ソフトバンク、経産省から最大421億円を助成予定。AI計算基盤拡張を実施
最終更新日:2024/05/15
ソフトバンクは、「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」について、経産省から認定を受けました。AI計算基盤の拡張における設備投資を行います。
このAIニュースのポイント
- ソフトバンクが「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」について、経産省から認定。最大421億円助成を受ける予定
- 新たに構築予定のAI計算基盤には、NVIDIAの最新技術を導入
- 今後は3900億パラメーターや1兆パラメーターのLLMの構築も予定
ソフトバンク株式会社は、経済安全保障推進法に基づく「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」について、経済産業省から2024年5月10日に認定を受けました。ソフトバンクはAI計算基盤をさらに拡張するため、約1500億円の設備投資を行い、今後新たに国内複数の拠点にAI計算基盤を構築します。この拡張計画が経済産業省に認定されたため、最大421億円の助成を受ける予定です。
ソフトバンクは、分散型AIデータセンターやAIとの共存社会を支えるデジタルインフラの構築などに取り組んでいます。過去にもその一環として、生成AI開発向けの大規模なAI計算基盤を構築・稼働を開始し、経済産業省「クラウドプログラム」の供給確保計画に認定され、53億円の助成を受けています。
今回新たに構築予定のAI計算基盤には、最新の「NVIDIA Blackwell アーキテクチャ GPU」を含む、「NVIDIA アクセラレーテッド コンピューティング」を採用しました。これにより、ソフトバンクは「DGX B200システム」を搭載した「NVIDIA DGX SuperPOD」を、世界で最も早くAI計算基盤に導入する企業の1社となります。「DGX B200システム」を含む、新たに構築するAI計算基盤全体の計算処理能力は25エクサフロップスに達し、現在稼働しているAI計算基盤の0.7エクサフロップスの約37倍です。
今後これらのAI計算基盤上で、2024年度内に約3,900億パラメーターのLLMの構築を目指すほか、約1兆パラメーターのLLMの構築を目指して開発に取り組みます。また、国内企業や研究機関に対してもサービスを提供する予定です。
出典:SoftBank
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