DXを推進するAIポータルメディア「AIsmiley」| AI製品・サービスの比較・検索サイト
03-6452-4750 10:00〜18:00 年末年始除く

OpenAI、新世代音声モデル「GPT-Live」公開。全二重アーキテクチャ搭載で自然な音声対話を実現

最終更新日:2026/07/13

OpenAI GPT-Live提供開始

OpenAIは、人間とAIの音声対話をより自然にする新世代の音声モデル「GPT-Live」を公開しました。全二重アーキテクチャ(フルデュプレックス)による継続的な対話処理を採用し、より自然な会話を実現します。

このニュースのポイント

  • OpenAIが音声モデルの最新版「GPT-Live」を提供開始。全二重アーキテクチャ(フルデュプレックス)で自然な音声対話を実現
  • GPT-5.5などのモデルと連携し、高度な処理をバックグラウンドで実行しながら会話を継続
  • 推論レベルを3段階から選択できるほか、ビジュアルカードによる視覚的な回答や音声検索、画像・ファイルのアップロードなどにも対応

OpenAIは、人間とAIの音声対話をより自然にする新世代の音声モデル「GPT‑Live」を公開しました。本モデルはChatGPT Go、Plus、Proユーザー向けの「GPT‑Live‑1」とFreeユーザー向けの「GPT‑Live‑1 mini」の2種類で構成されています。

従来の音声システムでは、各発話ターンを処理するために複数のモデルが順に動作する「カスケード型」や、1つのモデル内で音声の処理と生成を行う「ターンベース型」などが採用されていました。

しかし「カスケード型」では、複数のモデルを使用するためモデル間で情報が失われることがあり、応答の遅延やぎこちない会話の原因となっていました。

また「ターンベース型」では、ユーザーが話し終えるのを待つ必要があり、硬直したやり取りになっていました。さらに、順番の検出は無音を基準にしており、ごく短い間や背景音も会話の終わりと誤認されるため、モデルが不自然なタイミングで割り込んでしまうことがありました。

今回開発された本モデルは、全二重アーキテクチャ(フルデュプレックス)により個々のメッセージを順番に処理するのではなく、出力を生成しながら入力を継続的に処理します。

そのため、話す・聞き続ける・一時停止する・割り込む・ツールを呼び出すといった対話上の判断を1秒間に何度も行います。これにより、自然な掛け合いを行い、時間感覚をより適切に保ち、ライブ翻訳にも対応します。

さらに、継続的な対話処理を担う本モデルは、高度な作業から分離されています。質問に検索や推論、エージェント能力が必要な場合は、そのタスクをGPT‑5.5などのモデルに委任したうえで、バックグラウンドで処理しながら会話を続けられます。

性能評価においては、会話の流れや心地よさを測る人間評価で、これまでの「高度な音声モード」を大きく上回る評価を得ました。

科学的推論をテストする「GPQA」と、エージェント的検索をテストする「BrowseComp」などの各ベンチマークにおいても、従来モデルからの性能向上が示されています。

加えて、現実的な通信サポートタスクを評価する「τ³-Voice Telecom」では、高度な音声モードを上回りました。

本モデルとの会話は、これまで以上に本物に近い対話体験を実現します。実際の会話中には「mhmm」や「got it」といった相槌を打ち、自然に話を聞いていることを示します。なお、本モデル向けに、ChatGPTに用意されている9種類の個性的な音声がリマスターされて提供されます。

ユーザーは必要に応じて、最新のフロンティアモデルを活用し、推論レベルを3段階から選択できます。

素早い応答には「Instant」を使用し、より時間をかけて深い思考をさせたい場合は「Medium」もしくは「High」といった柔軟な使い分けが可能です。

また、質問内容に応じて会話中に天気や株価、スポーツなどの「ビジュアルカード」を表示し、視覚的な情報提示も行えます。音声からの検索やメモリ機能、画像、ファイルのアップロードにも対応しています。

安全性に関しても、音声特有のリスクに対応するためテスト範囲を拡大しています。音声会話はリアルタイムで進むため、会話中であってもシステムが安全でない出力を検知した場合は、モデルをより安全な応答へ誘導するほか、追加の安全性メッセージの提示や、高リスク判断時の音声会話の強制終了といった保護策が組み込まれました。

さらに、年齢に応じた適切な振る舞いをモデルに直接学習させているほか、10代の子どもがChatGPTの音声モードを使えるかどうかを選択できるペアレンタルコントロールも導入しています。

「GPT-Live」は現在、iOS、Android、ChatGPT.comにて、世界中のユーザーに順次提供されています。OpenAIは今後、本モデルのAPI導入や、ChatGPT上での動画付き音声、および画面共有機能も提供していく予定です。

出典:OpenAI

AIsmiley編集部

株式会社アイスマイリーが運営するAIポータルメディア「AIsmiley」は、AIの専門家によるコンテンツ配信とプロダクト紹介を行うWebメディアです。AI資格を保有した編集部がDX推進の事例や人工知能ソリューションの活用方法、ニュース、トレンド情報を発信しています。

・Facebookでも発信しています @AIsmiley.inc
・Xもフォローください @AIsmiley_inc
・Youtubeのチャンネル登録もお願いいたします@aismiley
メルマガに登録する

DXトレンドマガジン メールマガジン登録

業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。

お名前 - 姓・名

お名前を入力してください

メールアドレス

メールアドレスを入力してください

AI・人工知能記事カテゴリ一覧

今注目のカテゴリー

生成AI

チャットボット

AI-OCR

フィジカルAI

生成AI

チャットボット

AI-OCR

フィジカルAI

AI活用のご相談したい企業様はこちら

03-6452-4750

AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら