日本ハム、豚のAI体重推定装置をテスト販売。作業者の労務や豚のストレス軽減を実現
最終更新日:2024/09/30
日本ハムは、養豚支援システム「PIG LABO」の第二弾として、豚のAI体重推定サービス「PIG LABO Growth Master」のテスト販売を2024年10月より開始します。
このニュースのポイント
- 日本ハム、豚のAI体重推定サービス「PIG LABO Growth Master」のテスト販売を2024年10月より開始
- 豚舎に設置されたケーブル移動式の3DカメラとAI技術を組み合わせて、一頭一頭の豚の体重を自動的に算出
- 計算された体重分布や平均体重は、装置の画面およびパソコンやタブレットで確認可能
日本ハム株式会社は、養豚支援システム「PIG LABO」の第二弾として、豚のAI体重推定サービス「PIG LABO Growth Master」のテスト販売を2024年10月より開始します。養豚生産における労働環境の改善や生産性の向上を図ることで、養豚・畜産業の活性化と社会課題の解決を目指します。
このサービスは、豚舎に設置されたケーブル移動式の3DカメラとAI技術を組み合わせて、豚の群れの体重を自動的に算出します。このシステムにより、作業者は豚を移動させることなく体重測定することが可能となります。
従来、豚の体重測定は手動で行われていたため、多くの時間や労力が必要ですが、「PIG LABO Growth Master」を活用することで、作業者の負担軽減と豚のストレス低減を実現します。
「PIG LABO Growth Master」は豚舎内に自由設定できるケーブル上を3Dカメラが豚を撮影し、一頭一頭の豚の体重をAIが推定。群れの体重分布と平均体重が算出され、飼育環境の最適化や出荷時期の判断が容易になります。豚を移動させる必要がないため、体重測定作業の合理化につながるだけでなく、動物福祉の視点からも豚にストレスを与えることなく成育状況を把握することが可能です。
また、この装置はケーブルから簡単に取り外し、他の場所に設置されたケーブルに再び取り付けることができるため、複数の豚舎でも1台の装置を使い回すことができます。
さらに、ケーブルには電子タグが取り付けられており、そのタグの位置ごとに豚の群れの体重が計測される仕組みです。計算された体重分布や平均体重は、装置の画面および、遠隔でパソコンやタブレットでも確認することができます。
「PIG LABO」システムは、デジタル技術を活用して繁殖から出荷までの全ステージをサポートし、養豚業界の課題解決と新しい養豚スタイルの実現を目指していきます。
出典:日本ハム
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