生成AI

最終更新日:2026/08/04
NABLAS 実証事業が総務省に採択
NABLASの「AI合成音声等による音声なりすましの統合検出技術の開発・実証」が、総務省の「インターネット上の偽・誤情報等への対策技術の開発・実証事業」に採択されました。
このニュースのポイント
NABLAS株式会社の「AI合成音声等による音声なりすましの統合検出技術の開発・実証」が、総務省の「インターネット上の偽・誤情報等への対策技術の開発・実証事業(令和8年度)」に採択されました。

本事業は、インターネット上の偽・誤情報の流通および拡散リスクへの対策技術の開発・実証を行い、それらの社会実装の推進を目的としています。
近年、オレオレ詐欺や預貯金詐欺をはじめとする特殊詐欺の被害が深刻化しています。警察庁の発表によると、2025年の特殊詐欺の認知件数は前年比で6,789件増加し、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺についても認知件数は合計約5,000件増加するなど、前年の約1.5倍へと急増しました。
さらに、生成AI技術の普及により、実在する人物の声を高精度に再現した音声の生成が容易になっています。その結果、電話やWeb会議などの音声コミュニケーションを悪用した詐欺の手口はより巧妙化・高度化しており、本人になりすました音声による詐欺リスクの拡大が懸念されています。

このような課題に対し、NABLASは昨年度の採択事業で実現した検知基盤の試作を発展させます。本年度は、生成AIによる合成音声を高精度かつ汎用的に検出するだけでなく、話者識別モデルおよび会話意味理解モデルを新たに開発します。
具体的には、最新の生成AIに対応した音声フェイク検出モデル・通話相手が本人であるかを判定する話者識別モデル・会話内容から詐欺や悪意を検知する会話意味理解モデルの3つを組み合わせて電話の信頼性を多面的に評価します。

そして、これら3つのモデルの判定結果を統合する「多段統合判定モデル」を開発します。これにより、生成AIによるディープフェイク音声だけでなく、人間による詐欺や悪意ある電話、インターネット広告、Web会議など、多様な音声コミュニケーションに対応可能な統合的な詐欺対策の実現を図ります。
NABLASは本事業を通して、生成AIを悪用した高精度なディープフェイク音声を含む、あらゆる音声詐欺やSNS上の偽・誤情報を見破り、一般ユーザーから地方自治体・都道府県警察・銀行・証券会社まで幅広く対応する信頼性の高い検出技術の開発と社会実装を推進するとしています。
出典:NABLAS株式会社
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