チャットプラス、「ChatGPT」の回答を調整、制御するAIを開発
最終更新日:2023/10/06
チャットプラスは、独自のAIエンジンと制御技術の応用により、「ChatGPT」の回答の制御に成功しました。
このAIニュースのポイント
- 「ChatPlus」は、大手企業からスタートアップ企業まで幅広く利用されているAIチャットボットシステム
- 独自の回答文の生成には膨大なトレーニングデータが必要になり、コストも高額なため導入の敷居が高い点が課題だった
- 新機能では少ないトレーニングデータでも高精度の回答文が生成でき、運用コストも安価になるよう調整が可能
AIチャットボット対応のチャットサポートツール「ChatPlus」を提供するチャットプラスは、2023年5月29日、独自のAIエンジンと制御技術の応用により、「ChatGPT」回答の制御に成功しました。
今回チャットプラスは、「ChatGPT」の回答を制御する技術を発明し「ChatPlus(チャットプラス)」の新機能としてリリースしました。この機能では、チャットプラスの運用チームと開発者による独自技術を応⽤した独⾃開発の教育、制御AIエンジンと「ChatGPT」を連携することで回答を制御し、トレーニングデータを基にした回答文を生成することができます。
これまで「ChatGPT」を使用した独自の回答文の生成には、GPT-3モデルを使用したファインチューニングを行うことが一般的でした。しかしファインチューニングにあたっては膨大なトレーニングデータが必要になり、またトレーニングされていないQ&Aに対しては意図しない回答が表示されてしまうデメリットが存在していました。ファインチューニングを行う際のコストも高額なため、導入の敷居は高いものになっていました。
しかし今回の新機能は、ファインチューニングと全く異なる新技術です。新機能では、少ないトレーニングデータでも高精度の回答文が生成でき、またトレーニングされていないQ&Aに対しては任意のメッセージを送信することができます。運用コストも安価になるよう調整されており、ファインチューニングを使用したチャットボットのデメリットが改善されています。
チャットプラスは「新機能は特許出願中です。引き続き最新のテクノロジーを追求した高度かつ革新的な機能の開発に取り組みます」とコメントしています。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら