ChatGPTのGoogle Chrome拡張機能おすすめ6選!対話型AIを便利に活用しよう!
最終更新日:2024/11/25
テレビやSNSでも話題のChatGPT(チャットGPT)ですが、公式サイトからしか使えないため不便と感じる方もいるのではないでしょうか。今回はChatGPTをより気軽に利用することができるGoogle Chromeのおすすめ拡張機能(アドオン)を紹介します。
ChatGPTの概要については下記記事をご覧ください。
ChatGPTとは?使い方や始め方、日本語でできることを紹介!
ChatGPT(チャットGPT)の使い方
ChatGPT(チャットGPT)とは、人工知能が自然な対話形式でユーザーの質問に答えるチャットサービスです。開発元は「OpenAI」で、2022年11月にリリースされた以降、回答精度の高さから人気があります。
ChatGPTを利用する際に複雑な手続きは必要ありません。OpenAI公式サイトからアカウントを登録したのち、質問を入力するだけで利用できます。アカウント作成の手順は下記記事を参考にしてください。
ChatGPT活用の可能性を拡げるおすすめのGoogle拡張機能5選
ここからはChatGPT活用の可能性を拡げるおすすめのGoogle拡張機能を紹介していきます。今回ご紹介する拡張機能は以下の6つです。
- ChatGPT for Google
- AIPRM for ChatGPT
- Superpower ChatGPT
- WebChatGPT
- YoutubeDigest
- ChatGPT Writer
それぞれの簡単な使い方を紹介していきます。各製品のchrome ウェブストアのインストールリンクも添付しておりますので、必要に応じてクリックしてアドオンを活用してください。
ChatGPT for Google
ChatGPT for Googleは、ChatGPTの回答をGoogle検索エンジンの結果と共に表示する無料のChrome拡張機能です。サポートしている検索エンジンはGoogle, Baidu, Bing, DuckDuckGo, Brave, Yahoo, Naver, Yandex, Kagi, Searxです。
ChatGPTのログイン後画面を開いた状態のみ利用できます。ChatGPTのサービス画面上には、すべての検索結果に対する返答の履歴が蓄積されてしまい、チャットが煩雑になってしまうという欠点があります。そのため、設定画面の「Trigger Mode」を「Manually」に変更することをおすすめします。
AIPRM for ChatGPT
AIPRM for ChatGPTは、SEO、SaaSなどのプロダクト・サービスのために厳選されたプロンプトを紹介するChrome拡張機能です。AIPRMのアカウントを作成し、拡張機能をONにすることで、その日からすぐに様々なプロンプトエンジニアが作成した「プロンプトの型(テンプレート)」を使用することができます。
使い方は非常にシンプルです。AIPRM実装後、ChatGPTのダッシュボードにアクセスします。そこに表示されているカードタイプのテンプレートを選択すれば、簡単にSEOやSaaSの特定トピックに関する出力を行うことができます。例えば有名な「Keyword Strategy」では入力したSEOキーワードに対して、キーワードのクラスタリング、検索クエリ、検索意図、タイトル、メタディスクリプションを表形式で出力してくれます。
Superpower ChatGPT
Superpower ChatGPTは、ChatGPTで使用したプロンプトや各チャットを自動保存し、必要に応じて検索できる拡張機能です。また、プロンプトや出力結果が良かった場合などは、複数の形式(.txt、.json、.md) でエクスポートすることができます。
ChatGPTを使って様々な出力を行っているうちに、「あのプロンプトどこに保存したかな」「いつのまにかチャットが消えている」といった事態に陥ってしまいますが、Superpower ChatGPTを活用することで、そうした悩みも解決できます。
WebChatGPT
WebChatGPTは、ChatGPTのプロンプトに検索エンジンの検索結果を反映することができる拡張機能です。出力にリアルタイムの検索内容を含めることができるため、ChatGPTの欠点ともいわれるリアルタイム性をカバーできることが期待されます。
ただし、現在WebChatGPTで使用されている検索エンジンは「ダックダックゴー」で、Google検索の検索結果を反映しているわけではない点に注意が必要です。GPT-4公開以前はGPT-3、GPT-3.5における「嘘の回答」に困っていたユーザーも多く、実際の検索結果を反映して出力するWebChatGPTが注目された背景があります。現在はGPT-4のリリースにより、嘘の回答をあたかも本当のように回答することは無くなりましたが、検索結果を反映したアウトプットがほしい場合には活用してみてもよいかもしれません。
YoutubeDigest
YouTubeDigestは、ChatGPTを使ったYouTube動画の要約を行う拡張機能です。昨今は様々な情報が溢れており、動画コンテンツも日を追うごとに増えています。そのような背景から、YouTubeで閲覧する動画の内容を「簡潔に、要点だけを押さえたい」というニーズが存在します。「タイムパフォーマンス」という言葉に代表されるように、少ない時間でより多くの情報の要点に触れたい時に、YouTubeDigestは手助けしてくれることでしょう。
ChatGPT Writer
ChatGPT Writerは、ChatGPTを使用し、ブラウザ上の様々なツールで文章作成の手助けを行う拡張機能です。特にGmail上での動作に強く、「返信元のメール本文」をコピペして貼り付け、「どういった返信を行いたいのか」に関するシンプルな一文を入力するだけで返信用文章を自動生成してくれます。ビジネスメールであっても、定型的な文章を何度も打ち込んでいるような方には活用をおすすめできます。
まとめ
今回はChatGPTのおすすめChrome拡張機能を紹介しました。
検索結果をChatGPTの回答と一緒に表示する、事前に選択されたプロンプトを提供する、プロンプトや出力を保存してエクスポートする、リアルタイム検索結果を反映する、YouTube動画を要約する、電子メールの返信を自動生成するなどよりスムーズな情報収集が可能となります。ご自身の用途に合わせて是非お試しください。
ChatGPTの回答精度を上げるためのプロンプトの型、出力例については下記記事をご覧ください。
ChatGPTを活用するためのプロンプトとは?例文を交えて精度が上がる命令方法を紹介
生成AIについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
生成AI(ジェネレーティブAI)とは?種類・使い方・できることをわかりやすく解説
AIについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
AI・人工知能とは?定義・歴史・種類・仕組みから事例まで徹底解説
よくある質問
ChatGPTを活用したGoogle Chrome拡張機能には何がありますか?
ChatGPTを活用したGoogle Chrome拡張機能には、ChatGPTの回答と一緒に表示する機能、事前に選択されたプロンプトを提供する機能、プロンプトや出力を保存してエクスポートする機能、リアルタイム検索結果を反映する機能、YouTube動画を要約する機能、電子メールの返信を自動生成する機能があります。
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら