生成AI

最終更新日:2026/05/19
ExaMD 「CogniTalk」提供開始
エクサウィザーズのグループ会社であるExaMDは、30秒の自由会話音声から認知機能の健康状態を10段階で可視化する独自音声AI「CogniTalk」の提供を開始しました。
このニュースのポイント
株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社ExaMDは、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)を可視化する独自音声AI「CogniTalk(コグニトーク)」の提供を開始しました。同社が治験を進めるプログラム医療機器(SaMD)の技術基盤を活用し、高精度な分析を実現しています。
認知症のリスク層は1,000万人規模にのぼる一方、その前段階であるMCIは通常の社会行動を続けることができ、回復も可能とされています。しかし、人生を大きく左右する重要な分岐点でありながら、大半が見過ごされたまま進行しているのが現状です。
このような課題に対して本製品は、認知症に進行する前段階から、認知機能の変化を捉え、認知機能低下への対応を「進行後の対処」から「事前の備え」に転換します。同社は本製品を通じて、一人ひとりが人生を自らの意思で選び続けられる社会の実現に貢献するとしています。
「CogniTalk」は、従来の認知機能検査や既存のスクリーニング手法では確認が難しいとされていたMCI(軽度認知障害)段階での認知機能の変化を、独自の音声AIにより可視化します。約30秒の自由会話音声を入力することで、短時間で結果を確認でき、API経由でも約20秒で応答可能です。特許取得済みの複数の独自AIモデルが認知機能の健康状態を分析し、10段階のスコアで確認できます。
また、同社は会話音声から認知機能を判定するSaMDについて現在治験を実施しています。本製品は厚生労働省の革新的プログラム医療機器指定制度において優先審査対象品目に指定されており、このSaMD開発で蓄積した特許技術と認知症専門医の知見をもとに、ヘルスケア市場向けに開発した独自音声AIを搭載しています。

本製品は、電話による高齢者見守り、金融機関の窓口やコールセンター、介護施設でのスクリーニング、AIによる高齢者との会話サービスといったシーンでも活用できます。APIによる既存サービスへの組み込みのほか、エッジAI形態での端末上動作、ソリューション開発、アプリでの利用にも対応しており、用途に応じて導入可能です。
さらに、医療・ヘルスケア領域における3省2ガイドラインに対応した設計となっており、セキュリティ・プライバシー基準を満たしています。エッジAI形態では、音声データを外部に送信せず端末上で分析が完結するため、厳格な情報管理要件にも利用できます。
ExaMDは今後、パートナー企業との実証を通じて機能・利便性を向上させるとともに、新たな活用領域の開拓を進め、連携先との提携についても順次発表するとしています。加えて、同社が開発を進めるプログラム医療機器(SaMD)とヘルスケア市場向けサービスの両面から、認知機能の早期スクリーニングを社会に広げていくことを目指す方針です。
出典:株式会社エクサウィザーズ
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら