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最終更新日:2026/07/14
SpaceXAI Grok 4.5提供開始
SpaceXAIは、AIモデルの最新版「Grok 4.5」の提供を開始しました。推論能力やトークン効率が向上し、コーディングや複雑なエージェントタスクへの対応力が大幅に強化されています。
このニュースのポイント
「Grok 4.5」は、SpaceXAIが開発した最も高性能なモデルであり、コーディング、エージェントタスク、および知識労働に特化して設計されています。また、AIコーディングツール「Cursor」と並行してトレーニングが行われました。
本モデルは、コーディング、科学、工学、数学といった幅広い分野の知識を網羅したデータセットを用いて学習されています。高度な推論能力と効率的な処理能力を兼ね備え、実際のエンジニアリングタスクにおいて優れた性能を発揮します。
トレーニングには、数万台の「NVIDIA GB300 GPU」が使用されています。単なるトークン量だけでなく、重複排除や品質スコアリング、ドメイン特化型の選択など、データのフィルタリングとキュレーションに多大な投資を行うことで、データの網羅性と情報品質を高い水準で維持しています。

実務に近いコーディングエージェントとしての性能を評価する「DeepSWE 1.0」において、本モデルは「Claude Opus 4.8」を上回るスコアを記録しました。

また、長時間のソフトウェアエンジニアリングタスクを測る「SWE Marathon」では、本モデルが29%のスコアで1位を獲得しています。

さらに、高度なRustやC/C++などのタスクから、エンドツーエンドのアプリケーション開発までの作業を担えます。
プロンプト1つだけの仕様指示でも、時間調整や軌道計算が可能な「宇宙と太陽系の3Dシミュレーションアプリ」をモダンかつ機能的なデザインで完成させるなど、高度なアプリケーションを作成する能力に優れています。

加えて、Webからの調査を伴う複雑なExcelモデルの構築、PowerPointでの直感的なスライド設計、Wordでの明確な文章作成など、複数のツールを切り替えながら完了する事務作業の能力にも優れています。

また、他社モデルと比較して、同じタスクにおけるトークン効率も優れています。現実に近いソフトウェア開発タスクを測るベンチマーク「SWE Bench Pro」のタスクを実行した際、本モデルの平均出力トークン数は15,954を記録しています。
これは「Claude Opus 4.8」と比較して約4.2倍少ない出力トークンで同等のタスクを処理したことを意味します。このトークン効率に加え、約80TPSという高速な応答速度も維持しています。
利用料金は、入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり6ドルと、他社と比較して非常に競争力のある価格設定となっています。
現在は「Grok Build」と「Cursor」の全プラン、およびSpaceXAIコンソールを通じて利用できます。なお、EU圏内での提供については、7月中旬以降に順次展開される予定です。
出典:SpaceXAI
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