生成AI

最終更新日:2026/03/24
エヴィクサーとシヤチハタ 提携
エヴィクサーとシヤチハタは、生成AIによるディープフェイクの悪用防止に向けて資本・業務提携を開始しました。
このニュースのポイント
エヴィクサー株式会社とシヤチハタ株式会社は、生成AIによるディープフェイクの悪用防止に向けて資本・業務提携を開始しました。
エヴィクサーは、暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)と、データベース上に保存されている音源の特徴点(フィンガープリント)技術を用いた、コンテンツ保護サービスを展開しています。
エヴィクサーのコンテンツ保護サービスは、ウェブ上でシステムに動画データをアップロードするだけで音声に電子透かしを埋め込み、音響フィンガープリントデータを生成するものです。利用者はそのデータをダウンロードして、各種メディアで配信できます。
一方で、SNSなどでディープフェイクの疑いがある動画が話題となった場合の判定にも活用できます。対象の動画をシステムにアップロードして検索した結果、透かしが検出されず、フィンガープリントも一致しなければ、生成AIによる動画と判定します。

シヤチハタは、導入実績110万件を超えるシヤチハタクラウドなど、デジタルトラスト事業を拡大しています。同事業の実績を背景に、来歴証明の国際標準規格を定めるC2PAから認証を受けて来歴証明書「SIGNED SOUND(音のしるし)」を発行し、顧客にコンテンツ保護サービスの導入を働きかけます。
今回、シヤチハタはエヴィクサーの第三者割当増資に応じ、1億1055万円を3月半ばに出資する予定です。エヴィクサーに対する出資比率は6.58%で、第3位の株主となります。
さらに、エヴィクサーはC2PAの規格に準拠した仕様で開発を加速します。
京都府と行った実証試験では、知事の記者会見動画に「京都府公式」を示す音響透かしを埋め込みYouTubeで配信しました。この結果、行政業務の負担を増やすことなく公式情報の信頼性を高められる仕組みの実用性を確認しました。
このほか、台湾の大手通信キャリアである中華電信と連携協議を始めました。国際的な通信インフラ上での詐欺電話対策として、リアルタイム音響透かし技術を応用するための共同検証を検討しています。
また、IPラジオサービス「ラジコ」の配信コンテンツでもテスト環境で効果を実証し、信頼性向上や権利保護のメリットを提案しています。
本提携により両社は、C2PAの規格に準拠したサービスを提供し、「SIGNED SOUND」の情報インフラを構築します。
出典:シヤチハタ株式会社
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