生成AI

最終更新日:2026/08/20
Sakana Chat アップデート
Sakana AIが「Sakana Chat」をアップデートしました。新モデル「Sakana Fugu」の追加やPythonコード実行機能の実装により、ファイルの解析から成果物の生成・表示までを会話内で完結できます。
このニュースのポイント
Sakana AI株式会社は、同社が提供するプラットフォーム「Sakana Chat」のアップデートを発表しました。
本アップデートでは、フロンティアモデルに匹敵する性能を持つオーケストレーターモデル「Sakana Fugu(サカナ・フグ)」が追加されたほか「Sakana Namazu(サカナ・ナマズ)」も新世代のモデルへと刷新されました。さらに画像やドキュメントの添付にも対応し、手元のファイルを起点に作業を進められるようになりました。
新たに追加された「Sakana Fugu」は、フロンティアモデルに並ぶ高度な性能をSakana Chat上でそのまま利用できるモデルです。込み入った指示の理解や複数の手順をまたぐ作業など、応答の質が成果に直結する場面で役立ちます。
「Sakana Namazu」も新世代モデルへ更新され、日本語での応答品質とエージェントとしての実行能力が向上しました。同モデルは、日本語の指示を直接受け取り、自然な日本語の文書や資料として出力することを重視して開発されており、日々の業務で繰り返し発生する作業に適しています。
また、これまでのSakana Chatは文章で応答を返すことが役割でしたが、新たにサンドボックス上でPythonを実行できるようになりました。計算やデータ処理、ファイルの生成までを自ら行うため、依頼から完成物の作成に至るまで、同一の会話内で完結します。
生成された成果物は画面右側のパネルに表示され、HTMLであれば実際の表示形式で、Wordやスライドであれば文書としてその場で確認できます。成果物はそのままダウンロード可能なほか、修正が必要な場合も会話の中で指示を出せば同じ場所で作り直されるため、容易にゲームを作成して実際に遊ぶことも可能です。
また、手元のExcelファイルを添付して四半期ごとの集計とグラフ化を依頼すると、モデルが集計のためのコードを記述・実行し、結果をグラフとして出力します。調べる、計算する、資料にまとめるという一連の流れが1回の会話で完結し、途中でツールを行き来する必要がありません。
そのほか、手元のファイルを起点にした作業にも対応しています。画像の添付は全モデルで利用可能となっており、エラー画面やグラフのスクリーンショットを貼り付けて質問できるほか、PDFやOfficeファイルなどのドキュメントを読み込ませて要約や分析を依頼することも可能です。
さらにコード実行機能と組み合わせることで、受け取った資料から必要な数字を取り出し、別の形にまとめ直す作業まで続けて任せることができます。例として、会議資料のPDFを渡し、要点を整理したうえでスライドに作り直すといった活用が可能です。
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