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最終更新日:2024/02/08
画像認識AIの導入活用事例10選!
AI・人工知能の技術が積極的に活用されている分野の一つが画像認識です。画像認識は、動画・画像データからパターンを認識して、その特徴から対象物を特定します。画像認識はディープラーニングにより精度が飛躍的に向上し、さまざまな業種・業界で導入が進んでいます。
この記事では、これまでAIsmileyに投稿された記事の中から、画像認識AIの導入活用事例に関する記事をピックアップ!各業界が抱えている課題と導入効果をまとめました。画像認識AIがどんな課題を解決してくれるのか?導入後の効果は?など企業の画像認識AI導入事例をぜひ参考にしてください。
画像認識について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

画像認識とは、「その画像に何が写っているのか」を認識する技術のことです。パターン認識の一種で、近年は深層学習(ディープラーニング)という手法によってさらに精度が向上してきており、多様な分野での導入が進んでいます。
人間の場合であれば、過去の経験をもとに「画像に写っている人(物)が誰(何)なのか」を判別することが可能です。しかし、コンピューターには人間のように「蓄積された経験」が存在しないため、経験を活かして画像に写っている人(物)を認識する作業はできませんでした。
ですが、画像認識AIを活用すれば、コンピューターも数多くの画像データから人(物)の特徴などを学習できます。そのため、学習データをもとにして画像に写っている人(物)を識別します。
画像認識技術は、すでにさまざまな分野での活用が進んでいます。IoTと組み合わせた防犯分野の例を挙げると、防犯カメラ映像の人物検知や不審行動検知が可能になります。そのため、従来よりも犯人の特定を早めることができたり、未然に何かしらの事件を防ぐことができたりするわけです。
ここからは、画像認識AIの最新事例をチェックしていきましょう。AIsmileyではAI資格保有コンサルタントが日々最新の事例をキャッチアップしています。あなたの業種や課題に合わせた事例や技術を聞いてみたい方は是非ご相談ください。弊社へのご相談は無料で無料の比較資料や事例集もお配りしています。
(ディープラーニングで加速する顔認識や画像認識や文字認識(OCR)技術×AIの活用事例)
法務省入国管理局では、外国人の入国手続きにより多くの人員を割く必要があり、そのためには日本人帰国者の入国手続きを簡素化する必要があるため、こうした顔認証ゲートの導入に踏み切りました。
パナソニックの顔認証ゲートは「初めての人・高齢の人でも、抵抗感なく間違わない・迷わない」簡単で安心なセキュリティシステムであることが特徴です。顔認証ゲートの利用にあたり、事前登録は一切不要。日本のパスポートに内蔵されているICチップ内の顔写真と、入国ゲートで撮影した本人の写真を照合し、本人確認を実施しています。
パナソニックの顔認識技術で、老化や化粧、表情による顔の変化も認識し、共連れ等の不正も検知してアラートすることが可能となりました。
JFEスチール株式会社は、日本電気株式会社及びNECソリューションイノベータ株式会社とともに、AIによる画像認識技術を、製鉄所における作業者の安全行動サポートに活用する技術を開発し、導入しました。製鉄所における安全推進に関するAIを活用した画像認識技術の適用は、国内業界では初の取り組みです。
(AI・人工知能を使った画像認識技術でできること、その活用事例)
Eコマースの世界的大手、中国のアリババ・グループは、早くからオンライン通販サイトに画像検索技術を取り入れています。
アリババの通販サイト「淘宝(タオバオ)」や「天猫(Tmall)」では、欲しい商品の写真をアップロードすると、サイトに掲載されている膨大な商品の中から類似のものを見つけ出してくれます。アリババによると、Eコマースプラットフォームに関するユーザーのクレームは大きく2つに集約されるといい、ひとつは「欲しいアイテムを見つけるのが困難」、もうひとつは「アイテムが豊富すぎて混乱する」というものだそうです。自分の欲しい商品写真をアップロードするだけで類似商品を探し出す画像検索は、こうしたユーザーのクレームを解決する手段なのです。
この技術を支えているのは、マシンラーニングとディープラーニングを活用したアリババ独自の画像検索エンジン「Image Search」。アリババは2009年に画像認識や文字認識を研究する研究所、図像和美研究団を自社内に設立し、人工知能による商品検索アルゴリズムを開発しています。
電通と電通国際情報サービス、双日が開発したのは、天然マグロの品質を判定する画像認識システム「Tuna scope」です。マグロの目利きになるには、最低でも10年はかかるそうです。しかし高齢化などでマグロの目利きができる熟練者は全盛期の半分にまで減少しており、後世にその技術や知識を伝えるのが難しくなっています。
「Tuna scope」は焼津の水産工場では、キハダマグロの尾の断面約4,000本のマグロの断面画像を収集。これらをマシンラーニング(機械学習)でAIに覚えさせ、たった1カ月で目利きのノウハウを取得させました。「Tuna scope」のAIは大量の画像からポイントを独自に解釈し、ノウハウとして確立することに成功しました。
開発したアプリを焼津の水産工場の検品フローに投入したところ、その道35年の職人と約85%の一致度を達成したとのことです。
また、AIが品質判定したマグロは東京のすし店に運ばれ、「AIマグロ」として販売されました。約1,000皿のAIマグロを試した客のうち、90%がその味に満足したといいます。
アサヒビール株式会社は、画像処理技術を活用した「輸入ワイン中味自動検査機」を開発しました。現在、人が目視で実施している輸入ワインの検品作業の品質水準を維持した上で、さらに「自動検査機」を導入し効率化することで、最適な品質管理体制を目指します。

