用できるセキュリティ対策を実施しているのも特徴です。
1.サービスのポイント
・Point1:自動話者識別機能によって、全発言者の発話内容を自動で識別、分離しテキスト化
・Point2:ワンクリックで会議のログURLを取得でき、スピーディーに関係者間で共有可能
・Point3:従業員が顧客とどのように商談を進めているのかを把握できる、管理者向けの機能も充実
2.価格
・利用料金:28,000円/月~
・初期費用:無料
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
PKSHA Speech Insight
株式会社PKSHA Communicationが提供している「PKSHA Speech Insight」は、デバイスへ専用アプリをインストールするだけで簡単に導入できる文字起こしツールです。コンタクトセンターの課題解決や、対応品質向上にも活用できます。
1.サービスのポイント
・Point1:オペレーターと顧客とのやり取りをAIがリアルタイムにテキスト化し、コールメモ作成の手間を大幅に軽減
・Point2:オペレーターと顧客の対話内容をテキストで確認でき、効率的な育成が可能
・Point3:あらかじめNGワードを設定しておけばインシデントの発生リスクを軽減でき、チェック工数の減少も実現
2.価格
・利用料金:要問い合わせ
・初期費用:要問い合わせ
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
COTOHA Meeting Assist
「COTOHA Meeting Assist」は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供している、議事録作成支援サービスです。TeamsやZoomなどのWeb会議ツールと併用可能であり、リモートワークや研修、役員会議など多様なシーンで活用できます。
1.サービスのポイント
・Point1:音声をリアルタイムでテキスト化できるほか、発言内容を認識しタスク設定も可能
・Point2:気になる部分をピンポイントでチェック、編集できる
・Point3:自動翻訳機能の実装によって、さまざまな言語を翻訳して表示可能
2.価格
・利用料金:50,000円
・初期費用:無料
・無料プラン:要問い合わせ
・無料トライアル:要問い合わせ
Olaris(オラリス)
「Olaris(オラリス)」は、アーニーMLG株式会社がリリースした音声認識AIです。学習成長型の音声認識AIのため、使えば使うほど認識精度の向上や認識結果の最適化が進みます。発話者の感情や抑揚などの情報を取得できる機能を実装しています。
1.サービスのポイント
・Point1:顧客属性や特定のシーンにマッチした専用モデルを開発・提供
・Point2:複数の専用モデルをシーンにあわせて使い分けることで精度が向上。さらに複数モデルのリアルタイムな切り替えも実現
・Point3:音声検出ルールの調整や要約のON/OFFなど、詳細なAPI設計が可能
2.価格
・利用料金:従量課金 1.0~2.5円/分 保守メンテナンス代行(自社サーバー運用)30,000円~(内容による)
・初期費用:0~100万円
・無料プラン:〇
・無料トライアル:〇
対話型AI「HAL3(ハルさん)」 翻訳機能
「 対話型AI「HAL3(ハルさん)」 翻訳機能 」は、クリスタルメソッド株式会社がリリースした音声認識、読みあげサービスです。翻訳したい文章をカメラに認識させる、または対象の文章をマイクに入力することで翻訳を行えます。
1.サービスのポイント
・Point1:翻訳してテキスト化するだけでなく、AIによる音声合成と読みあげが可能
・Point2:放送禁止用語や不適切な表現などを設定することで安心して利用できる
・Point3:ノイズ除去や特定音声の抽出AIといった技術を組み込み可能であるほか、画像情報から快・不快判定を行える
2.価格
・利用料金:要問い合わせ
・初期費用:要問い合わせ
・無料プラン:要問い合わせ
・無料トライアル:要問い合わせ
RIMO Voice(リモボイス)
「RIMO Voice(リモボイス)」は、物流や人材、食品などさまざまな業界での導入実績が豊富なAI文字起こしツールです。ISMSクラウドセキュリティ認証であるISO/IEC27017を、AI文字起こし、議事録分野において初めて取得しました。
1.サービスのポイント
・Point1:ISO/IEC27017の取得にいたった安心安全なセキュリティ環境
・Point2:1時間程度の音声データであれば5分程度で文字起こし可能
・Point3:テキスト化したデータをAIが要約するため会議や商談の振り返りも容易
2.価格
・利用料金:個人 音声22円/30秒 動画33円/30秒 法人 トライアル 3万円/月 ライト 6万円/月 ベーシック 12万円/月 ビジネス 24万円/月
・初期費用:月額料金1カ月分
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
AI GIJIROKU(AI議事録)
「AI GIJIROKU(AI議事録)」は、大手をはじめさまざまな企業が導入している自動議事録ツールです。AI要約機能や清書機能、内部音声収録機能など、議事録作成に便利な機能が充実しています。
1.サービスのポイント
・Point1:Zoom連携によるリアルタイムなテキスト化と自動議事録作成が可能
・Point2:音声認識精度99.8%と高精度なテキスト化が可能であり、スムーズな共有も実現
・Point3:30カ国に対応したリアルタイム翻訳が可能
2.価格
・利用料金:個人 1,500円/月 法人 チームプラン 29,800円/月 ビジネスプラン 200,000円/月
・初期費用:不明
・無料プラン:〇(個人のみ)
・無料トライアル:✕
AutoMemo S(文字起こしAIボイスレコーダー)
「AutoMemo S(文字起こしAIボイスレコーダー)」は、ソースネクスト株式会社がリリースしたボイスレコーダーです。シンプルな操作の専用デバイスで会話を録音でき、AIが音声をテキストへと変換します。
1.サービスのポイント
・Point1:ボイスレコーダーのモニターにテキスト化した内容を表示できる
