アドバンスト・メディア、GPT-3.5/4を活用した要約システムを開発。取手市にて試行開始
最終更新日:2024/02/20
アドバンスト・メディアは、GPT-3.5/4を活用した議事録要約システムを開発し、7月上旬に取手市にて試行開始します。
このAIニュースのポイント
- アドバンスト・メディアは、GPT-3.5/4を活用した議事録要約システムを開発し取手市にて試行開始予定
- GPT-3.5/4の活用により、議事録作成と要約にかかる業務負荷を大幅に軽減
- 今後もAI音声認識AmiVoiceとGPTを活用した行政事務効率化に関する技術開発・提供に取り組んでいく
株式会社アドバンスト・メディアは、Microsoft社およびOpenAI社の大規模言語モデルGPT-3.5/4を活用し、AI音声認識AmiVoice搭載の議事録ソリューションで作成した議事録を簡単に要約するシステムを開発しました。また、7月上旬より取手市で試行開始予定です。
今回試行を開始するシステムは、AI音声認識AmiVoiceにより自動でテキスト化した議会の質疑応答を、一問一答の簡潔な文章などに要約します。GPT-3.5/4の活用により、要約後に必要な人の手による修正を省くことができ、議事録作成と要約にかかる業務負荷を大幅に軽減することが可能です。
取手市議会は、AmiVoiceを搭載した議事録ソリューションを2005年から導入しており、議事録作成にかかる時間や人的負担の軽減を図っています。今回のGPT-3.5/4を活用した新システムを、議会だけでなく取手市の行政全体で会議の文字起こし等で活用しさらなる業務効率化の実現を目指していきます。
アドバンスト・メディアは「今回のGPT-3.5/4を活用したシステムは地方自治体のDX推進を目的とし、商用化を見据え開発しました。今後も地方自治体と連携し、AI音声認識AmiVoiceとGPTを活用した行政事務効率化に関する技術開発・提供に取り組んでいきます」とコメントしています。
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