(画像認識の応用でレジ打ち不要に!パン屋やスーパーで活用進むAIレジ)
株式会社ブレインが提供している「BakeryScan」は、トレイ上のパンの種類・値段をカメラで一括識別するシステムです。画像識別技術をレジ精算に応用する世界初の試みで、 ベーカリーショップのレジ業務に革新をもたらします。
地方の手作りパン屋でもAIレジの導入が進んでおり、パン屋に特化した「BakeryScan」(ベーカリースキャン)」というAIレジシステムに大きな注目が集まっています。この「BakeryScan」は、兵庫県西脇市に本社を置くシステム開発会社である株式会社ブレインが開発・提供する、トレイ上にあるパンの種類や値段をカメラで一括識別するシステムです。
商品の登録数は無限で、商品の形状や色、トッピングなどの制限もありません。そのため、オリジナリティ溢れるパンを販売している店舗でも、レジ業務の効率化を実現できます。
また、ブレインでは洋菓子店に特化した「SweetsScan」も提供しており、POSレジやセルフ精算機、対面セミセルフ精算機、キャッシュレス端末など、お店の形態に合わせて柔軟に組み合わせていくこともできます。
パン屋の場合、100種類以上のパンが並ぶことも多いため、新人スタッフがすべての商品名を覚えるのは決して簡単ではありません。新人スタッフを採用しても、商品名を覚えるのに時間がかかるため、働きたての時期からレジを任せることは難しくなってしまうわけです。
その点、「BakeryScan」を活用すれば、トレイの上のパンを簡単にレジ登録できます。商品名や写真がわかりやすく表示されるので、新人スタッフでも問題なくレジに立つことができるのです。

一般財団法人 日本気象協会と、株式会社Spectee、株式会社トランストロンは、2021年2月、AI等の先進技術を活用した車両の運行データの解析により、運送事業者の安全な運行を可能にするための路面情報や周辺気象情報の抽出を目的とする実証実験の覚書を締結し、2021年6月末までの期間でこれを実施しました。
IoT・ビッグデータ・AI等の技術革新がもたらす社会の大変革の中で、2018年に閣議決定された「未来投資戦略」において、情報社会の次の「Society 5.0」という概念とともに「データ駆動型社会の共通インフラの整備」が重点課題として挙げられました。
「データ駆動型社会」とは、現実空間にある多様なデータをサイバー空間に取り込んで解析し、そこで生み出された知識や価値を現実の社会問題解決や産業の活性化に活かそうというものです。こうした社会を実現するために、多様なプレイヤーがいろいろな取り組みにチャレンジすることが重要です。
実証実験では、トランストロンの製品であるデジタルタコグラフを導入している運送会社、幸楽輸送株式会社及び池田運輸株式会社の協力を得て、走行中に取得した路面の画像データを、日本気象協会の気象データとともにスペクティのAIで解析。乾燥、湿潤、凍結、積雪といった路面の状態を判定しました。
今回の3社による取り組みは、デジタルタコグラフから取得した現実世界のデータを、サイバー空間でAIを用いて解析し、それを現実社会にフィードバックする、まさに「データ駆動型社会」を体現した取り組みとなります。今回の実証実験の結果を基礎にして、今後さらに試行を重ね、早期の社会実装に結び付け、防災等への活用を目指します。

