生成AI

最終更新日:2026/10/13
ココナラ Acrosstudio子会社化
ココナラは、AI実装型コンサルティングファームのAcrosstudioを子会社化し、法人向けのAI支援を担う「AIカンパニー」を始動しました。Acrosstudioを「AIカンパニー」の中核に据え、法人向けのAIコンサル、AI開発・導入支援、AI BPO事業に本格参入します。
このニュースのポイント
株式会社ココナラは、AI実装型コンサルティングファームのAcrosstudio株式会社を子会社化し、法人向けのAI支援を担う「AIカンパニー」を始動しました。
総務省の「令和8年版 情報通信白書」によると、デジタル化に取り組む企業の生成AI利用率は86.4%に達しています。一方、PwC Japanグループの調査では、生成AIの活用効果が期待を大きく上回ったとする回答の割合は、米国の38%に対し、日本では9%にとどまります。
AIで成果を出すには、業務課題を整理し、現場でAIを開発して、実際に使われるまで定着させる担い手が欠かせないとしています。ココナラは、62万社超の法人顧客と140万人超のスキル登録者との接点を持ち、2026年7月にはAIエンジニアとAIコンサルタントの登録受付も開始しました。一方、顧客の現場に入り込み、AIの構想から開発・導入までを自ら担う体制は、今後強化すべき領域でした。
今回グループ入りしたAcrosstudioは、2021年に設立され、ITコンサルティングからAIの実装へと事業を広げてきたAI実装型コンサルティングファームです。顧客の現場で定着・内製化まで伴走するFDE型の支援を行い、課題整理からAI開発・実装、業務の再構築までを一気通貫で支援しています。
2026年9月時点で在籍者63名のうち、7割超をコンサルタントとAIエンジニアが占めています。顧客の現場に入る技術者FDE(Forward Deployed Engineer)型としてAI活用の上流設計から伴走するほか、技術検証から本番導入・定着までの受託開発や、AI活用の内製化支援も提供しています。
さらに、Acrosstudioは総合商社や大手不動産グループ、大手飲料メーカーなど、エンタープライズ企業への支援実績を持ちます。公表事例には、図面や画像を含む技術資料を対象とした社内検索AIの開発や、機械学習による売上予測と在庫最適化などがあります。
「AIカンパニー」では、AIの活用方針を決める段階から、AIを開発して現場に定着させる段階までをグループで支援します。Acrosstudioの実装力とココナラの顧客基盤・人材基盤を組み合わせ、より多くの企業にAI活用支援を届けるとしています。
Acrosstudioは、引き続き保知一也代表取締役をはじめとする現経営陣のもとで事業を運営します。ココナラは、法人顧客の紹介や人材の提供を通じて、同社の成長を支援するとしています。
ココナラは、今後AI BPO事業にも拡大していくとしています。事業構成および事業戦略などの詳細は、後日行われる2026年8月期決算発表にて説明される予定です。ココナラは今後も、企業が人材不足を理由に事業成長を諦めず、個人のスキルが実行力につながる社会の確立を目指す方針です。
出典:株式会社ココナラ
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