デンソー、社内の問い合わせ対応をAIで自動化。会議室予約も対応
最終更新日:2022/08/08
デンソーは深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用し、FAQ対応自動化サービス機能を導入しました。FAQ自動化のみならず、会議室予約・テレワークスペース予約・出張予約などの庶務業務の自動化を予定しています。
このAIニュースのポイント
- デンソーは深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用し、FAQ対応自動化サービス機能を導入
- 「タイムリーに的確な回答が返ってくる」「気軽に利用できるので問い合わせに対するハードルが下がる」などの声が上がる
- 会議室予約・テレワークスペース予約・出張予約などの庶務業務の自動化も予定
株式会社エイチは、株式会社BEDOREと連携して、株式会社デンソーに、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用し、「叡知チャットコンシェルジュ」のFAQ対応自動化サービス機能を導入・運用することになりました。
約4万5千人の社員が勤務するデンソーでは、数多くの部署が存在しています。昨今のコロナ禍の影響もあり、社内手続きに関する問合わせが増加する一方、「どこに問合わせをしたらいいのか分からない」「在宅勤務の中、問合わせを行うのは遠慮してしまう」という声が聞こえてくるようになりました。この様な状況の中、社員のお困りごとに対応すべく、窓口の明確化・気軽に問合わせのできる環境作りを思案していました。
中でも総務・人事本部では、人事手続きや勤怠情報の確認や経費申請方法などの問い合わせが多く、さらにその多くが定型的な内容であることから、対話エンジンの導入による自動化・業務効率化を検討していました。当社の対話エンジン「BEDORE Conversation」は、高精度のAIによる日本語の回答精度の高さと、各部署での運用のしやすさが高く評価され、採択されました。
現時点ではFAQの対応のみでスタートするものの、将来的には、「BEDORE Conversation」のチャットインターフェースからエイチ社のコンシェルジュサービス連携をすることで、FAQ自動化のみならず、会議室予約・テレワークスペース予約・出張予約などの庶務業務の自動化をすることができます。
デンソーでは、本格導入前に定性的なアンケート調査を行い、「タイムリーに的確な回答が返ってくる」「気軽に利用できるので問い合わせに対するハードルが下がる」などの声が上がっており、新たな窓口として期待を寄せられています。
出典:PR TIMES
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