埼玉県庁、職員の日常業務に生成AI活用を開始。職員のスキルアップを図る
最終更新日:2023/12/03
埼玉県庁は7月20日より、業務での生成AI活用を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 埼玉県庁、デジタル活用による業務効率化と職員を創造的な業務に注力させる目的で生成AI活用を開始
- 活用にあたってのガイドラインを策定し、生成AIに関する職員向けの講習も実施
- 情報収集や文書要約の業務に生成AIを利用
埼玉県庁は、デジタルを活用して業務を効率化し、職員の力をより創造的な業務に振り向けていくため、業務における生成AIの活用を7月20日より開始しました。
併せて、業務での生成AI活用によるセキュリティリスクを防止する為、埼玉県庁は「機密情報の入力は禁止」などの職員が遵守すべき事項が定められた、利用にあたってのガイドラインを策定しています。また、職員が生成AIを利用する際には生成AIの基礎知識などを学ぶ講習を受講した上で、効果測定テストに合格することを必須とします。なお職員向けの講習は、より高度な知識を学ぶプログラムの拡充も検討されています。
埼玉県庁は「生成AI活用の取り組みとしてまずは情報収集やアイディア出し、文章要約など庁内で完結する事務業務で利用を始めます。日常的にAIを使うことによって、職員のスキルを高めていきます」とコメントしています。
出典:埼玉県庁
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