AVILEN、高精度な帳票処理AIエージェントの提供を開始。手作業を大幅に削減し生産性向上をめざす

最終更新日:2025/02/03

AVILENは、複雑な紙帳票の読み取り業務を効率化する「高精度な帳票処理AIエージェント」を開発し、提供を開始しました。

このニュースのポイント

AVILEN、自律実行型AI「高精度な帳票処理AIエージェント」を開発・提供
デジタル文書や手書き文字を高精度に読み取り、特殊レイアウトや複雑な文字を自動で判別
基幹システムへの登録までを完全自動化。さらに生成AI活用により、事前学習不要で短期間での導入が可能

株式会社AVILENは、複雑な紙帳票を読み取り、手作業を大幅に削減する「高精度な帳票処理AIエージェント」を開発し、提供を開始しました。紙・FAX・画像・PDFデータの帳票を基幹システムに登録するプロセスの完全自動化を目指します。

帳票が多い企業では、従来のAI-OCRにおいて事前準備やエラーの原因の追跡が難しく、業務効率化が進まないといった課題があります。これらの課題を解決するため、AVILENは高精度な帳票処理AI エージェントの開発に至りました。

開発された「高精度な帳票処理AI エージェント」は、AVILENの豊富な画像認識・文字認識アルゴリズムのノウハウを活用することで、複数ページにわたる表などの特殊レイアウトも高精度に読み取ります。従来のAI-OCRなどでは読み取りエラーになってしまう、手書き文字やかすれた文字、二重線で修正された履歴なども自動判別し、高精度に読み取ることが可能です。

読み取りが困難な情報は、自律実行型AIの「AIエージェント」が人間のように管理者へ報告し、さらにチャットで指示することで自動で出力形式などを修正できます。読み取りにとどまらず、基幹システムへの登録までの完全自動化も可能です。

AVILENのOCRは生成AIを活用しているため、従来のAI-OCRでは必要だったレイアウトやテンプレートの学習データ作成が不要となり、事前学習なしで短期間での導入が実現します。

出典：PR TIMES