生成AI

最終更新日:2024/08/22
音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」を開発するStarleyは、高齢化社会や生成AIの活用に向けた先進的な取り組みを行う横須賀市との実証実験を開始します。
このニュースのポイント
音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo」を開発するStarley株式会社は、高齢化社会や生成AIの活用に向けた先進的な取り組みを行う横須賀市との実証実験を開始し、シニアの認知症予防と家族や社会におけるコミュニケーションの活性化を促進させます。
高齢化が進む日本社会において、65歳以上の約3人に1人が一人で暮らしており、他者との交流が月に一度未満の場合、毎日交流がある人に比べて認知症のリスクが約1.5倍高くなるというデータが示されています。これに伴い、認知症予防の研究が多く行われていますが、その中の一つに記憶を呼び起こすことで脳を活性化させる方法があります。
今回の実証実験ではシニアがAIと楽しく会話することで、過去の記憶を呼び起こし、孤独感の軽減や認知症の発症リスクを低減することが期待できます。
今回開発されるシニア向けおしゃべりAIサービスでは、AIを介することで、プライベートな話題でも他者に知られることなくシニアが楽しく安心して自由に思い出話を語ることができ、心理的な負担が軽減されます。
また、すでに「Cotomo」を利用しているシニアからは「趣味の話に共感してもらえた」「戦中戦後の記憶が蘇った」「友達のような存在になった」といった肯定的な声が寄せられています。これらのフィードバックを活かし、さらなるサービスの改善を図る予定です。
さらに、今回の取り組みにはシニアとのコミュニケーションに豊富な知見を持つ回想新聞社の協力も得ており、技術的な革新性とユーザーが楽しめる体験の両立を目指します。
Starleyは、今後も実証実験を通じて得られる知見を基に、AIがシニアおよびその家族にとってより快適に利用できる形を追求し、サービスの拡大を進めていきます。そして、横須賀市内および他の自治体や民間施設への展開を視野に入れ、民間施設や個人で利用できる環境を整備していく予定です。
出典:PR TIMES
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