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最終更新日:2026/10/16
西武鉄道とugo 変電所でAI実証
西武鉄道は、ugoと連携し、フィジカルAIロボット「ugo mini」を変電所に常駐させる実証実験を開始しました。ロボットの常駐による移動時間の削減と、収集データの活用による効率的な修繕体制の構築を図り、労働力不足に対応した持続可能な保守体制の実現を目指します。
このニュースのポイント
西武鉄道株式会社は、ugo株式会社と連携し、フィジカルAIロボット「ugo mini」を用いた変電所での実証実験を開始しました。
現在、西武鉄道は沿線34ヵ所に点在する変電設備をはじめ、広域に及ぶ電気設備の保守管理を担っています。現地巡回による点検では、現場への移動に多大な時間を要するほか、将来的な労働力不足への対応が課題となっています。
また、従来の「決まった期間ごとに点検を行う手法(TBM)」から「設備の状態を監視し、状態に応じて最適な時期に修繕を行う手法(CBM)」への転換も不可欠となっています。
こうした課題に対し、本実証ではデジタル化の加速による持続可能な保守体制の構築を推進します。ugoが提供するフィジカルAIロボット「ugo mini」を変電所に常駐させ、拠点常駐型のデジタル監視体制を構築します。
「ugo mini」は、伸縮・チルト機構の4Kカメラと3D LiDARを搭載し、自律走行とAIによるメーター読み取りに対応します。データセンターや精密機器工場など、静粛性と清潔さが求められる環境でも活躍します。

本実証は、保守係員の移動時間や工数の削減効果、人とロボットの役割分担を含む最適な運用フロー、各種センサーの計測データと保有データを組み合わせたCBM化の有効性を検証します。
期待される効果として、移動に費やしていた時間をゼロにし、変電所へ行かずとも事務所からアクセスできる体制を構築します。トラブル発生時の初動確認のスピードを向上させ、鉄道の安全と安定輸送を支えます。
また、常駐ロボットは現場の映像や温度のほか、今後は匂いなども高頻度で記録する計画です。人間による目視では気づきにくい微細な予兆をデータで検知することで、故障を未然に防ぐ保守モデルの確立を目指します。
西武鉄道は、本実証で得られた知見を生かし、次世代の設備形成やオペレーションの刷新を推進することで、電気設備全体のスマート化を実現するとしています。今後もデジタル技術を積極的に取り入れ、より持続可能な鉄道インフラの維持・管理に取り組む方針です。
出典:西武鉄道株式会社
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