生成AI

最終更新日:2026/06/23
清水建設 フィジカルAI導入
清水建設は、ロボットアームの自動制御ソフトウェアを保有するスイス・MESH AG社に出資しました。両社の協業により、建設生産プロセスの一部に「フィジカルAI」を導入します。
このニュースのポイント
清水建設は、自動制御ソフトウェアを保有するスイスのMESH AG社に出資しました。建設生産プロセスの一部に「フィジカルAI」を導入し、鉄筋の加工・運搬・組立・結束・溶接といった一連の作業を自動化する技術システムの開発を進める方針です。
MESH AGはスイス連邦工科大学チューリッヒ校の大学発スタートアップです。同社が開発したソフトウェアは、ロボットアームと連携し鉄筋の加工から溶接までの一連の作業を自動化する技術です。
本技術は、さまざまなメーカーのロボットと連携できる汎用性の高さが特長です。図面を読み取りロボットアームの動作を制御するほか、カメラやセンサーで鉄筋の形状や配置を自動認識し、組立順序や掴み位置といった工程を最適化します。配置した鉄筋のずれといった誤差も、リアルタイムに補正して正確な組立が可能です。
今後は立体的な配筋(3次元)にも対応可能なMESH AGのソフトウェアを活用し、これまで人力で行われてきた梁や柱などの加工・組立作業について、代替となる技術システムを開発する方針です。
ロボットアーム(フィジカルAI)による鉄筋の加工・組立により従来の人手作業を自動化し、鉄筋工とロボットが共存する新たな生産体制を構築することで、鉄筋工事の省人化と生産性向上を目指します。
今後、同社が施工を進める建設現場や、グループ会社の施設をフィールドに技術の実証研究を進めることで、日本仕様への適合を推進します。
清水建設は、フィジカルAIを活用した次世代鉄筋加工・組立システムの社会実装を通じて、持続可能な建設産業の実現に貢献していく考えです。
出典:清水建設株式会社
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