生成AI

最終更新日:2026/04/02
国内初病院内ヒューマノイドロボット実証実験
ジールスは、筑波大学発ベンチャーのQuickと共同で、筑波大学附属病院においてヒューマノイドロボット「Unitree G1」を用いた実証実験を実施しました。
このニュースのポイント
株式会社ZEALSは、筑波大学発ベンチャーの株式会社Quickと共同で、筑波大学附属病院において2026年3月23日から3日間、ヒューマノイドロボット「Unitree G1」を用いた実証実験を実施しました。
病院内における自律歩行、障害物回避、会話による道案内・運搬業務、異常検知などを検証し、将来の医療現場における実践導入に向けた大きな一歩となりました。
医療現場では、慢性的な人手不足が続く中、本来の専門業務のほかにも、見回りや物品対応といった間接業務も担っており、スタッフの大きな負担となっています。特に少人数で業務を支える夜間帯において、本来注力すべき患者のケアに時間を割きにくいことは大きな課題です。
そのため、医療の質を守りながら現場の負荷を軽減していくためには、間接業務をテクノロジーで支援し、人が人に向き合う時間を取り戻す視点がますます重要になっています。
ヒューマノイドロボットの活用は単なる省力化ではなく、医療従事者がより本質的な業務に集中できる環境を整えるための新たな選択肢になり得ます。特に医療の現場は、ロボットやAIに期待される役割が明確で、社会実装を前に進める必然性が極めて高い領域です。
こうした課題をふまえ、医療現場における課題やニーズへの理解を強みとするQuickと、人間空間向けロボット知能「Omakase OS」を開発するジールスが連携し、医療現場におけるロボティクスの社会実装を前に進める第一歩として本実証実験を実施しました。



実証には、ZEALSが開発した「Omakase OS」を搭載したUnitree G1ヒューマノイドロボットを用いて、夜間の病院内という実環境における自律歩行、障害物回避、案内や運搬を含む各種機能について検証を行いました。
実証実験の結果、一部スピーカーへの電源供給に関するアクシデントはありましたが、最終的には所定の検証項目を完遂しました。ヒューマノイドロボットが病院内という制約の大きい環境においても、人と同じ空間で移動しながら周辺環境を認識し、支援業務の一部を担える可能性を確認しました。
また、筑波大学附属病院関係者からも、将来の活用可能性について高い評価を得ました。さらに、今回の検証項目のほか、医療従事者が担うさまざまな間接業務への対応可能性についても新たなニーズが共有され、今後のユースケース拡張や開発の方向性について具体的なディスカッションを行いました。
今回の実証実験は、ヒューマノイドロボットの技術的な成立性を確認するだけでなく、医療現場においてどのような役割や支援が期待されるのかを具体化し、今後の共同検討につながる重要な一歩となりました。
ジールスCEO 清水正大氏は、「今後も、医療現場をはじめとする人手不足が深刻な現場において、ヒューマノイドロボットの社会実装を前進させていく」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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