生成AI

最終更新日:2026/08/31
KDDI JR西SC開発 商業施設開発AI
KDDIとJR西日本SC開発は、商業施設開発における調査・分析・戦略立案を一気通貫で支援するAIサービス「KDDI Market Compass」を開発しました。AIが商圏・競合・人流データを分析し、顧客ニーズや市場環境を踏まえた戦略仮説を提示します。
このニュースのポイント
KDDI株式会社とJR西日本SC開発株式会社は、商業施設開発における調査・分析・戦略立案を一気通貫で支援するAIサービス「KDDI Market Compass」を開発しました。本サービスは、2026年8月20日よりKDDIが提供を開始しています。
通常、商業施設開発においてはコンセプト定義やターゲット設定、フロア・店舗構成の検討など、各工程で特定の商圏における市場分析が重要な役割を果たします。しかし、時間的にも経済的にも多くのコストを要し、専門人材への依存などが課題とされていました。
今回開発された「KDDI Market Compass」は、KDDIが保有する位置情報データや属性データと、JR西日本SC開発が商業施設開発で培ってきた調査項目や評価観点などの実践知を組み合わせたAIサービスです。

KDDIの位置情報データや属性データは、スマートフォンを利用する顧客の許諾を得て取得した位置情報を、個人を特定できないよう統計的に加工して活用しています。最新3日前の鮮度の高いデータを保有し、狭域メッシュ単位で人の流れを把握できるほか、過去との比較や時系列での変化分析も可能です。
さらに、KDDI通信サービスの契約情報に基づく性別・年代などの属性情報と、高精度なGPS位置情報を組み合わせることで、人流の実態をより詳細に分析できます。

JR西日本SC開発の商業施設開発ノウハウを学習させたAIモデルを活用し、商圏データから生成したペルソナへの「仮想インタビュー」を実施します。これにより、定量データだけでは把握しづらい顧客の潜在ニーズや行動特性の把握を支援します。
実証実験では、従来約4ヵ月を要していた調査から戦略立案までのプロセスを最短1日に短縮できることを確認しました。専門人材に依存していた分析プロセスを標準化し、属人化の解消と品質の均一化にも貢献します。また、不動産開発やエリア開発領域にも活用可能となっています。
KDDIは、本サービスを第一弾として、今後さまざま業界の実践知と自社データ基盤を組み合わせた特定事業に特化したAIの開発を進める方針です。また、JR西日本SC開発は、本サービスを自社の商業施設開発でも活用するとともに、市場分析ノウハウを社会に還元し、不動産開発領域全体の高度化・効率化に貢献していきます。
出典:KDDI株式会社
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら