サイバーエージェント、独自日本語LLMのバージョン2を一般公開
最終更新日:2023/11/08
サイバーエージェントは、70億パラメータ・32,000トークン対応の日本語LLMを一般公開しました。
このAIニュースのポイント
- サイバーエージェントが70億パラメータ・32,000トークンの高性能な日本語LLMを開発
- 新LLMは50,000文字相当の大容量テキスト処理を実現
- 商用利用を視野に入れたオープンライセンスでの提供開始
11月2日、株式会社サイバーエージェントは、日本語に特化した大規模言語モデル(LLM)の最新バージョンを一般に公開しました。
今回公開したモデルは、日本語および英語データで事前学習を行なった70億パラメータのベースモデルであるCyberAgentLM2-7Bと、チャット形式でのチューニングを行ったCyberAgentLM2-7B-Chatの2種類です。CyberAgentLM2-7B-Chatは入出力の長さとして32,000トークンに対応しており、日本語の文章として約50,000文字を一度に処理できます。
モデルは商用利用可能なApache License 2.0で提供されており、開発者はより広範なビジネスシーンでの活用が可能です。
今後もサイバーエージェントは、LLMの開発に注力すると同時に、ビジネスへの応用を進めていく方針です。産学連携を含めた様々な取り組みを通じて、自然言語処理技術の国内発展に貢献していくと述べています。
出典:サイバーエージェント
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