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IBM、大規模言語モデル「Granite」の日本語版モデルの提供を開始

最終更新日:2024/03/06

IBMは、IBM独自の基盤モデル「Granite」シリーズの1つとして、日本語性能を向上したGranite日本語版モデル(granite-8b-japanese)の提供を開始しました。

このAIニュースのポイント

  • IBM独自の基盤モデル「Granite」は、生成タスク用に設計されたモデル
  • 新たに日本語、英語、コードのデータ・セットで学習し、日本市場向けGraniteモデルを開発
  • 自社のニーズに最適な日本語基盤モデルを選択し、AI活用を加速することが可能に

日本IBMは、AIおよびデータのプラットフォームであるIBM WatsonXにおいて、生成タスクに特化したIBM独自のGranite基盤モデルの一つとして、Graniteの日本語版モデル(granite-8b-japanese)を2月29日より提供開始しました。

Graniteモデルは生成タスク用に設計されたモデルで、インターネット、学術、コード、法務、財務の5つの領域から得たビジネスに関連するデータ・セットで学習を行い、かつIBMがビジネス用途向けにキュレーションしています。

また、不適切なコンテンツを排除し、リスクを軽減するための検査やベンチマーク評価を行っており、watsonx.dataとwatsonx.governanceとの連携により、責任ある形でモデルを展開できるように設計されています。さらに、データソースの透明性を提供することで、AIの適用を安心して進めることが可能です。

今回、IBM Researchが日本語、英語、コードのデータで学習し、エンタープライズ・グレードの日本語能力を持つ日本市場向けのGraniteモデルを開発しました。日本語に特化した言語処理を導入することで、長い日本語の文章を効率的に処理し、さらにより高速な推論を実現します。また、Granite日本語版モデルは80億のパラメーター・モデルであり、高い精度を、より低いインフラストラクチャー要件で実現することが可能です。

日本IBMは、専門知識を活用してGranite日本語版モデルの調整や運用支援を行い、AIを活用して競争力を強化することをサポートします。また、今回Granite日本語版モデルを提供開始することで、ユーザーは自社のニーズに最適な日本語基盤モデルを選択し、AI活用を加速させることが可能になるとコメントしています。

出典:IBM

AIsmiley編集部

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