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最終更新日:2026/06/30
OpenAI GPT-5.6限定プレビュー
OpenAIは、次世代AIモデル「GPT-5.6」シリーズの限定プレビューを開始しました。プレビュー期間中は、APIとCodexを通じて一部の信頼できるパートナーおよび組織へ提供され、今後数週間以内に一般公開予定です。
このニュースのポイント
米OpenAIは、次世代AIモデル「GPT-5.6」シリーズの限定プレビューを開始しました。フラッグシップモデルの「Sol」日常業務向けのバランスモデル「Terra」高速かつ低価格の「Luna」の3種類で構成されます。
現在はAPIとCodexを通じて一部の信頼できるパートナーおよび組織へ提供されており、今後数週間以内にChatGPT、API、Codexで一般公開される予定です。
今回の限定プレビューは、米政府との継続的な連携の一環として行われました。同社は発表に先立ち、モデルの計画や機能についての事前説明を実施しています。政府側の要請に基づき、少数の信頼できるパートナーグループを対象とした限定的なプレビューから開始しました。
本シリーズは、コーディング、科学研究、サイバーセキュリティなどの複雑なエージェント能力が大幅に向上しています。さらに、深く推論する時間を与える「maxモード」や、エージェントの能力を超えてサブエージェントを活用して複雑な処理を高速化する「ultraモード」が導入されています。

計画や反復、ツールの連携を必要とするコマンドラインワークフローをテストする「Terminal-Bench 2.1」では「Sol」の「ultraモード」が「Claude Mythos 5」を上回る91.9%のスコアを記録しました。

また、長期的なゲノミクスおよび定量的生物学分析を評価する「GeneBench v1」では「GPT-5.5」より少ないトークン数で高い結果を示しています。

サイバーセキュリティ分野でもパフォーマンス効率の向上が見られます。「ExploitBench」では「Mythos Preview」と同等のスコアを3分の1の出力トークン数で達成しました。
あわせて、UCバークレーの研究者がOpenAIや他の最先端研究所と共同で開発したベンチマーク「ExploitGym」においても「GPT-5.6」のすべてのモデルで推論能力の向上に伴い、サイバー対応能力が大幅に向上していることが示されました。
本シリーズは、性能の向上だけでなく低コスト化も特徴です。100万トークンあたりの料金は「Sol」が入力5ドル/出力30ドル「Terra」が入力2.50ドル/出力15ドル「Luna」が入力1ドル/出力6ドルです。
加えて、キャッシュブレークポイントのサポートや30分間の最小キャッシュ寿命など、より予測可能なプロンプトキャッシュも導入されています。
「GPT-5.6」以降のモデルではキャッシュの書き込みが通常の入力料金の1.25倍で、読み取りは引き続き90%のキャッシュ入力割引が適用されます。
さらに、同社は7月に米Cerebrasのインフラ上で「Sol」をローンチし、最大で毎秒750トークンを出す高速版を提供すると発表しました。当初は、インフラの容量拡大に伴い、一部の顧客のみへの限定アクセスとなる予定です。
OpenAIは、今回のプレビュー期間を通じて安全性とパフォーマンスの検証を進め、今後数週間でより多くのユーザーへ広く提供していくとしています。
出典:OpenAI
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