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最終更新日:2026/08/05
NVIDIAら30社超 共同開発同盟設立
NVIDIAは、MicrosoftやSpaceXAIなど30社を超える企業・団体と連携し、AI時代のセキュリティ強化を目的とした「Open Secure AI Alliance」を設立しました。
このニュースのポイント
NVIDIAは、MicrosoftやSpaceXAIなど30社以上が協力し、オープンソース技術を用いたAIセキュリティ同盟「Open Secure AI Alliance」を設立しました。
設立の背景には、OpenAIの開発中モデルが隔離環境を逸脱し、Hugging Faceのデータベースへ不正アクセスしたセキュリティインシデントがあります。この際、Hugging Faceは同社のインフラ上でオープンウェイトモデル「GLM 5.2」を実行し、アクションを分析して侵入を封じ込めました。
このインシデントは、防御側が自社インフラで高度なAIを検証・実行できなければ、有事に対応が制約される現実を浮き彫りにしました。重要産業のマルチベンダー・エコシステムにおいて単一障害点を回避するため、企業や国家にはオープンで最先端の防御ツールと技術が必要です。
本アライアンスは、Linux Foundationの「Akrites」イニシアチブおよびOpenSSFコミュニティの取り組みに基づき、ソフトウェアやAIエージェントを保護するためのオープンな技術・手法・ツールの開発と共有を推進します。
参加各社は、アイデンティティ管理、安全なモデルフォーマット、マルチモデルスキャンなど、AIエージェント向けのオープンな防御スタックを構築します。
NVIDIAは本アライアンスの一環として、エージェントハーネス向けに、高度なAI安全性機能へ容易にアクセスできる新しいオープンソースプロジェクト「NVIDIA Labs Object-Oriented Agent(NOOA)」をGitHubで公開しています。
さらに、Microsoftは、特化型AIエージェントを連携させてバグを検出するスキャンハーネス「MDASH」を提供しました。加えて、SpaceXAIは、ターミナルベースのAIコーディングエージェント「Grok Build」をオープンソース化しており、開発者や研究コミュニティを支援するため、将来的にはGrokシリーズのモデルウェイトもオープンソース化する計画です。
また、NVIDIAは政策立案者や規制当局に対し、オープンなモデルやハーネス、セキュリティツールを「負債」ではなく「防御資産」として位置付けるよう呼びかけています。最先端のオープンAIシステムに対する一律の規制は、かえって防衛能力を弱体化させ、特定プロバイダーへの権力集中や脆弱性をもたらすリスクがあると指摘しています。
NVIDIAは、AIエージェント時代における強靭で柔軟なセキュリティエコシステムの構築を目指し、政府、産業界、研究者へ向けて「Open Secure AI Alliance」への参画を促しています。
出典:NVIDIA
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