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最終更新日:2026/10/07
Google Gemini 4 Argon 発表
Googleは、新しいフロンティアモデル「Gemini 4 Argon」を発表しました。出力トークン上限を100万に拡大し、複雑なワークフロー全体にわたって深い推論を持続できるように構築されています。
このニュースのポイント
Googleは、新しいフロンティアモデル「Gemini 4 Argon」を発表しました。
複雑かつ長期的なワークフロー全体にわたって深い推論を持続できるように構築されており、ソフトウェアエンジニアリングや企業のナレッジワークにおいて最先端のパフォーマンスを発揮するとしています。
本モデルの特徴は、出力トークン上限を従来の6万4千トークンから100万トークンへと大幅に拡大した点です。1つのプロセスで数十万トークンを生成でき、困難な問題解決にも深い推論で取り組めます。

ベンチマークでは、財務・コーディング・法務・税務への経済的インパクトを測る「Vals Index」でトップの数値となっています。また、長尺動画の理解力を測定する「LVBench」でも首位となる91.7%のスコアを記録しており、ナレッジワークにおける視覚的理解で高度な能力を発揮します。

長期的なソフトウェアエンジニアリングを測る「DeepSWE v1.1」では、77.9%の新記録を達成しました。ビジネス機能全体のエンドツーエンドの実行を測定するZapierのベンチマーク「AutomationBench」においても、51.3%のスコアを記録し、1位を獲得しています。

サイバーセキュリティ分野においても高い能力を発揮するようにトレーニングされています。セキュリティ脆弱性の修復能力を評価する「CWE-bench v1」では、最高スコアの68%を記録し首位タイを獲得しました。

脆弱性の発見では、前モデル「3.8 Flash Cyber」と比較して、優れた性能を示しました。ソースコードなしでシステムを分析するWizの社内テストにおいても、攻撃対象領域の発見や概念実証エビデンスの生成などで前モデルを上回る数値となっています。

Googleは本モデルの安全な公開に向けて、悪用に対する防御やプロンプトインジェクション攻撃への耐性強化など、4つの主要な領域でセーフガードの強化を継続しています。間接的プロンプトインジェクションへの耐性を測るベンチマーク「Gray Swan IPI」においては、堅牢性で首位となっています。
同社内では、量子コンピューティング研究の時空間リソースやデータセンターにおけるメモリの最適化などに活用されています。データセンターのメモリ最適化では、本モデルのエージェントチームがデータセンターのメモリ最適化を自律的に特定して適用し、300TiB以上のメモリが解放されました。合計で500TiBから1PiBの節約が見込まれています。
同社は「Gemini 4 Argon」の提供について、Fairwind Programを通じて信頼できるサイバーセキュリティ担当者へ順次展開するとしています。今後は開発者や企業、一般ユーザーへの提供に向け、初期テスターのフィードバックを集めながらガードレールの改良を進めるとしています。
出典:Google
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