・Point2:Webアプリとの連携でデータ編集や共有がさらに楽に
・Point3:キーワード検索による頭出しやファイル検索機能など、聞きたいところをすぐ見つけられる
2.価格
・利用料金:1,480円/月
・初期費用:19,800円/端末台
・無料プラン:〇
・無料トライアル:✕
ZMEETING
「ZMEETING」は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産能研)発のベンチャー企業が開発した議事録作成ツールです。業界初の感情認識機能を実装しているほか、Zoom連携や多言語会議への対応が可能です。
1.サービスのポイント
・Point1:音声認識精度90%以上であり高精度な文字起こしが可能
・Point2:1会議につき15名までの話者識別ができ低コストで運用できる
・Point3:認証要求や退出機能など充実したセキュリティ機能によって安全な利用が実現
2.価格
・利用料金:要問い合わせ
・初期費用:要問い合わせ
・無料プラン:要問い合わせ
・無料トライアル:要問い合わせ
Microsoft Teams(トランスクリプション機能)
コミュニケーションツールである「Microsoft Teams」には、トランスクリプション機能とよばれる文字起こし機能が実装されています。機能の利用により、会議や商談内容のリアルタイムなテキスト化、データのダウンロードなどが可能です。
1.サービスのポイント
・Point1:業務にTeamsを利用しているのなら、改めて文字起こしツールを導入しなくて済む
・Point2:手作業による議事録作成の手間から解放される
・Point3:専用のAI文字起こしツールに比べると文字認識の精度は低い
2.価格
・利用料金:750円/月/1ユーザー(Microsoft 365 Business Basic) 1,560円/月/1ユーザー(Microsoft 365 Business Standard)
・初期費用:無料
・無料プラン:✕
・無料トライアル:〇
AIによる議事録作成ツールを導入するメリット
AIによる議事録作成ツールの導入によって、業務効率化につながる点が大きなメリットです。また、情報共有が容易になるほか外国語の議事録も簡単に作成でき、会議内容の分析を行えるなどの利点もあります。
1. 議事録作成の効率化につながる
議事録を人力で作成する場合、多大な時間を要するのが一般的です。また、人力ではどうしても聞き間違いや聞き漏らしといったミスも発生しやすくなり、修正の手間も増えます。
AIを搭載した議事録作成ツールを利用すれば、上記のようなリスクの回避が可能です。AIがスピーディーに音声を認識してテキスト化し、リアルタイムでの文字起こしも行えます。議事録作成に従来ほどの時間と労力がかからなくなり、業務効率化が実現します。
ツールが効率的に議事録を作成してくれるため、担当者の負担を大幅に軽減できる点も魅力です。また、担当者は議事録作成の手間から解放されるため、本来のコア業務に注力できます。リソースをより有効活用できるようになり、組織全体の生産性向上にもつながります。
2. 情報共有を簡単に行える
一般的に、議事録は会議や商談の内容を記録するだけでなく、関係者間で情報を共有する目的で作成されます。グループウェアとの連携が可能なツールであれば、作成した議事録を関係者へスピーディーに共有できるため余計な手間や時間がかかりません。
従来であれば、作成した議事録をプリントアウトして関係者へ配布する、メールやチャットツールで共有する、といった作業が必要でした。この手法では、関係者がすぐつかまらないことがある、メールで送った議事録を見てくれたか不明、といった問題がありますが、グループウェアとの連携が可能なツールであればこうした課題を解決できます。
3. 外国語で議事録を簡単に作れるようになる
発言内容をリアルタイムで翻訳できる機能を実装したツールなら、外国語の議事録を簡単に作成できます。海外支社のスタッフとミーティングを行うとき、外国人の顧客と商談を行うときなどもリアルタイムで翻訳しつつ、議事録の作成も可能です。
外国語の議事録を作成するには、外国語に精通した従業員が不可欠です。しかも、従業員の語学レベルによっては、議事録の精度が大きく左右されます。AI議事録作成ツールを利用すれば、外国語に長けた従業員がおらずとも議事録を作成でき、海外とのミーティングや商談も通訳なしで行えます。
なお、外国語の議事録作成を想定しているのなら、導入を検討しているツールの機能を漏れなくチェックしておきましょう。ツールによって、対応できる言語は異なります。ミーティングや商談で頻繁に使用する外国語に対応しているかどうかを確認しておきましょう。
4. 会議の発言をスケジュール連携してくれる
議事録作成ツールのなかには、あらかじめ設定しておいたキーワードを抽出し、タグ付けできるものもあります。AIが今後やるべきことをタスク化し、期限なども設定してくれるためスケジュールの厳格な管理が可能です。
AIによるタスク化によって、いつまでに実施すべきなのか、誰が担当するのかなどを明確にできます。タスクの実行が漏れないよう、期日が近づいたタイミングでリマインドも行えるため安心です。
5. 会議の分析をしてくれる
分析機能を実装したツールであれば、会議の内容を分析し、今後の企業戦略などへ活かせます。たとえば、商談でどのようなキーワードが頻出していたのか抽出したり、会議参加者のなかで誰のが発言が多かったのかを解析したりといったことが可能です。
また、会議参加者の感情を可視化できるツールもあります。参加者の音声をAIが分析し、どのような感情のもとその言葉を口にしたのかを明らかにできます。
感情を可視化できる機能が実装されていれば、商談時の有効・NGワードの抽出が可能です。それらを把握することで、商談をより有利に進められます。
まとめ
議事録作成ツールの導入によって、議事録作成の手間を軽減でき情報共有もスピーディーに行えます。選定時には目的を明確にしたうえで、ツールの機能や操作性をチェックしましょう。併せて導入実績も確認しておくとより安心です。
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