生成AI

最終更新日:2025/06/06
トライエッティングと平松食品は、ノーコード予測AI「UMWELT」を活用し、生産計画業務の属人化解消と業務効率化を目指す共同実証実験を開始しました。
このニュースのポイント
名古屋大学発AIベンチャーの株式会社トライエッティングと水産加工品の製造・販売を行う株式会社平松食品は、ノーコード予測AI「UMWELT(ウムベルト)」を活用して、生産計画最適化に関する共同実証実験を開始しました。
「UMWELT」は、機械学習や需要予測、組み合わせ最適化のAI計算、解析をはじめとする機能を搭載し、その前処理・後処理までをノーコードで自動化できるAIプラットフォームです。
平松食品では年に数回、丸一日かけて需要予想を行い、生産計画を作成してきましたが、生産計画業務は非常に複雑で属人化しやすい状況でした。
また、生産計画を変更すると生産現場の作業員全てに影響が及ぶため、お客様の急な注文に柔軟に対応できず、業務負担が増加するという課題も顕在化していました。特に、つくだ煮製造は3日かけて行う事から生産計画変更に伴う生産効率低下も発生していました。
今回の実証実験では、トライエッティングのノーコード予測AIプラットフォーム「UMWELT」のアルゴリズムを活用し、約600品番・1000取引先を対象に、日・月・年単位での予測精度を検証します。
この結果をもとに生産計画や在庫管理の最適化を目指し、業務効率化と属人化の解消を図ります。
平松食品 商品企画本部長 平松 大地 氏は「無駄な残業もなくなり、効率的な生産が可能になることで、社内の従業員満足の向上にもつなげていく」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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