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三菱総合研究所とデクセリアルズ、生成AIによる「技術開発領域可視化システム」構築を開始
最終更新日:2024/11/12
三菱総合研究所とデクセリアルズは、生成AIを用いた技術領域の自動可視化システムの構築を開始しました。新規事業探索部門で業務効率化を図ります。
このニュースのポイント
- 三菱総合研究所とデクセリアルズが、生成AIを用いた技術領域の自動可視化システムの構築を開始
- AIを活用したPoC検証により、求める事業領域の技術資料を選定、解析・図化し、必要な材料を迅速にそろえることが可能に
- 技術領域の自動可視化システムを構築することで、業務効率化と知見・ノウハウの組織知化を進める
株式会社三菱総合研究所(MRI)とデクセリアルズ株式会社は、迅速な新規事業探索および他社に先駆けた有望製品の開発につなげるため、生成AIを用いた技術領域の自動可視化システムの構築を開始しました。
デクセリアルズはこれまで、膨大な量の技術文書や論文を担当者が読み込み、既存技術の異なる分野への応用にむけた探索や、新素材・デバイスの開発を進めてきました。
しかし、1つの研究開発領域の中でも要素技術が複雑に絡み合っているため、有望な要素技術を見出すのには大きな障壁がありました。特に、新規研究開発領域では関連知識が不足するケースが多く、担当者によるばらつきや知見・ノウハウの共有にも課題を抱えていました。
この課題を解決するため、デクセリアルズはMRIと協力して、2022年よりAIを活用したPoCを行ってきました。その結果、求める事業領域の技術資料を選定、解析・図化し、素早く必要な材料をそろえることが可能になりました。この成果をもとに、技術領域の自動可視化システムを構築し、新規事業探索部門で業務効率化と知見・ノウハウの組織知化を進めます。
デクセリアルズは「今後も生成AIの実業務での活用方法を検証、新たな可能性を探求し、持続可能な社会の実現への貢献と持続的成長、企業価値向上に努める」とコメント。また、MRIは「今回の取り組みを通じて得られた技術文書の読解・解析に関する知見を、自社の生成AIソリューションのラインアップ拡充やコンサルティングで活用し、顧客の新製品・新技術開発を支援する」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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