生成AI

最終更新日:2025/06/17
Microsoftは「Bing」モバイルアプリで利用できる無料のAI動画生成サービス「Bing Video Creator」を提供開始しました。近日中にデスクトップ版とCopilot Searchでも利用可能となる予定です。
このニュースのポイント
米Microsoft社は「Bing」モバイルアプリでAI動画生成サービス「Bing Video Creator」を提供開始しました。本サービスは、OpenAIの動画生成モデル「Sora」を搭載しており、長さ5秒の動画を生成することができます。対応アスペクト比は9:16のみですが、近日中に16:9フォーマットもサポート予定です。
動画の生成は「Bing」モバイルアプリの「動画作成者」から利用可能です。プロンプトボックスに作りたい動画の説明を入力することでAIが動画を生成します。
動画の生成速度は、数分の待ち時間で生成できる「高速」と、数時間の待ち時間がかかる「標準」があり、最初の10回は「高速」が利用可能。10回の使用を超えると、マイクロソフトのポイントプログラム「マイクロソフトリワード」を100ポイント消費することで「高速」で動画生成が行えます。
動画は同時に3つまで生成可能で最大90日間保存されます。生成した動画はダウンロードだけでなく、メールやSNSで共有したり、動画の直接リンクをコピーすることも可能です。
また、Microsoftは「Bing Video Creator」の悪用を防ぐため、OpenAIの「Sora」に組み込まれているセーフガードに加え、追加の保護を導入しています。
「Bing Video Creator」は、中国とロシアを除く全世界で無料で利用することが可能です。近日中にデスクトップ版および「Copilot Search」内にて展開されます。
出典:Microsoft
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