パナソニック、生成AI技術を活用した 「松下幸之助」再現AIをPHP研究所と共同開発
最終更新日:2024/12/10
パナソニックホールディングスとPHP研究所は、松下幸之助の理念継承を目的とした人物再現AIを開発しました。
このニュースのポイント
- パナソニックホールディングスとPHP研究所が松下幸之助を生成AI技術で再現。松尾研究所と共同で開発
- 松下幸之助の著作物や講演・対談等の膨大な発言記録・音声データをもとに、リアルなデジタルヒューマンを生成
- 「松下幸之助ならどう考えるのか」など、より深い経営面での示唆を提供できる人物再現AIの開発を目指す
パナソニックホールディングス株式会社と株式会社PHP研究所は、松下電器産業株式会社(現・パナソニックホールディングス)の創業者であり、PHP研究所の創設者である松下幸之助の理念継承を目的とした人物再現AIを開発しました。
パナソニックグループでは、経営基本方針の基となる創業者・松下幸之助の経営理念を社員が正しく理解し、次の世代に継承していくことを目標に、最先端の技術である生成AIを活用することに至りました。
PHP研究所が保有する松下幸之助の著作物や講演・対談等の膨大な発言記録・音声データをもとに、パナソニックホールディングスが人物再現AIを開発し、人の思考と話し方を究極的に再現するデジタルヒューマン生成にチャレンジしました。また、今回の取り組みは、東京大学大学院工学系研究科 松尾・岩澤研究室の松尾 豊教授が技術顧問を務める株式会社松尾研究所と共同開発を行っています。
今後も両社は、松下幸之助から直接薫陶を受けた人物や松下幸之助研究者などの専門知識を取り込み、様々な状況や事例において「松下幸之助ならどう考えるのか」「松下幸之助ならどのような経営判断を行うのか」など、より深い経営面での示唆を提供できる人物再現AIの開発を目指します。
そして、本取り組みで得られた知見やノウハウを活かし、多様化する顧客の要望に対応できるパーソナライズドLLM技術など、今後の製品やサービスに応用するための研究開発を進めていく方針です。
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