(画像から顔を検出!AI顔認証・顔認識の仕組みと活用事例を紹介)
千葉県佐倉市ユーカリが丘を開発する山万株式会社は、2021年5月10日 (月) より、昨年11月に運行を開始した「ユーカリが丘コミュニティバス」での顔認証乗車システム実証実験を行いました。
実証実験では、バスに乗車する際に、現金の支払いや定期券の提示等をすることなく、顔認証で乗車代金の決済ができるようになりました。パナソニック株式会社の顔認証技術の活用と、ジョルダン株式会社による決済・チケット管理のシステム「JorudanStyle3.1」を導入した仕組みです。
ユーカリが丘ではバスと鉄道という異なる公共交通機関において、顔認証乗車システムで決済という同一の仕組みによる乗車代金の決済を可能とすることで、「ユーカリが丘版MsaS」実現へ向けてスタート。将来的には自家用車を利用できない高齢者や子供が安心して便利に移動できる、新しい都市交通システムの実現を目指します。
そのためにもっと気軽に移動できるようなパーソナルモビリティや、自動運転によるバス運行、ドローンタクシーといった様々な交通手段の提供を検討中です。それらの交通手段をIoT技術を用いてシームレスに利用できる仕組みの導入によって、「ユーカリが丘版MaaS」の拡充を計画していきます。
2021年12月18日、19日にポートメッセなごやで開催された音楽フェス「MERRY ROCK PARADE 2021」では、エッジAIカメラを活用した滞在人数の即時計測及び計測した滞在人数の可視化、属性分析が行われました。
昨今のコロナ禍において、展示場や劇場、ホールなどあらゆる大規模空間では、滞在人数の制限がなされています。大規模空間でイベントを実施する際、大人数が同時に入退場する、出入口が複数あるなどの理由により入退場の管理が容易でない施設が存在しています。そのような施設においても、安心・安全なイベント(展示会やコンサート)の開催を実現するため、施設内の滞在人数をリアルタイムで把握することが求められています。
今回の社会実証では、ポートメッセなごやで開催される「MERRY ROCK PARADE 2021」において、エッジAIカメラ製品「IDEA counter」を使い、出入り口での管理を要しない大規模イベントの滞在人数を把握するシステムを構築するため「エッジAIカメラによる滞在人数の即時計測」「イベントにおける計測した滞在人数の可視化」「滞在人数の計測にかかる要員削減及びコスト削減の効果・来場者の属性分析(男女比など)」といった検証が行われました。
これらの計測は、会場内の滞在人数をリアルタイムで把握すること、入場者数の管理をサポートしてくれるため、今後さらに人数等の制限を順守した「安心・安全なイベント開催」の実現にも繋げやすくなるでしょう。

3人制バスケットボールリーグ「3×3.EXE PREMIER」を運営するクロススポーツマーケティング株式会社と株式会社NTTドコモは、AIを用いた「ハイライト動画自動作成サービス」を共同で開発。プロリーグ「3×3.EXE PREMIER」2021年シーズンが開幕する2021年5月から、参加する全チームを対象にサービスを開始しました。
今回のサービスは、「3×3.EXE PREMIER」2021年シーズンに参戦するチャイニーズタイペイ、日本、タイ、ニュージーランドの四つの国と地域の男女96チームに提供されます。利用者は試合やチーム、選手を指定して、ゴールシーンなどのハイライト動画をAI技術により自動で抽出し、ダウンロードすることが可能です。
さらに、抽出動画の秒数の調整や、音楽の合成などの編集が可能なため、SNS上への共有やスカウティング、チームプロモーションなど利用シーンも広がっていくことが期待されています。
最近では、製造現場の検品作業のほか、セキュリティ対策やECサイトの自動分類などにも画像認識AIの利用分野は次第に拡大しております。少子高齢化による労働力不足で働き方改革が求められる昨今、ますます活用が広がっていくでしょう。
AIsmileyでは、画像認識AIについてまとめた比較資料を無料でお配りしています。機能や特徴、価格などを簡単に比較検討することができますので、画像認識AIの導入を検討の際は、ぜひお気軽にご活用ください。また、AI活用の無料相談も承っております。最新技術や導入事例を知りたい方はお気軽にご相談ください。AI資格保有コンサルタントが対応いたします。
画像認識とは、「その画像に何が写っているのか」を認識する技術のことです。パターン認識の一種で、近年は深層学習(ディープラーニング)という手法によってさらに精度が向上してきており、多様な分野での導入が進んでいます。
画像認識技術の例として、IoTと組み合わせた防犯分野が挙げられます。防犯カメラ映像の人物検知や不審行動検知が可能になります。
画像認識技術を活用している業界の例として、以下が挙げられます。
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