グローリーと東急ストア、AI技術を活用してリテールメディア事業での実証実験開始
最終更新日:2024/01/11
グローリーと東急ストアが共同でリテールメディア事業の実証実験を開始しました。AI技術とデータ分析を駆使し、消費者体験の革新と店舗運営の効率化を目指します。
このAIニュースのポイント
- グローリーと東急ストアがリテールメディア事業でデータ活用サービス「BUYZO Media」を用いた共同実験を開始
- AIカメラを活用した来店客の購買行動分析と混雑予測で消費者体験を向上
- IoT機器とデータ分析による店舗のデジタルトランスフォーメーションを推進し、効率的な店舗運営を目指す
グローリー株式会社と株式会社東急ストアは、リテールメディア事業における新たな実証実験を開始しました。今回のプロジェクトは、グローリーのデータ活用サービス「BUYZO Media」を活用し、東急ストア中目黒本店と中央林間店で2024年1月から4月末まで実施されます。
「BUYZO Media」は、お客様のスマートフォンのGPS位置情報やAIBeaconから得られる属性情報、購入データ、滞在時間などを収集し、分析・可視化することで、来店状況や購買傾向に基づいたデジタル広告の配信や店内コミュニケーションを可能にします。
今回の実証実験の主な目的は、デジタル媒体向け広告の最適化、来店検知システムを通じた来店客数や年齢・性別などのデータ分析、店頭広告の視聴状況解析、来店客の購買行動分析レポートの高度化など、リテールメディアの多機能化と高度化を図ることです。
さらに、AIカメラを用いたレジ周辺の来店客の購買行動や混雑状況の分析、混雑予測に関する実証実験も併せて実施予定です。
今回の取り組みを通じ、グローリーと東急ストアは、リテールメディアを活用した最適な広告配信により、消費者に新しい購買体験を提供し、顧客満足度の向上を目指します。また、IoT機器やデータを活用した店舗のDX化を進めることで、効率的かつ最適な店舗運営の実現や集客力の向上、購買行動の促進が期待されます。
出典:PR TIMES
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