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千葉銀行、エッジテクノロジーに公開買付けを実施。AI活用のDX戦略に向けて完全子会社化を目指す
最終更新日:2024/09/11
千葉銀行は、エッジテクノロジーの普通株式及び新株予約権を、公開買付け(TOB)により取得すると発表しました。
このAIニュースのポイント
- 千葉銀行、エッジテクノロジーへTOBを実施
- エッジテクノロジーはTOBに賛同し上場廃止の見込み。完全子会社化へ
- 両社のシナジーでAI活用のDX戦略を高度化し、企業価値の向上を図る
株式会社千葉銀行は、2024年9月6日開催の取締役会において、エッジテクノロジー株式会社の普通株式及び新株予約権を、公開買付けにより取得することを決議しました。
買い付け期間は9月9日から10月23日までとされ、買い付け価格は1株あたり841円で、総額は買付予定数の10,785,913株を乗じた約90億7000万円に上る見込みです。
取締役会決議では、本公開買付け及びその後の一連の手続きを経て、千葉銀行がエッジテクノロジーを完全子会社化することを前提として行われました。両社の企業価値の向上に資する考えのもと、エッジテクノロジーもTOBに賛同しており、上場廃止になる予定です。
両社の営業基盤を掛け合わせたシナジーには、DX戦略やAIを活用した顧客ソリューションの強化や、行内業務の効率化・高度化、職員のAIおよびDX対応力の向上、ブランド力の向上などが挙げられます。
また、エッジテクノロジーはフリーランスを中心としたAI人材データベースを強みとしています。実務経験豊富で業界知識の広い人材を活用することで、よりシナジー実現に寄与することが期待されます。
エッジテクノロジーの株式売却意向を受けて、千葉銀行はAI技術を活用して顧客体験を向上させるとともに、AIを中心とした「地域まるごとDX」などの取り組みを強化する方針です。また、エッジテクノロジーはAI事業を基盤に社会課題の解決を図り、千葉銀行グループと共に成長していくことを目指しています。
出典:千葉銀行
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