生成AI

最終更新日:2026/10/09
AI inside 新DX Suite 発表
AI insideは、10月6日に開催した自社イベント「AI inside Conference (AIIC)2026」で新しい「DX Suite」をはじめとする新製品を発表しました。従来のAI-OCRを中心としたサービスから、業務のAI化を実現する全社AI基盤へと進化し、トークン消費を抑える独自技術「Engram」などを通じて企業のAI活用を支援します。
このニュースのポイント
AI inside 株式会社は、2026年10月6日に開催した「AI inside Conference (AIIC)2026」にて、新しい「DX Suite」をはじめとする新製品を発表しました。
これまで同社製品の「DX Suite」は、書類を理解しデータ化するAI-OCRを中心としたサービスとして提供してきました。しかし、AIに業務を任せるにあたってはデータ化そのものにとどまらず、その先の業務まで実行できる仕組みが求められていました。
そのため同社は、業務を組み立てるAIや書類を理解するAIなど6つの要素を一つに統合し、新しい「DX Suite」として展開します。従来のサービス形態から、業務のAI化を実現する全社AI基盤へと進化する形です。

提供開始時点で200超のコネクタを用意しており、さまざまな社内システムと連携して業務を実行できます。注文書の受領・受注管理システムへの登録・在庫管理・出荷予定の登録など、複数のシステムをまたぐ業務を一つの流れとして進められる仕組みです。
AIが業務を進める一方で、AIが実行する範囲と人が承認する範囲は切り分けられています。人はAIから提示された内容を確認し、必要な承認や差し戻しのみを行います。承認や差し戻しの結果は履歴として蓄積され、次回以降の判断や業務に活用されます。

また、AIの業務実行に欠かせない組織固有の知識を活用するための独自技術「Engram」を発表しました。
読み込んだ情報の全文を毎回RAGで処理する設計では、トークンコストが膨大になる点が課題でした。それに対して「Engram」は、関連性の高い情報のみに絞り込むことで消費量を抑えます。同社が示した事例では、1質問あたりのコストを約4.1円まで削減可能としています。
膨大な社内データの中から必要な情報だけを高精度かつ低コストで取り出し、AIが活用できるように支援します。

さらに、オンプレミス環境で実行できるAI推論専用ハードウェア「AI inside Cube Atlas」のラインアップ拡充も発表しました。企業の業務単位から大規模なAIインフラ構築まで、規模に応じて対応可能です。

あわせて、橋本ホールディングスとAI基盤を活用したデータセンター事業化などの共同検討についても発表しています。そのほか、AIと会話しながら業務を進められるビジネス向けパーソナルAI「Mee+Biz」のアーリーアクセス版を2027年1月より提供開始予定としています。
新しい「DX Suite」は、2026年11月より提供を開始する予定です。複数のAIエージェントやツールと連携して一連の業務を管理する、全社AI基盤としての活用が期待されます。
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