生成AI

最終更新日:2026/08/20
博報堂 自治体向けAI提供開始
博報堂は、自治体向けの生成AIソリューション「バーチャル市民カイギ™」の提供を開始しました。生成AI技術と生活者発想を掛け合わせた、政策検討を支援するソリューションです。
このニュースのポイント
株式会社博報堂は、自治体の政策検討を支援する生成AIソリューション「バーチャル市民カイギ™」の提供を開始しました。
本ソリューションは、自治体のオープンデータや匿名加工されたデータと、博報堂の生活者発想に基づくナレッジを組み合わせます。これにより、多様な住民像の視点を政策検討に取り入れることを支援します。
地方自治体では、人口構造や生活様式の変化に伴い、行政課題が複雑化し多様化しています。そのため、政策を検討する際には、幅広い住民の声や、発言の背景にあるインサイト(深層心理)を捉えることが重要です。
一方、行政のリサーチやアンケートに回答できる人は限られます。そのため、議論の場に参加しづらい人の視点を把握することや、住民から本音や将来視点を引き出すことが課題となっていました。

「バーチャル市民カイギ™」は、生成AI技術と生活者発想を掛け合わせた、政策検討を支援するソリューションです。
自治体データと生活者理解のナレッジを組み合わせて多様な住民像を生成AIで構築し、それらとの対話を通じて、政策検討における論点や未来視点を拡張します。さらに独自のフレームワークによるAI共創ワークショップを企画し、住民インサイトを深掘りすることで、実効性のあるアイデアを創出します。
本ソリューションは、神奈川県高座郡寒川町が実施する「公共施設複合化ワーキンググループおよび町民ワークショップ実施業務」に導入され、同社は受託事業者として、政策検討プロジェクトを進めています。
本プロジェクトでは、寒川町の町民データと博報堂の生活者理解の技術を組み合わせ、町役場職員や町民とのAI共創ワークショップを実施します。将来にわたり多世代が利用する公共施設に真に必要な機能を探り、公共施設複合化政策のコンセプトを検討します。
博報堂は今後、本ソリューションを全国の地方自治体向けに展開予定です。さらに、住民向けの相談支援コンシェルジュや移住検討者向けサービスのほか、防災や福祉、観光などの多様な政策領域への応用を目指しています。
出典:株式会社博報堂
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