生成AI

最終更新日:2026/08/24
ASICS シューズ開発にAI活用
アシックスはRebuilderAI社と協業し、AIを活用したシューズ設計・検証技術を推進。3Dデータの自動生成によりデザインとシミュレーションを連携させ、製品開発の効率化を図ります。
このニュースのポイント
株式会社アシックスは、韓国RebuilderAI社と共同で、AIを活用したシューズ設計・シミュレーション技術の開発を進めています。今回の両社の協業は、これまでの投資関係から一歩踏み込み、研究開発の新しいプロセスの可能性を示すものとなっています。
具体的には、アシックスのスポーツ工学研究所(ISS:Institute of Sport Science)のデータとノウハウが、AIが生成するデザインを評価・検証するための基準として機能します。RebuilderAIの技術で2Dから3Dデータを生成することで、デザインから検証までの開発スピードを大幅に短縮します。
技術の要は、デザイナーの2Dスケッチの意図を保ったまま、AIが精密な3Dデータへ自動変換する点です。変換されたデータは、CAE・FEA解析にそのまま投入できる状態で生成されます。
このプロセス全体を支えるのが、RebuilderAIのプラットフォーム「VRING:ON」です。将来的に本プラットフォームは、デザインから3D・CAD生成、シミュレーション連携、生産の自動化までをひとつのワークフローに統合し、製品化までの時間と手間を大幅に削減することを目指すとしています。
本協業は、アイデアを即座に3D化・検証できるようにすることで、同じ期間内でより多くのデザインのテストを可能にする、ISSの研究開発手法を拡張する試みでもあります。「ヒューマンセントリックサイエンス(人間中心の科学)」に基づく多様なシューズを、より短いサイクルでユーザーへ届けることが期待されています。
両社は今後協業を本格化し、研究成果を次世代の製品開発へ展開することを視野に、デザインから製造に至る次世代の製品開発プロセスの革新を推進していく方針です。
出典:株式会社アシックス
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