生成AI

最終更新日:2026/08/31
Sakana Translate アップデート
Sakana AIは、翻訳サービス「Sakana Translate」の翻訳モデルをアップデートしました。日本語特化モデル「Sakana Namazu」を搭載したことで、訳文の自然さが向上しています。
このニュースのポイント
Sakana AIは、翻訳サービス「Sakana Translate」の翻訳モデルをアップデートしました。先日APIおよび「Sakana Chat」で提供開始した、新世代の「Sakana Namazu」を搭載したことで、訳文の自然さが向上しました。
日本語の翻訳において、日本特有の表現や文化的背景を含む文章では、モデルの規模が大きく、汎用的な性能が高いほど良い翻訳になるとは限りません。そのため、日本語およびその背景にある文化や文脈の理解を重視して開発されたモデルシリーズの「Sakana Namazu」が搭載されました。
今回のアップデートでは、ベースモデルの刷新と学習手法の改善により、本サービスが掲げる「日本語を、深く翻訳する」というコンセプトをさらに深化させました。

例えば、「お宮参り」という日本独特の文化背景をもつ表現に対して、本サービスはその意味を汲み取り、他社モデルと比べても自然な英語に翻訳しています。

また、本サービスの翻訳品質を定量的に評価するために、Sakana AIが開発した「TransEvalnia」を用いた評価も実施されています。このシステムは、訳語の適切さや自然さなど複数の観点からどの翻訳文が優れているかを判定できる手法です。
今回は、独自に用意した日英翻訳タスク160件について、本サービスと他社の翻訳モデルとを1対1で比較しました。すべての比較対象に対して、本サービスの出力がより優れていると判定された割合は50%を上回りました。
この結果は、同社が開発した事後学習手法によって日本語の文化的・言語的なニュアンスを捉える能力を高めることが、翻訳品質の向上に有効であることを示唆しています。
今後、PDFやMicrosoft Officeファイルなどをそのままアップロードして翻訳できる「ファイル翻訳機能」の追加を予定しています。また、エンタープライズ用途への展開も進めていくとしています。
出典:Sakana AI
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